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私を大事にするヒント

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#生き方

丁寧な生き方とは?

丁寧な生き方とは?

朝早く目を覚まし、朝日を浴びながらお白湯をすする。
季節仕事をしながら、時を重ねていく。
テーブルには毎食、新鮮な旬の食材が並び、
身体に良いもので構成されたメニュー。
年末の大掃除なんてしなくていいよう、日々掃除に整頓された部屋ですごす。
そんな、丁寧な暮らしに憧れます。

小さな子どもがいると、理想とはほど遠い日だってあるのが現実です。

でも、そんな私も自分と日々向きあって、
「今わたしどう

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大丈夫という言葉の裏側にあるもの

大丈夫という言葉の裏側にあるもの

"大丈夫"という言葉の力に何度助けられたことだろうかと思う。

もう無理、だと思った時に
この魔法の言葉を唱えると
なんとかなってきたように思います。

"大丈夫"と口にすることで、
表面上はなんとかなる。

でも、同時に"大丈夫じゃない"自分はどこかに忘れ去られていく。

大丈夫じゃない私の行方は?
どうなってしまうんだろう。
ブラックホールにのまれてしまうのかな。

随分と長い間、大丈夫という

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自分を大切にすること、の具体性

自分を大切にすること、の具体性

自分を大切にするために、身体のケアをしたり、美味しいものを食べたり、欲しかったものをご褒美したりと、自分を労わってきたつもりになっていました。

でも、肝心なことができてなかったことに気づいてしまいました。

それは、何か?

私が、本当に望んでいる生き方を、私がしてあげてなかったということ。

安定とか、効率とか、他人からの目とか。
誰かのモノサシで測った基準で、仕事や生き方を選んでいることがあ

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その人らしさ、とは

その人らしさ、とは

今年のお盆は、昨年亡くなった祖母の初盆で帰省しています。

祖母は、祖父の事業を手伝いながら苦労したこともありましたが、
晩年は畑仕事を楽しみながら
沢山の孫やひ孫に囲まれ慕われて幸せだったと
生前話してくれていました。

80代で亡くなった祖母ですが、
道ゆく人、子供から大人まで
等しく接して、
配達の方にお茶を出したりするような
温かい人でした。

昨日から若い方からご年配の方まで
100人以

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私らしい方へ進む勇気

私らしい方へ進む勇気

私の周りでは近頃、サラリーマンを辞めてフリーランスになったり、起業準備をはじめたり、転職したりと、仕事での転機を迎えている人が多い気がします。
たまたまかも知れませんが、何か"流れ"のようなものを感じます。

新しい仕事に就いた彼が「堪え情がないんですよね」と軽やかに語りました。
そうは言いますが、彼は次から次に仕事を見つけて活躍する場を見つけているんですよね。
場所を変える彼をみて、軽やかにサー

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一歩踏み出そうとすると、世界に試される

一歩踏み出そうとすると、世界に試される

あなたが何か新しいことをはじめようと決断して動きはじめると、
「それ、実現できるの?」
「本当に大丈夫?」
「お金になるの?」
など、周りに言われたりしたことはありませんか?

何か決断して前に進もうとし始めると、あなたの本気度を確認するために、
「試される」状況がやってきます。

そう、あなたの心の不安を
世界が映し出すんです。

本当にやりたいのか?と
試しに来ているのだと思って、

今一度自

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自分と向き合うこと

自分と向き合うこと

あまりにも自分の本当の気持ちを無視してきたなぁと思うことがありました。

頭は騙せても、身体は騙せないので
不調として現れたこともあります。

実は2年前に大きな病気が見つかって
手術もしました。
そこから人生で大切にしたいことも変わりました。

20代の頃はノートを用いて
よく自分と向き合っていました。
欲しい結果や望みを叶えられたと実感できていた時です。
30代はフルタイムで仕事をしながら2度

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その人らしく働くためには?

その人らしく働くためには?

"well working"

人事労務ソフトのサービスを展開するsmartHRさんのコーポレートミッションの言葉です。

ウェルビーイングからヒントを得てつくり出した造語だとか。

「wellworking(良く働く)」というキャッチフレーズのもとに、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる」というコーポレートミッションを掲げて活動されています。

"その人らしく働

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あなたの周りに素敵だと思える人、尊敬できる人はいますか?

あなたの周りに素敵だと思える人、尊敬できる人はいますか?

10年前の日記を読み返したときに
ふと目に止まった言葉があったんです。

"素敵だなぁと思う人、似てるなぁと思う人のそばへ"

ひと回りほど年上の経営者さんに
取材した時に心に残った言葉でした。

その方のように素敵に歳を重ねるにはどうしたらいいのか?
というような質問をさせていただいたのでした。

当時の私は28歳。社会人になりそれなりに実績を残し、自信もついていたとき。
一方で、
自分の目指す

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人生が変わり始める時

人生が変わり始める時

誰にでも、人生の潮目が変わる時がある。
それは、たいてい自分に何か良くないことが起こったとき。

仕事をクビになるとか、大きく体調を崩すとか。
そういうことが起こって初めて、人はちゃんと自分の目を見開いて、「何やってたんだ」と気づく。

私の場合は、病気をしたことや、大切な身近な人が亡くなったことがきっかけでした。

そして、わたしの内側から聞こえてくる声にちゃんと耳を傾けるようになる。

何とな

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願いをまっすぐに放つ

願いをまっすぐに放つ

今年も6月に京都で中国茶が集まる一大イベントと言える吉田山大茶会が開催される。吉田神社の境内に40軒近くのブースが並び、約300種類のお茶が集うという。
お茶好きにはたまらない催しだ。

憧れを抱いてから早3年。
コロナや子育てを理由に、行きたいけれど「今は行けない」と決めつけ、自分に体験させてあげることを放棄していた。
というわけで、私はまだ憧れの地には足を運んだことがない。

京都吉田山大茶会

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今、ここ

今、ここ

過去のことを悔やんだり、未来のことを考えて憂いて、心ここにあらずという状態になることがある。
子どもと一緒に暮らしていて思うことは、子どもは今この瞬間に集中していきているということ。彼女たちは今、どう在りたいかに忠実である。

「今、ここ」に集中するとどうなるか?
感性の受容体を開く、感じる器がひろがっていく。
感じられると、心が震える瞬間を逃さないので、現実も変えていく力をもっている。

大人で

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