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神のみぞ知るセカイを読み返して
完結から9年たった今この漫画を覚えている人がどれだけいるのだろうか。
少なくとも僕の人生の傍らには常にこの漫画がありました。
僕が読み終えたころ丁度最終回を迎えたはずなので、当時12歳。
本当に衝撃で、勃興してきたYouTubeにアップされたキャラソンを親の目を盗んで持ってきた携帯で夜中じゅう聞いたものです。
お気に入りは汐宮栞ちゃん。本当に好きで、アニメを見て花澤香菜さんに惚れて・・・入れ
僕が慶應AO入学に黒々とした
怨嗟の声を上げるうちに
彼らは彼らの道をゆき、
僕はただ摩耗する。
僕は私の生の充実のために
どんな手段でもつかい
勝ちのために何でも使う、格差すら
味方にあるうちは肯定する。
怨嗟の声をたつきにしようとした。
社会から金を取る手段にしようとした。
全員を殺せないので、
全員を救うことで社会を見返そうとした。
屈辱を、晴らせなかった。
悔しくて悔しくてたまらない。
復讐で
僕が動くのに合わせて、彼女の目線が動いていた。
どこかへ運ばれていくトロッコの中で
荘厳な夕焼けと碧と青と紫と少しの赤の中で
彼女は微笑んでいた
写真を撮ろうとする僕を振り返って、そこでそうあることがうれしいと
笑っていた
惰性で勉強しているときが一番安らぐ
勉強をしていなければ不安に圧し潰され
頭を働かせているとしんどい
単位のために出た授業でぼーっとしていたり
理解した文法を定着させるためにシャーペンを動かしているとき
生存に必要な努力、という建前を得て作業しているときが
一番安らぐ
おわれない、終わらない、道化でも、傀儡でも、愚劣でも