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写真【レンズ沼へようこそ】

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趣味と実益を兼ねた写真の数々に加え、写真に関するコラムを書いています。
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#ファインダー越しの私の世界

カメラやレンズはなんでもいい。撮りたいものをランダムに撮ろう

カメラやレンズはなんでもいい。撮りたいものをランダムに撮ろう

写真を始めてから12年、初めて一眼レフを買ってから10年。

その間ずっと「撮りたいもの」を撮り続けてきた。

飽きっぽくて何をやっても長続きしない私が、10年以上1度も飽きることなく「撮る」を続けてきたのは結構すごいことだ。



といっても、使ってきたカメラの種類はさまざまだ。

写真を始めたころは手軽さがウリのコンデジや「写ルンです」がメイン。

鳥などをガチ撮りしていたころは動体撮影に強

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カメラは「過去の瞬間」を忠実に残すツールです

カメラは「過去の瞬間」を忠実に残すツールです

先日美容院にてスマホカメラの話題で盛り上がりましたが、その会話のなかで美容師がふと言った言葉が心に残っています。

「今はいい時代ですよね。残しておきたい『瞬間』がいつでもスマホで撮れますから」

その通りだ。と私は思いました。

スマホカメラは、その手軽さゆえに残しておかない方がよい「瞬間」も撮れてしまうという大きな欠点があることは確かです。

けれども、それ以上に残しておきたい「瞬間」が忘却の

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調子に乗って連写していたらあっという間にシャッターが……

調子に乗って連写していたらあっという間にシャッターが……

鳥写真あるあるネタ第3弾です。

現在私が所有しているメイン機は連写速度に優れたEOS7Dです。

後継機EOS7DMARK2が発表され、価格が大幅に下がった折に買ったので、多分4年ぐらいしか経っていないはずなのですが、すでにシャッター回数が限界に近づき、連写が不可能な状態になっています。

その理由はただひとつ。

フィールドに出るたびに機関銃のごとく連写を繰り返していた

からです。

鳥とい

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三脚が6ケタ台?金銭感覚が麻痺する鳥写真の世界

三脚が6ケタ台?金銭感覚が麻痺する鳥写真の世界

今日も鳥写真愛好家あるあるネタを投下致します。

前回の話は下記をご覧ください。

前回は、鳥写真愛好家=レンズ沼から抜けられなくなるという話をしましたが、実は他にも散財の種があります。それが三脚です。

大砲、あるいはバズーカと呼ばれる超高倍率レンズ(※)はかなりの重量があります。(お値段もすごいですが)

※サンプルとしてアマゾンの商品紹介ページ(CanonEFEF600mm F4L IS I

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レンズ沼へようこそ

レンズ沼へようこそ

最近、日頃ネットで交流がある皆さんの一眼レフ所有率がじわじわと上がっていることを感じています。

また、ここ何回かのエントリーで毒を吐き切った感が強いため、だいぶ心身ともにすっきりし、気持ちが前向きにもなっています。(←迷惑な奴)

そこで、桜撮影のために久々に出した一眼レフの話を少しずつしていきます。といっても、撮影の上であまり参考になる話ではなく、普段私が一眼レフを使う中で思ったことなどをつら

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鳥を被写体にした瞬間「おまえはすでに死んでいる(レンズ沼の底で)」

鳥を被写体にした瞬間「おまえはすでに死んでいる(レンズ沼の底で)」

「レンズ沼へようこそ」第2弾です。

で、今日はふと思い出した別のお題について書いてみます。

** 今日のお題:鳥写真愛好家はもっともレンズ沼にはまりやすい**

5年ほど狂ったように鳥写真を撮っていた時期がありました。その時感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。

では本題です。

鳥写真の撮影には高倍率レンズ(ズーム・単焦点)が必要不可欠です。

たとえば、レンズなら300m

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