記事一覧
友達ってどうやって作るんだっけ
大学3年の夏である。
3日前、蝉が鳴いていることに気がついた。
もうそんな季節か、と思う。
今の大学にいる期間は二年と半年。中学高校ならもう少しで卒業だ。
中学校にも、高校にも、毎日会って話せる友達がいた。何気ない会話をして、休みの日には遊びに行って。テスト前になったら一緒に勉強して。当たり前に、そうだった。
そうやって人間関係を構築するのに同じだけの時間を、大学でも過ごしてきたはずなのに
どうして理由付けが必要だと
最近、21歳になった。
この4月からはもう大学3年生である。就活の波が、目前に迫っている。
仕事について、これまでもいろいろ考えてきた。
さかのぼれば小学生の時は図工の授業で「なりたい仕事」をしている自分の姿を、針金と粘土を使って作った記憶がある。その時は図書館司書になりたかったらしい。割箸で骨組みを作った本棚に、不格好に背骨がゆがんだ想像上の大人の私が、本を棚に戻そうとしているひとコマだ。
[本]「思いを伝えるということ」を読んで
こんばんは。
今回は大宮エリーさんの、「思いを伝えるということ」という本を読んで考えたこと。
__________________________________________________
最初に思ったのは、春のチューリップみたいな本だ、ということ。
ぶわぁっと大きくその花びらを広げて咲くのとは少し違って、すぼめるようにして咲くチューリップみたいな、どこか控えめで、でもまるで何かを守って
[本]「父ではありませんが 第三者として考える」を読んで
2024年最初のnote。武田砂鉄さんの「父ではありませんが 第三者として考える」を読んで。
今回はinstagramの読書記録のままです。長いです。
-----------------------------------------------------------
生まれて初めて、「書き込みたい」と思った本だった。
主に子供を持つ持たない、父/母になるならない、女性のキャリアと結婚と出