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リフレクションと現代の教育方法
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
春は入れ替わりの時期であり,ヒヤリハットやインシデントが増えてないでしょうか?私の部署でも幸いなことに患者さんに影響はなかった小さなヒヤリハットが立て続けに発生しています。
何らかのヒヤリハットやインシデントが生じた後にスタッフ間で振り返りを行うことは多々あると思います。その際にただ反省をするだけの時間にするのではなく,次の行動に繋げられるメリットがあ
知っていますか?アサーティブコミュニケーション
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
今日から新年度ですね。
さて新人さんや中途さんなど新しいスタッフがたくさん入ってきた病院も多いのではないでしょうか。
私の部署でも新たなスタッフが数名入ってきます。慢性的な人手不足なので,大変ありがたい限りです。そんな大切な新戦力の方々を含めて,全てのスタッフが気持ちの良い職場で働くために大切なアサーティブコミュニケーションについてまとめたいと思います
新人看護師の皆さんへ
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
明日から新年度ですね。
新人看護師の皆さん,ご入職おめでとうございます。
辛かった実習を終え,国試合格へのプレッシャーにも耐え,ようやく春がやってきたのではないでしょうか。
学生時代の実習とは違い,これからは自分の行った行為全てに責任が生じるようになります。
私自身は入職前の今日,ものすごく不安でいっぱいでした。
もちろん入職してからも常に不安でし
その抗菌薬は何のために使っていますか?
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
私たち看護師は医師の指示のもと薬剤を準備します。もちろんその薬剤の薬効や副作用はある程度把握していますが,何をターゲットにその抗菌薬を使用しているかご存知でしょうか。
恥ずかしい話,私自身は若手の頃は「感染予防のために抗菌薬を投与する」という大雑把な解釈しかできていませんでした。
なので今回は何をターゲットにその抗菌薬を使用しているか?に焦点を当てた
知っていますか?悪性高熱症
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
今回は悪性高熱症についてです。
手術室看護師であれば一度は勉強すると思います。
手術室での勤務経験のない医療職者の方では馴染みのないワードかもしれません。
しかし患者さんの生命に直結する疾患のため頭の片隅に覚えておいて欲しいです。
悪性高熱症とは
悪性高熱症とは全身麻酔中に突然高熱となる常染色体優性遺伝の筋肉疾患です。
全身麻酔症例10万人に1〜2
知っていますか?手術室の仕事 〜手術をするだけが仕事じゃない〜
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
手術室看護師なら誰でも一度はもやっとしたことがある話を今回は書きたいと思います。
私自身は非常にもやっとしていますよ・・・笑
大きな病院に勤めている看護師であれば「応援制度」は耳にしたことがあると思います。
その名の通り、看護師の人数が足りていない部署や、忙しい部署に「応援=お手伝い」に行く制度です。
患者さんが困っているわけですから、応援に行くの
手術室看護師のストレスに対する対処方法
こんにちは。手術室看護師のnanaです。
前回は看護師のストレスの要因に焦点を当てたので、その対処方法を考えたいと思います。
1.手術室看護師の高度な専門知識とスキル
1.継続的な学習と専門知識の向上
手術室看護師として、高度な臨床判断力と専門知識が不可欠です。手術の種類や状況に応じて、異なる看護アプローチが求められ、最新の医療情報に追随することが求められます。
医学書籍や医学雑誌の継続的な