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金田一少年の事件簿 怪奇サーカスの殺人
前述した異人館村殺人事件と同じ日に読んだ作品。
犯人とトリックを解く事は出来なかったけれど、読み終わった時に異人館村殺人事件よりも難易度は高くないのかなと思った。
ミステリ好きならあっさり解けそうだなと感じる。ストーリーの部分はしっかりしていてよんでいて面白かった。
金田一少年の事件簿 異人館村殺人事件
コミック文庫になる前の原作コミックもドラマもリアルタイムど読んで、観ていた自分の中で印象に残っている事件のひとつ。その後、メイントリックで色々と話題になるのだけど。
今回、改めて読んでみると、メイントリックの部分を除いてもストーリーとしてはすごく面白いと思う。過去に六角村で起きた出来事から繋がっていく人物達。
犯人もトリックも結末もわかっているのに、間を空けて読むと読み応えがある。
夜のミッキー・マウス/谷川俊太郎
谷川俊太郎さんの詩に触れたのは、恐竜人間に収録されている詩をamazarashiの「季節は次々死んでいく」のMVで観たのが最初だったと思う。
詩は短い言葉でハッとさせられる事もあれば、読んでもどういう事なんだろうと思う事もある。
そこから自分の想像力をどう飛ばすかで、見える景色は読む人それぞれで違ってくると思うし、再読した時も、その時の年齢や感情で異なって見えてくるとも思う。
谷川さんもその
限りなく透明に近いブルー 新装版/村上龍
この物語が事実に基づいたものなのか、フィクションなのかは正直分からないし、個人的にはどうでもいい。自分には絶対訪れないだろう世界が作品の中には広がっていた。格好良いとも思わないし、経験したいとも思わない。
読む人によっては嫌悪感を覚えるだろう。
自分はまさにそれだ。
けれど、同時に物語の登場人物達の未来に希望があってほしいとも思う。
もし、過剰に物語が展開されていたら、そうは思わなかっただろ