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セクシー田中さん①/芦原妃名子
派遣OLの朱里は“堅実”で“普通”の結婚をするために婚活中。高望みはしない、不幸にならなければよい。
そんなリスクヘッジの日々を過ごす彼女には、実は気になる存在が…。地味で独身アラフォー女、“経理部のAI”こと田中さん。
ある日、偶然にも田中さんの“正体”を見てしまった朱里は…?
読んでいて何か色々なモノが自分にグサグサ刺さりまくった。いかに男という生き物が女性の気持ちを考えずに生きているのか、当たり前に酷い言葉を投げかけているのかという事を教えられた様な気がした。
(あくまで自分がそう感じたたけだけど)
ただ、それを重いまま描くのではなくて、ギャグを交えながら展開しているから、時々思わずクスリと笑ってしまう。でも、それも間違いではないと思う。
同時に人はふとしたきっかけで自分を変える事が出来るのだと思った。自分もそんなきっかけや出会いがほしい。
この作品に出会えたのも、そのきっかけの一つだと思う…だからこそ哀しい。
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