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笑いのカイブツ/ツチヤタカユキ

命を削るようにネタを生み出し、圧倒的な質と量の投稿で「伝説のハガキ職人」と呼ばれた主人公。

作家を志すも「人間関係不得意」のため挫折の連続。

やがて死を思うようになった彼の頭の中に、奇妙な「カイブツ」が棲みつき、主人公を叱咤し、罵倒し、打ちのめす。

これは妄想か現実か?
熱狂的な主人公の行く先は何処?

笑いのカイブツより

何かに思い切り、好きを通り越して狂えた事があるだろうか?自分にそんな事はなかった。

彼の生き方は無茶苦茶だ。でも笑いには一直線である。ツチヤタカユキという人間に狂気を感じながらも、同時に何処か羨ましさも感じていた。

好きな事で飯を食べる為には、嫌な事もしなければいけないし、悲しくなる言葉も浴びせられる。

でも、そんなモノ全てをすっ飛ばす事で失うモノがあると同時に得られるモノもある。それを大きいと思うか、小さいと思うかは人それぞれだ。

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