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復職を模索。さんぽセンター訪問
私は、普段は企業で正社員として働いている。仕事は手術の少し前から、病気療養のため休みを取っていた。
職種は専門職で、肉体&頭脳労働、時間も不規則となかなかにハード。とても今のような身体の状態ではついていけない。
でも、早く働けるようになりたい…留学から帰ってきて、学んだことも活かしたいしやりたいこともいっぱいある。
コロナも経て、世の中は在宅勤務やリモートワークなど柔軟な働き方も広がっている
Facebookと患者会ー私の支え
突然、病気になった。しかも聞いたことがないような、珍しい病気に。
質問したいことがいっぱいあるのに、医者とはゆっくり話す時間もない。
周囲に同じような病気の人もおらず、気持ちを吐き出したいのに吐き出せない。
真っ暗なトンネルの中を一人ぽっちでとぼとぼ歩いているよう、そんな状態の私を支えてくれたものが2つあります。
主にクッシング病・クッシング症候群の患者が集まるFacebookのグループと、
「副腎不全患者カード」と「ヘルプマーク」ー私のお供
さて、持病があると外出は恐怖ですよね。
外出先で体調が悪くなったら。万が一事故などにあって自分で自分の症状を申告できない状態になったら。…不安のタネは尽きません。
近所ならまだしも、外からわかりにくい病気なだけに人混み等の場所に行くのはもっと怖い。
でも、少しでも家の外に出るのは気分転換になります。近所を歩いてみたり、お気に入りのカフェに行ってみたりなど、いつもと違う視界になるだけで落ち込みが
術後3カ月目の小旅行ー「9年に一度の凶運年?!」と名刹での出会い
手術から3カ月。思い切って旅に出た。目的地は、電車で2時間ほどの海沿いの温泉だ。
どうにもならない体の痛み、だるさ。復帰できるのか、治るのかなど、先の見えない不安。そういったものから逃れたくて、小旅行に出かけた。
もともと旅は大好き。以前は、時間があればふらりと近場に遠出していた。そんな日々に、早く戻りたくてお試し旅行をしてみよう、とも思った。
移動は簡単、乗り換え少なく座れる時間帯。現地で
手術後3カ月~、アップダウン激しく
痛みやだるさが続くことに我慢しきれず、予約外だが病院にかけこむことにした。
ただ、あえていつもの主治医がいない日を選んだ。これまでの主治医の対応だと、症状を訴えたとしてもおそらく「わからない」「どうしようもない」と言われるだけではないか、と考えたからだ。
私の個人的な感覚では、これらの症状は絶対にホルモン不足によるもの。だって、減薬を始めてから、明らかに症状がひどくなってるんだもの。でも、あの
退院2か月目。苦難の日々…
退院して時間はどんどん過ぎていくのに、体調の回復はそれほど感じられない。というより、いろいろな症状が次から次に現れ、増えてくる。日常動作にも”支障”を感じるほどだ。
具体的には、
●朝起きたとき、手の指が固まっている。検索すると、リウマチの症状だとか…私はリウマチなのか?
●関節が痛い。立ち上がると、足(足首から下全部)の関節1つ1つの存在をはっきりと感じるほど。固い床にあたったり、体重を少
病気のこと、周りにどう伝える?
これって永遠のテーマな気がします…
病気になった。しかも珍しくて、情報が少なく、治療法も限られる病気に。一緒にいるときに何かあるかもしれないし、知らせる必要がある状況かもしれない。
そんなとき、「誰に」「どこまで」「どのように」説明しますか?
病気への不安はともかく、病名が確定するまで一番つらかったのは、周囲にうまく説明できなかったことです。何が起こっているのか自分でも理解できないので、人に
術後2日目~1週間ごろ
手術後2日目には、早くも身体につながっていたいろいろな管も徐々に取れていきました。管が取れると、やはり気分も上がるし体も軽くなる!自分の意思でいろいろ動けるってやはり大事なんだなあ、と痛感します。
本格的な治療はこれからだけど、まずは手術という大きな節目を乗り越えて目に見える体の回復を喜びたい。
手術後3日目
最後まで残っていた麻酔の管と、点滴の管がようやく抜けました!
管がなくなったことで移
手術直後ー経験者やプロの金言が支え
手術後。
「終わりましたよー」の掛け声で、手術台の上で目が覚める。そのままストレッチャーで病室に戻る。
手術は2時間ほどで、出血も少なくあっさり終わったそう。リカバリーも早いだろうと、ベッドわきで主治医は言った。
でも、その後が長かった…ベッドの上でひたすら横になり、何もできない状態が続くのです。背中やわき腹には腹腔鏡の手術後に管が入ったままになっており、横になったまま寝返りも打てない。術
入院準備ー往生際でじたばた
帰国してすぐ主治医に会いに行き、再び様々な検査などを経て、3カ月後に手術することになりました。
そして、いよいよ手術日が近づいてきました…
これまで入院は検査だけも含めて4回、開腹手術も2回、経験してきた「猛者(?)」の私とはいえ、やっぱり手術は怖い。しかも今回は、手術したらあとは回復するだけ!という状況ではなく、手術後の体調も全く読めない。
手術前にたまたま、「下垂体機能不全」に関するオン