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手術前夜~いざ本番

手術前日に入院。母が荷物を持ち、ラッシュの電車に乗って病院まで付き添ってくれました。母も年老いてきて、いろいろ身体の不具合も出てきてるのになあ…もっと私が元気で、楽しい話題だけ提供できていればいいのになあ。申し訳ない気持ちもつのります。
 
病室は4人部屋で、私のベッドは窓際です。思ったより個人スペースも広く、快適に過ごせそう笑
 
午前中に到着した直後から、病室付き看護師、執刀する医師、麻酔科の医師、手術室付き医師、薬剤師と次々にいろんな人がきて説明してくれます。どの立場の方もとても丁寧でわかりやすく、真摯な態度で説明されているうちに、私の不安も徐々にひとつずつ、つぶされていくような気がしました。
 
ここまで来たんだから、あとはもうやるしかない!なるようになれ!成せば成る!(と、とにかく、自分を鼓舞)

そういえば、手術の同意書が見つからない、なんていうハプニングもありました。すべてサインして持ってきたはずなのに、あれ?書類が全部入れてあるはずの封筒に見つからない。
「それがないと、手術できないよ~」と、担当医の先生が半笑いでプレッシャーをかけてきます。わかってるよ!

数分後、無事に見つかり、先生が奪うように持って行って一件落着。
ああー、ここまできて「手術できません」なんて言われたら、悲しいもんね。
 
そんなこんなんで、あっという間に手術前夜。点滴の針を刺し、おへそチェック(おへそのごまをきれいに掃除しているか!)、プルゼニド(下剤)を飲みます。眠れないかな…と思ったものの、割とすんなり眠れました。

手術当日の朝。午前6時に起こされ、6時半からは水が飲めなくなるから常備薬はその時までに飲むよう言われる。術衣に着替え、その後、浣腸(うう、これがいや…)。物思いに浸る間もなく、あれよあれよと準備が進みます。
 
手術時間は午前9時。10分ほど前になったら歩いて手術室まで行きますね、と言われる。その際、コンタクトレンズではなくメガネをして、メガネケースを一緒に持っていく。手術室まで付き添ってくれる看護師さんは、若くて気さくで話しやすい。明るい人でよかった。「あの枕可愛いですね。どこのお店ですか?私も買いにいこー」などなど、日常会話のような感じできゃっきゃっと話しながら歩いて向かいます。

そして…麻酔薬のおかげで眠りに落ちていきました。

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