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日記

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#日記

6/26 心の底からの大丈夫をきみに

6/26 心の底からの大丈夫をきみに

 私事ではありますが、6月26日に、第1子を出産しました!

 25日の早朝に高位破水し、そのまま入院。翌日の昼すぎに無事に出産という流れだったのだけれど、まあ、本当に、痛くて苦しい、だけどうれしい、あっという間の出来事だったな・・・
陣痛の壮絶さを体験して、もういやだ、陣痛嫌い、といまは思っている。もうあの痛みを思い出すことはできないし、思い出せてもそれはもう、本来体験した痛みとは絶対的に違うの

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日記ってなんだろう記

日記ってなんだろう記

 日記について考える機会があった。小沼理さんの『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』を読んで。売ることはともかく、私の日記についてを考えた。

 元々日記を毎日続ける理由を見つけられずにいた。とにかく続かない。毎日同じ時間に書くこともできない。もしかすると私は、読まれるための日記を書くタイプではないのかもしれないとも思っていた。だけど、日記まではいかないけれど思考の流れを文章に起こすためだけ

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新しく生き直していきたい

新しく生き直していきたい

 5月26日(日)、職場で働く最後の日だった。産前休暇に入るからだけれど、復帰は別のところでする予定なので、退職しないけど退職するような、正真正銘の最後の勤務日だったにもかかわらず、あまりにも普通に、平和な日だった。
とはいえ、その日が最終日だと知っていた方とか、元職の教え子がわざわざ手紙を持ってきてくれたり、常連の利用者の方々から温かい言葉をもらったりした。勤務時間が終わったら、職場の方々からも

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指先から満ちてゆく

指先から満ちてゆく

 どこまでも日々は積み重なっていくもので、その中に体調がいい時もあれば良くない時もあり、泣きそうになるくらいに痛んだ頭痛も二日経てばなんとか収まり、ちょっと濃いめのラーメンが食べられるほどに元気にもなれたりしていて、毎日毎日、思うようにいくことといかないこととがあって、過ごしているとやっぱり、平和でいられることが一番であるというか、大きな困難などなるべくなければいいのになあ、と思う。もしぶつかった

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すべて春のせいにしてもいいよ

すべて春のせいにしてもいいよ

 目が眩むほど光っていた桜が、少しずつその輝きを落とし始めている。
その代わりに、新しく芽吹いた葉っぱの緑がところどころに見えるようになってきているようだった。春の盛りは一瞬で通り過ぎてしまう。

 新生活が始まった人たちもたくさんいるだろう、通勤や退勤中の車の混雑がそれを表しているな、と思った。私もまた、同じ職場で新年度が始まったのだけれど、あくまでそれは、3月までそこにいて、新年度という区切り

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溶けたのは時間だけではない気がしてきた

溶けたのは時間だけではない気がしてきた

 なんでも単純にハマりやすくて、なんでもすぐに熱中し、しかも一回でかなりの時間を費やしてしまう私、Switchの「あつまれどうぶつの森」ブームが再燃してしまい、ここ数日結構な時間を費やしてしまっており、それはそれはもう、溶けるんだな時間が。語学勉強も始めたので時間は区切っているつもりだけれども、勉強後の寝るまでの時間にしてしまうものだから夜が更ける。更けるといっても毎日5時起きなので、12時にはも

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すごろくで立ち止まったところの日記

すごろくで立ち止まったところの日記

20240228

 昨日今日と、珍しく2連休だったのでありがたくのびのびと過ごした。昨夜見た動画でミスドが食べたくなり、お昼は絶対にミスドを食べると決め、朝から調達してきた。いつもは買わないオールドファッションを買った。なぜなら温めるりトロトロというか、やわやわというか、あの個性的なかたさがなくなるということを知り、試してみたくなったから。やってみると本当にやわやわになって美味しかった。新感覚。

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過去を振り返れば遠く、でも未来はもっと遠いこと、常にその真ん中にいるのが今の私であること

過去を振り返れば遠く、でも未来はもっと遠いこと、常にその真ん中にいるのが今の私であること

 長い期間何も書かなかったので、「そろそろ書きたいなあ」と思うようになり、それもこれもなんとか休みの日や平日の隙間時間に記録するとか書くとかに対しての余裕が生まれ出したというわけなのだけれど、それじゃあ書こうかと思って過去を振り返るとその距離は長く、先月先々月にあったことはもう詳しくは思い出せないし、でも思い出してみればあんなことこんなことあったなあみたいな(本当に11月ごろから今にかけていろんな

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吐露を吐露する

吐露を吐露する

吐露ってタイトルで、有料記事を書こうと思ったのだけれど、結局それは、私のエゴにしか効かない言葉たちだったので、書ききったけれど、あげるのはやめた。誰が読んでも不快にならないものなんて書けやしないけれど、吐露された言葉たちが向かうのってまっすぐ墓場っていうか、海にすらばら撒いてやれないものだった。だからもっと、誰に読まれてもいい場所で誰かに読まれてもいいくらいの程度で書く。

 最近、パタンと本を閉

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なんてことはない日の、月夜

なんてことはない日の、月夜

 昨日だったか、仕事帰りに真正面に見える月がものすっごく大きくて、明るくて、本当にここは日本なのかい、と思うほどに近かった。ねえ、あの月の大きさを肌で感じるの、久々なんだけど、嬉しかったな。月が大きいというだけで、月光を浴びるというだけで、嬉しいと思えるだけの心があって、よかったなって。

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 本棚兼デスク周りを自分好みにしてからというものの、首の痛みが軽減されていい感じ。ノー

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神様が秋風だけに人間の心の在処を教えた

神様が秋風だけに人間の心の在処を教えた

 今朝。

 窓を開けたら秋風の冷たさが体を通り抜けていき、部屋に送り込まれた風を追いかけるようにはっとして振り返ってみたら一人だった。猫はこちらに背を向けている椅子の向こうに隠れていて一匹も視界に入らなかった。だからなのか、

ひとりだ、

とぽつりと言葉が溢れた。

 世界にひとりぼっちだとかそういった壮大な悲壮感ではなく、今ここに立つまでにすぎていった時間たちがどんな欠片であっても戻ってこな

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もう見失わないでいて、

もう見失わないでいて、

日々

いろんな人と関わって喜びと興奮もありつつもちょっと疲れてしまった9月前半、体調を崩しているうちにあっという間に後半に突入。刺激を受けて学べたことも多く、気づきを得た期間だった。だけど変化もあった。

いろんなことを諦めた。笹井宏之賞も出すの諦めたし、家事や人付き合いなど、諸々をそつなくこなそうとするのを、やめられる部分はやめた。
「できるだけ多くの小説や短歌の公募に出そう!」と思って書こう

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天藍石

天藍石

阿波しらさぎ文学賞で落選した作品です。
私の中ではこれを書いてよかったなって思っているし、いろいろ改善する余地はたくさんあるなあと今読んだら思います、あの頃の私にはこれがぜんぶだった。
気を取り直して次を書くためにも置いておきます。

がんばったには変わりない!よし!

ということで載せます。お時間ある時によかったら。

稚拙な作品を読んでいただいた方、ありがとうございました。どうか見守っててくだ

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夢だよと言われれば夢だったのかあ、って思っちゃう、そんな夏の中にいる

夢だよと言われれば夢だったのかあ、って思っちゃう、そんな夏の中にいる

 
 入籍したのが8月6日の日曜日。いろいろ考えて午後1時45分に籍を入れると決め、無事にそれが達成できた瞬間から、晴れて夫婦になったのだけれど、あっさりしすぎていて、わざわざ言葉に出さないと「夫婦」という実感がないというか、いやもう本当にわからなくて、役所から帰る車の中で「夫婦になりましたねえ」という話をした。

 紙切れ一枚で同じ苗字になり、ここから一生同じ人生をあなたと歩んで行きますよってこ

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