記事一覧
学校の当たり前を問い直すー「学芸会」を大人と子どもが「探究」できた3つの理由とは
4年前、私がまだ公立小学校で働いていた時の話。
多くの小学校に学芸会という行事がある。
先生が台本を決め、先生が配役を決め、先生が指導し、先生が会場設営をし、先生がプログラムを作り、先生が係活動を仕切り、先生が地域や保護者にお知らせをし、先生が達成感を味わう。結局先生が一番アクティブ。そんな行事になってはいないだろうか。
いや、上の文章の「学芸会」を他の言葉に置き換えてみたら?学校で行われる多くの
Adobeのillustratorで小学生用の紙教材を作り始めたらなかなか面白いことになってきた
小学校でよく使われているWordで作られた無機質なプリント。ずっと違和感を感じてました。なんか、ワクワクしないよな。なんかダサいよなと。
Adobeのillustrator使えるようになりたいと思いました。
「そうだイラレで、教材を作ろう」
当時はお金がなかったので、独学でillustratorを学ぶことにしました。毎朝4時から6時をイラレを学ぶ時間に。約3か月でプリントくらいは作れるようにな
プロローグ 「学校」をもっと自由でエキサイティングな場所に
東京都のある離島に、全校児童100名にも満たない小さな小学校がある。
青山が担任している4年1組は、この学校の中でもとびきりユニークだ。
この学級の学びの中心は探究学習。2019年3月19日にその発表会が行われた。彼らが2年間にわたって取り組んできた探究学習もこの日でひとまず終了となる。10歳の彼らにとって最後の探究テーマは「〇〇のプロになろう」。大勢の保護者も彼らの姿をひと目見ようと参観に訪れ
日本の教育が限界を迎えている理由(0/5)
「暗記すること」「簡単な処理を繰り返すこと」「指示に従えること」「Most Likely to Succeed」のエグゼクティブ・プロデューサーであり、米国のイノベーション教育のオピニオンリーダーであるテッド・ディンタースミス氏が2018年6 月「What School Could Be」の基調講演で主張した「伝統的な学校」についての言及は非常に核心をついています。
それはすなわち、伝統的な学校