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国語でPBLをやってみた(カリキュラムマネジメントを意識して…)

今回は公立小学校でやってきたことを紹介します。光村図書の国語の単元に「わたしの研究レポート」というものがありました。教科書の改定で単元自体はなくなってしまったのですが、(楽しい単元だったのに…)「調べてレポートを書く」という学習は様々な場面で今後も必要となる力であることは間違いありません。4年生を担任していた時代に取り組んだ「わたしの研究レポート」、教材研究から単元計画の流れを共有したいと思います。

まずは、教科書をじっくり読み込みます。
なんだかんだ言って、光村の教科書はよくできています。うまく使わない手はありません。学習の流れをイメージし、子どもたちの様子を想像し、最適な計画を練りに練っていきます。

同僚と話しながら、単元の見通しを具体化していきます。この過程は一人でやるよりも何人かでやるとアイデアの幅が広がります。何人かでやることは、何より楽しいです。

単元の流れを子どもたちと共有するためには、見開き一枚にすることが重要であることを経験的に学んできました。何枚もの資料になってしまうことは、一部の子どもたちに混乱をもたらします。

プリントの見栄えも大切です。学習の流れの可視化に成功すると、子どもたちの学習への没入感が驚くほどアップします。プリントの作成にはadobeのillustratorを使っています。

第1時間目が終わった後の黒板です。久々に黒板を使いました。無事、全員のテーマが決まりました!

今回は、冬休み中に自分のテーマに即した専門的な本を2冊読むことを課題にしました。そのお知らせを学級通信で保護者と共有します。

指導計画も載せておきます。
その後の探究の時間は、子どもたちが自分で自分の学びを思う存分進めていきます。私は彼らのサポーターであり、ファシリテーターであり、コーチです。

最後の交流会が大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

つづく…

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