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公立小学校「最後の授業」

1年生の国語「だってだってのおばあさん」(光村)
単元丸ごと授業をさせてもらうことになりました。
1年生で単元内自由進度に挑戦します。
国語の単元内自由進度と学び合いを次の世代に伝えるための授業です。
てびき書、ワークシート、読解プリントを自作しました。
授業の様子も記録として残していこうと思っています。
たぶん人生最後の国語の授業です。

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2020年2月27日にfacebookに書き込んでいた内容です。
コロナの影響で次の週に突然休校に。
そのまま公立小学校を退職しました。
めちゃくちゃ楽しみな授業だっただけに無念です。

私にとっては幻の授業です。

私は、1年生でも単元内自由進度学習はできると確信しています。
丁寧な「インストラクション」と、
全員を丁寧に掌握(あえてこの表現を使います)すること。
そして、彼らの「やってみたい」を中心に授業をデザインすること。
学び方を学ばせる視点を重視すること。

その上で、子どもの思考や活動に寄り添うワークシートのデザインは重要です。
なかなか取り組めない子にとって、記入例は威力を発揮します。
キレイなイラストなども実は大事です。
終わったら貼るシールも子ども達は大好きです。
ワークシートが全員書けたら行う意見の交流会も盛り上がります。

読解を促進する教材も必要です。
今回は市販のものがまだ売っていなかったので自作しました。
全部で8枚の読解プリントです。
じっくり本文を読んで、自分のペースで解いていきます。
分かるまでどれだけ悩んでも大丈夫。
自分のペースで学ぶ自由をとことん保証します。
友達や先生と一緒に学ぶ子もいます。

これらを駆使して「自立した学び手」を育てていくのです。

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