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無職日記

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#子宮内膜症

人と比べない、自分を責めない、焦らない。

人と比べない、自分を責めない、焦らない。

一週間ぶりに外へ出た。すっかり季節は進み、いつの間にか春が濃くなり始めていた。

ほとんど外に出ず、引きこもっていた。生理という(ある意味)出血大サービスイベントによって、体調は最悪オブ最悪。ロキソニンと布団とお友達。布団にくるまりすぎて、巻き寿司になりそうだ。

私は今、子宮内膜症の治療をしている。生理痛が重くなり始めたのが中学3年生ごろ、子宮内膜症と診断されたのは19歳。なので、「生理痛」とは

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無職で迎えた正月にこたつで物思いに耽る。

無職で迎えた正月にこたつで物思いに耽る。

年末の大掃除や家族の集合、お墓参りなど。
新年を迎えるにあたり、イベントがてんこ盛りで疲れが出たのだろう。今日は一日中、こたつでごろごろしていた。
テレビのリモコン、スマホ、ペットボトルの水、みかんなどなど。手の届く範囲に置いたら準備完了。
「なまけもの」という魔物が棲んでいるこたつへ潜り込む。一度入ったら最後、二度と出ることはできない。もちろんこの記事も、こたつで書いている。

そういえば、無職

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2023年。抱負は特にありませんが、今年もよろしくお願いします。

2023年。抱負は特にありませんが、今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。2023年になりましたね。
昨年は胃腸の不調から始まり、人生初の胃カメラを経験したり適応障害で休職したり退職したり。いろいろなことがありました。
総じて体調が悪かった一年だったので、今年は少しでも元気になれるといいなぁと思っています。
以前は、新年を迎えるたびに抱負を考えたりしていました。なんだか新しく生まれ変わったような気持ちになって。今となっては特にありません。

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めちゃくちゃしんどいけど、雨上がりの空が憎らしいほど綺麗で、「生きたい」と思っている自分に気がついた

めちゃくちゃしんどいけど、雨上がりの空が憎らしいほど綺麗で、「生きたい」と思っている自分に気がついた

今年は不調が続いた一年だった。回復してきたと思ったら不調になり、また少しずつ回復しては逆戻り…の繰り返し。
一歩進んでは二歩も三歩も下がる。それでも諦めずに、少しずつ。ミリ単位だけど、歩いてきた。
家族や友人、病院の先生、カウンセラーの先生、市役所の人や福祉関係の人、近所のおばあちゃん、動画や文章で発信してくれているクリエイターの人たち、noteで出会った人たち。

たくさんの人たちの言葉に支えら

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無職日記#14 「痛み」は希望も気力も根こそぎ奪っていく

無職日記#14 「痛み」は希望も気力も根こそぎ奪っていく

こんな痛みが続くなら、死んだ方がマシ。そう、何度思ったことだろうか。女という体を持って生まれてきてしまったばかりに、毎月襲われる痛み。人生の1日に3回はロキソニンを飲まないと眠ることすらできない。これでも子宮内膜症の治療をし始めてかなり楽になったほうだ。症状が悪化していた時期には、痛みで失神したり救急車で運ばれたりしたこともあった。

生理が来るたび、私は絶望する。あらゆる対処法を試しても、手術ま

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無職日記#4 生理痛に支配されて腹が立ったのでnoteを更新して昇華する。

無職日記#4 生理痛に支配されて腹が立ったのでnoteを更新して昇華する。

この日がやってきた。下腹部をものすごい力で握られひねりつぶされるような痛みに襲われる日が。「イタタタタタタタタァ!」とお腹を押さえながら布団の上をのたうち回る。
今月は先月より痛みが強い。だいたい、一番痛みが激しいのは朝方で、ここを乗り切ればだいぶ楽になる。
予防策として前日の夜、寝る前にロキソニンを飲むのだがあまり意味がない。起きるときにはとっくに薬の効果は切れて、痛みとともに目覚める。布団から

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無職日記#3 「助けて」と声を上げることが生きやすさにつながるのかもしれない

無職日記#3 「助けて」と声を上げることが生きやすさにつながるのかもしれない

今日は皆既月食。寒空のベランダで、双眼鏡を覗いた。月が少しずつ欠けていく様子も、すっかり地球に隠れて赤黒く夜空に溶け込んだ姿も幻想的だった。
ご飯を食べてても、映画を見ていても、やっぱり空の様子が気になって、30分おきくらいに母とベランダへ出ては、「おお〜!すごいすごい!」なんて言いながら二人で空を見上げた。のんびり空を見上げるくらいには、心のゆとりができてきているのだろう。

今日は、市役所で手

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