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お店note。

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『自分のお店』開業に向けた、メモです📝
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「集客で意識していることは?」に答えました、と3月15日の日記

「集客で意識していることは?」に答えました、と3月15日の日記

【質問】
30代、男です。

サービス業をしています。集客で意識されている事はありますか?

紹介や口コミが強いとは思うのですが、その他の仕掛けも必要かと思っています。

業種によりますが、林さんの意見がぜひ聞きたいです。

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​SNSにアップされた料理の写真

​SNSにアップされた料理の写真

本や映画に出てくる料理やお酒いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

僕は職業柄、映像や本の中に出てくる料理や飲み物がすごく気になります。例えば、世界中には本当にたくさんのお酒があるはずなのですが、テレビや映画の中で普通の若者が飲んでいるアルコールをよく観察するとほとんどがビールなんですよね。もちろん映画の中でカクテルやワインが登場することもありますが、そういう場合はあえてお洒落なレス

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心がすり減る

心がすり減る

知らない人に会うのは疲弊するいらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

先日、カウンターである女性から「男の生理」という言葉を教えてもらいました。

「男性って特に理由もなく『一人っきりでいたい』って言い出すときがあるじゃないですか。で、しばらくの間、放っておいて一人にさせておくと、また元に戻っていつものようにみんなとうまくコミュニケーションが取れるようになりますよね。あの『一人っきりに

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外食を潰す

外食を潰す

「味のわりに値段が高い」

という口コミをたまに見ることがあります。
そもそも値段は味によって付けられているわけではなくて、その商品がどのくらいで作られているのかとか、その商品を扱うのにどのくらいの人が必要なのかとか、あとは家賃とか、席の間隔(席数)とか、そういうもので決まりますから「美味しいから高い」わけではありません。
そんなことを言うなら、みんなが買っているカップラーメンやみんなが観ている映

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「サラリーマンをしていますが、八方ふさがりです」に答えました、と4月30日の日記

「サラリーマンをしていますが、八方ふさがりです」に答えました、と4月30日の日記

【質問】
サラリーマンをしていますが、リーダーに向いていません。

一度プロジェクトリーダーを任された事がありますが、あまりの向いてなさにプロジェクトが崩壊しそうになり、プロジェクト終了後、リーダーを辞退しました。

リーダーを辞退した後は全く出世しなくなり、後輩の方が私より早く出世するようになりました。

このまま出世せずに現場で働き続けてもよいかと思っていましたが、40歳を過ぎたあたりから体に

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訴えられたら一人前

訴えられたら一人前

僕が若い頃、26歳頃ですが、店を始めたのもその頃で「いいお客様」「悪いお客様」がいるなんて想像もしていませんでした。

下積みの頃にいろんなお客様に出会いましたが、その時は良くも悪くも他人事で別にどうでも良かったのです。いい人だったな、やなやつだったもう来るなよ、それだけのことだったのです。自分の店じゃないからですね。気に留めなかった。

ところが自分で店を始めてみるとだんだん気になってくるわけで

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https://forms.gle/Ykarc2ktG1EDhNQf8

◆コンセプトブレンド第二弾◆ #インザムービー (映画の中で)シリーズです。「コーヒー&シガレッツ」予約受付中。2月20日(月)終日、お申し込み受付けてます。フォーム開けてますので、よろしければどうぞ!(終売しました!)

世界で一番美味しいコーヒーを淹れるよりも、世界で一番美しくコーヒーを淹れたい

世界で一番美味しいコーヒーを淹れるよりも、世界で一番美しくコーヒーを淹れたい

noteを始めることを決めたものの、ネタがありすぎて何から書こうか悩みに悩み…
開業前の話になるが、税理士事務所主催のセミナーに登壇した時の話を一発目に書くことにしよう。

2011年、当時私は北青山にある紀ノ国屋インターナショナルというスーパーマーケットに併設するイタリアンバールで店長として働いていた。ある日決まって週末にご利用いただいていた女性のお客さまから名刺を差し出され突然こんなことを言わ

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「お客様の一杯どうぞが苦痛になってきた」に答えました、と1月23日の日記

「お客様の一杯どうぞが苦痛になってきた」に答えました、と1月23日の日記

【質問】
一人でBARを経営している40歳男性です。お酒が大好きで、若い頃から大量にお酒を飲んでいました。

しかし、最近だんだんお酒が飲めなくなってきました。

最近はお客様からの「一杯どうぞ」が苦痛になってきました。

お客様は良かれと思って私にお酒をご馳走してくれるのですが、あまり飲み過ぎると体調が悪くなりますし、今日は飲みたくない、という気分の時もあるのですが、断りにくくて飲んでしまってい

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WEEK-END Letters vol.1

WEEK-END Letters vol.1

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

そして、とてもとても…お久しぶりの皆様もいますよね!
(筆無精になっておりました…すみません汗)

ようやく落ち着いて、文章に向き合える心の余裕ができました。
気がついたら、『note』も上場してました、ロゴも変わっていてびっくり。

どんな年末年始をお過ごしですか?

ぼくは、年末〜お正月にかけて雪の舞う地元会津。

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図書館はつくれる。空き店舗の新しい使い方、完全民営・黒字経営の「みんなの図書館さんかく」の思想。

図書館はつくれる。空き店舗の新しい使い方、完全民営・黒字経営の「みんなの図書館さんかく」の思想。

今年の3月で「みんなの図書館さんかく」を開館しはじめて1年が経とうとしています。たった1年間だけど本当にいろんなことがあって、たくさんの参画が生まれる図書館に育ちました。

焼津駅前通り商店街の空き店舗を活用し、「一箱本棚オーナー制度」と呼ばれる月額制の本棚オーナーの仕組みで、家賃や水道光熱費などの最低限の経費を稼ぎ出し、本を中心にまちの新しいコミュニティをつくる。

シンプルにやっていることはこ

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「美味い不味い」だけで判断するのはチープ。世界に名を轟かす新宿の小さな薬草酒バー「BenFiddich」の美学

「美味い不味い」だけで判断するのはチープ。世界に名を轟かす新宿の小さな薬草酒バー「BenFiddich」の美学

西新宿の一角にある、看板もない雑居ビル。存在を知らなければ100%通り過ぎてしまうであろう場所に、バー「BenFiddich(ベンフィディック)」はある。

木製の重い扉を開くと、決して広くない店内には薬草やスパイス、それをすり潰すためのすりこぎとすり鉢、100年以上前の古い酒瓶や自家製アブサンの入った巨大な甕......。普通のバーとは明らかに様子が違う。

BenFiddichは、アブサンに代

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時には、『屋号』の話を

時には、『屋号』の話を

屋号唐突ですが、『WEEK-END』になりました。

なんかずっと悩んでいたのですが、ある日の土曜日にコーヒーをテイクアウトして、散歩していたらふわっと降りてきました。

こういう時は、早いんです。決まりました。

まずはあらためて、以下、店主のごく簡単な自己紹介です。

ここ数年のぼくの職種は、『プロジェクトマネージャー(PM)』です。

どこかの誰かのもやもやした「なんかやりたい」を、なんとか

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