お久しぶりです。 前回の投稿が昨年の10月で随分と空いてしまった。実はちょこちょこ書いていたのだが、書いては消してを繰り返していたら下書きばかり溜まってしまった。理由もなく文字数を稼ごうと思って寄り道をしていたら着地点を見失い、お蔵入り。これからはサクッと短い文章を意識しようと思う。 ということで、今日は屋号について。 「コーヒーハウスニシヤ」「コーヒーカウンターニシヤ」正式には英語表記なのだが、この屋号は開業する三年ほど前に決まっていた。 私は2013年に開業すると決めて
定期的にお客さまから聞かれる「私がSNSをやらない理由」について今日は書いてみようと思う。 いきなり話が脱線してしまうけど、私は美味しいご飯屋さんを知らない。よくお客さまから「詳しそう」と言われるが、いわゆる人気店や有名店、流行りの店を全くもって知らない。 なぜかというと、そういうものに全く興味がなく、どこで何を食べても美味しく食べられるので、新規開拓のためにわざわざ調べたり、食事目的で遠くまで出かけたことがこれまで一度も無い。たくさんのお店を知ることよりも、近くのお店に通
「誕生秘話」なんて大袈裟に書いてみたけど、実際はなんてことない話し。 2013年9月、渋谷にコーヒーハウスニシヤをオープンした時、スイーツは「プリン」と「ガトーショコラ」の二種類だけでした。 今では全く想像がつかないと思いますが、オープン当初はバックカウンターにお酒のボトルがビッシリと並び、生ビールはもちろん、お酒がしっかり飲めるお店でした。氷も氷屋から仕入れていたくらい。昔から西谷を知っている人は「お酒を注いでいる人」のイメージが強いのではないでしょうか。 それもあってス
今日はお店のトイレについて私の考えを書いてみようと思う。 「お店に行ったら必ずトイレを見ておくように」 これは飲食業界に入った頃、先輩やお客さま、また両親から言われた言葉で、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 説明は不要だと思いますが、トイレの清潔さでお店の印象が変わったり、店主の意識やセンスを感じることが出来ると思います。 私も独立開業するまでは外食の際には必ずトイレを見るようにしていました。誤解があるといけないので伝えておくと、トイレでそのお店を評価
今日は開業に至った経緯、というかタイトルの通り開業は私にとって当たり前のことだったことについて話してみようと思う。 勝手な想像だけど、お店をされているほとんどの方がお店を持つことを夢や目標にしてきたのではないでしょうか。 十代後半から二十歳を過ぎたくらいに夢を持って飲食業界の門を叩き、十分とは言えない程の給料で朝から晩まで馬車馬のように働く。お店によっては先輩に罵倒される毎日が待っていることも。飲食に限った話ではないと思うけど、飲食はわかりやすい縦社会なうえに必ずと言ってい
開業して10年、バリスタの仕事も20年続けているとそこそこ有名店?有名人?になって、みんながイメージしている「西谷さん」と実際の「西谷」が乖離していることを日々感じています(笑) これからnoteでお付き合いいただく前に、セルフQ & A方式で簡単な自己紹介をしてみようと思います。 名前:西谷恭兵(にしやきょうへい) 生年月日:1979年5月2日(3220g) 出身地:埼玉県浦和市(現さいたま市) 血液型:A型(リモコン揃ってそう〜って言われるけど、揃ってないです) 出身高
noteを始めることを決めたものの、ネタがありすぎて何から書こうか悩みに悩み… 開業前の話になるが、税理士事務所主催のセミナーに登壇した時の話を一発目に書くことにしよう。 2011年、当時私は北青山にある紀ノ国屋インターナショナルというスーパーマーケットに併設するイタリアンバールで店長として働いていた。ある日決まって週末にご利用いただいていた女性のお客さまから名刺を差し出され突然こんなことを言われた。 「税理士をしている者です。あなたの仕事を毎週見ているけど、コーヒーが美味