マガジンのカバー画像

日本人の自覚するより深い傷

18
『日本人の自覚するより深い傷』連載 隠蔽された日本の歴史が世界平和を訴える 日本人が自覚しているより深い傷は、今もなお自尊心と愛国心を蝕み続けている 反日教育、原爆の正当化、戦… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

昭和天皇の「大東亜戦争終結に関する詔書」(玉音放送全文)

昭和天皇の「大東亜戦争終結に関する詔書」(玉音放送全文)

終戦の詔書は、1945年8月14日の御前会議でポツダム宣言受諾が決定されたのを受け、発布された。翌15日正午には、昭和天皇が詔書を読み上げた玉音放送がラジオで流れた。

【原文】

朕(チン)深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑(カンガ)ミ
非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ
茲(ココ)ニ忠良ナル爾(ナンジ)臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々

もっとみる
【大東亜戦争に対する世界の評価~欧米支配からの解放をもたらした日本の功績~】

【大東亜戦争に対する世界の評価~欧米支配からの解放をもたらした日本の功績~】

自存自衛と大東亜の解放と共栄を掲げて戦われた日本の大東亜戦争は、アジアの諸国民や各国の有識者からどのように受け止められているのだろうか。

❀ タイ・元首相ククリット・プラモード
―1955年12月・「サイヤム・ラット」・タイトル「12 月 8 日」
「日本のおかげで、アジア諸国はすべて独立した。
日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。
今日、東南ア

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』全文

『日本人の自覚するより深い傷』全文

隠蔽された日本の歴史が世界平和を訴える
日本人が自覚しているより深い傷は、今もなお自尊心と愛国心を蝕み続けている
反日教育、原爆の正当化、戦争ビジネスの裏にあった真実

≪目次≫
まえがき
WGIPという日本人洗脳工作
極東国際軍事裁判/東京裁判の違法性
原爆投下を正当化するGHQの心理戦
大東亜戦争はなぜ太平洋戦争と改称されたのか
日本国憲法は誰が作ったのか
宗教弾圧 ~葬られた聖典と教科書~

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第15話【あとがき ~平和への願い~】

『日本人の自覚するより深い傷』 第15話【あとがき ~平和への願い~】

【あとがき ~平和への願い~】

私は、日本人が無自覚にもあまりに多くを失い、深い傷を負っている事実に驚愕しました。
批判感情を生みたいのでも、謝罪が欲しいのでもありません。
日本人は自覚するより多くを失い、深い傷を負って、未だに癒えていないのです。今更批判したところで過去は変わりませんし、謝罪されたところで戻っては来ないのです。
ただ、このような歴史を経験した日本人こそが、世界に戦争のない社会

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第14話【弱者ビジネスの犯罪化とアジアンヘイト】

『日本人の自覚するより深い傷』 第14話【弱者ビジネスの犯罪化とアジアンヘイト】

【弱者ビジネスの犯罪化とアジアンヘイト】

『支援ビジネス』『貧困ビジネス』という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
発展途上国に過剰生産物や中古品などの自分が与えられて嬉しくない物を送りつける『支援ビジネス』、支援金を自立や地域発展に使わず、支援金依存社会にさせ、貧困でいさせ続ける『貧困ビジネス』。

ボランティアを自己評価を上げるための道具にしている組織や富豪もいれば、善意のある個人を騙

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第13話【国際連合の解体こそ世界平和への第一歩】

『日本人の自覚するより深い傷』 第13話【国際連合の解体こそ世界平和への第一歩】

【国際連合の解体こそ世界平和への第一歩】

国連にあなたの子供が入社したら、喜びますか?
『国際連合』とは、戦争に勝てば裁かれることがない、「勝ちが正義」を象徴とした組織です。

国際連合United Nationsは、第二次世界大戦後、アメリカ、イギリス、ソビエト、中国などの連合国 United Nationsが中心となって1945年10月24日に発足しました。
第二次世界大戦の戦勝国チーム名

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第12話【戦争はなぜ起こるのか】

『日本人の自覚するより深い傷』 第12話【戦争はなぜ起こるのか】

【戦争はなぜ起こるのか】

この問いには、まず『戦争を引き起こさせている国の目的』について、考えなければなりません。
世界には戦争で経済を潤している国が多くあります。
アメリカは銃社会であり、兵器輸出経済依存国、軍用品生産工場でもあります。
世界の警察と自称して、世界中に米軍を駐在させ、国内外に限らず、どこかで争いの火種が上がれば、国民の世論の向く勢力側に軍事支援、人道支援という名目で兵器を輸出

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第11話【中国の独裁社会主義と一帯一路侵略】

『日本人の自覚するより深い傷』 第11話【中国の独裁社会主義と一帯一路侵略】

【中国の独裁社会主義と一帯一路侵略】

市民革命によって、市民は基本的人権などの政治的な自由と平等を獲得しましたが、資本主義の進展により少数の資本家と大多数の労働者の間に経済的格差が広がり、労働者の生活は困窮し、社会不安が拡大したため、貧富の差がない社会の実現を目標とする社会主義思想が生まれました。
『社会主義』とは、個人主義・自由主義・資本主義・市場経済の弊害に反対し、資本は国のもので、国がそ

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第10話【台湾有事に日本が戦う必要はない】

『日本人の自覚するより深い傷』 第10話【台湾有事に日本が戦う必要はない】

【台湾有事に日本が戦う必要はない】

台湾は、日本の沖縄県・与那国島からわずか111キロの距離にあり、日本による統治の遥か以前より、与那国と「一つの生活圏」にあり、人や物が自由に行き交って、長きに渡り交流が続いていました。
日清戦争で清王朝に勝利した後、台湾の統治権は日本に移り、1895年から1945年の約50年間、日本は台湾で様々な開拓を行いました。

鉄道、道路、港を建設し、交通手段が整備

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第9話【反日運動の本当の原因】

『日本人の自覚するより深い傷』 第9話【反日運動の本当の原因】

【反日運動の本当の原因】

英語の文献では、『日韓併合』のことを「annexation」と表現し、これは「植民地化」を意味する「colonization」とは異なります。「併合」は従属関係がなく対等という意味合いですが、「植民地化」には征服や略奪が伴います。
大日本帝国政府の統治は根本的な概念として、植民地化や侵略ではなく、併合や同化からくるものでした。
ヨーロッパの400年に渡る奴隷貿易やアメリ

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第8話【ナショナリズムの低さと報道の問題点】

『日本人の自覚するより深い傷』 第8話【ナショナリズムの低さと報道の問題点】

【ナショナリズムの低さと報道の問題点】

他国では自国を良く見せるため、情報を操作、制限することで、政府に対する信頼を抱かせ、暴動が起こらないように国民に安心感を与えることが多く、報道規制と言論の自由の問題が提起されています。
そして、自国を称える報道で愛国心を持たせ、世界に技術や成果をアピールするのですが、日本は違和感があるほど自虐的なのです。

日本では悪いニュースばかりが大きく報じられ、国民

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第7話【宗教弾圧~葬られた聖典と教科書~】

『日本人の自覚するより深い傷』 第7話【宗教弾圧~葬られた聖典と教科書~】

【宗教弾圧~葬られた聖典と教科書~】

日本はかつて、天照大御神を祀る太陽信仰の国でした。
『天照大御神』は、日本における主要な神の一柱であり、太陽の女神として崇められています。八百万の神々の中でも特に重要な最高神として描かれ、『古事記』と『日本書紀』に登場し、天之御中主という神の娘として生まれました。天照大御神の父である天之御中主は、天地開闢の神イザナギと豊穣の女神イザナミの子であり、天照大御

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第6話【日本国憲法は誰が作ったのか】

『日本人の自覚するより深い傷』 第6話【日本国憲法は誰が作ったのか】

【日本国憲法は誰が作ったのか】

1947年5月3日に施行された日本国憲法の最大の特徴は、1条の象徴天皇制と9条の戦争放棄です。
この二つの条項は不可分の一対として生まれました。
最高司令官はマッカーサー・ノートと呼ばれる改憲の原則として、「①天皇制の維持と象徴化」「②戦争永久放棄」「③封建制の廃止」の3項目を示しました。
GHQはこれに沿って改正案づくりに着手し、GHQ案を示された日本政府内に

もっとみる
『日本人の自覚するより深い傷』 第5話【大東亜戦争はなぜ太平洋戦争と改称されたのか】

『日本人の自覚するより深い傷』 第5話【大東亜戦争はなぜ太平洋戦争と改称されたのか】

【大東亜戦争はなぜ太平洋戦争と改称されたのか】

第二次世界大戦は、1939年9月1日から1945年9月2日までの6年余りにわたって続いたドイツ・イタリア・日本などの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス・フランス・中華民国・アメリカ・ソビエト連邦などを中心とする連合国陣営との間で戦われた戦争で、人類史上最大の死傷者を生みました。

また、その一部と言われる大東亜戦争: Greate

もっとみる