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大学教員を同僚として持つこと
皆様お久しぶりです。ほぼ数か月ぶりに更新します。甲信地方にあるとある公立大学に就職が決まり赴任してほぼ2年が経過しました。家族と離れ、二重生活を送る中で、大学に専任教員として稼働することがいかにストレスフルであるかを実感しています。中でもやはり学内の人間関係がもとのストレスは大きな問題です。研究と教育は各教員の個人プレーなので、これが原因のストレスは皆無です。やっかいなのは、いわゆる学内運営業務を
もっとみる13 教授昇任へ。息子の不登校問題。
しばらく更新していなかったので、何を書いていいのかわからず。とりあえずは、最近の問題について綴ろうかと思います。
末息子の不登校の問題は、未解決のまま、夏休みを迎えてしまいました。三者面談(息子は同行せず。実質、二者面談)で、担任の先生からは「二学期からは何とか登校させるように」とのお話が出ましたが、そう簡単に解決するとは思えず、親として頭が痛いものです。
勤務校では、今度の教授会では昇任人
12 ある公立高校の評議会
先日、勤務校の近くにある、とある県立高校の学校評議会があり、私もその評議員の一人として出席してきました。地域貢献の一環ということで、学長から依頼されていたので、高校との教育連携、いわゆる高大連携を視野に入れた活動に関する提言をしようかと思い、私も意見表明をさせていただきました。評議員には、私のような大学教員もいれば、地元の商工会議所の会頭とか、会社経営者、PTA会長さん、複数の近接市町村の学校教
もっとみる11 不登校になった息子のこと
久しぶりの更新です。ここのところ、色々な問題がありました。自分の父親の介護のことや、中学校3年生の末息子が不登校になってしまったこと、二重生活を維持するために経費上の問題、などなど。頭が痛くなります。とりわけ息子の不登校には参りました。
その原因はよくわかりません。最初、学校でいじめがあったのかと思い、担任の先生と相談しましたが、どうもそうでもないらしいことがわかり、余計に親として悩みました。
10 三流大学出身でも研究者になれる
自分は、いわゆる旧帝国大学の出身ではありません。関東の某県西部に位置する、とあるマンモス私立大学の卒業です。まあ、ネットでは「三流大学」のレッテルが張られていますが、お世辞にもものすごく優秀な大学ではありません。「優秀」の定義づけは難しいのですが、偏差値で言えば私の出た学部は50から55前後といったところでしょうか。
私はかつての国公立の共通一次試験で失敗し、そのすべり止めとしてこの大学に入学