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2022年2月の記事一覧
読解力のレシピ――「読解力」とはどのような能力か? 《「読む」ってなんだろう?――認知科学から考える》第1回
言語の理解と思考の発達に焦点を当て、「学び」の本質について研究を行ってきた、慶應義塾大学教授の今井むつみさん。本連載では、私たちの誰もが日常で当たり前のようにしている「読む」という行為を手掛かりに、そのことを掘り下げて考えます。
衝撃的な調査結果
子どものことばと思考の発達を専門に研究している。言語が概念の習得や思考の発達にどのような役割を果たすのかという問いが研究テーマの中心である。
長
うれしいうれしい春はすぐそこ。子ぐまたちがみつけたすてきな<はる>とは?
はじめての春をおぼえていますか? 寒くて心も体もちぢこまってしまう冬につづく春の訪れは、なんど経験しても、心がうきうきします。私には毎年春を待ちながら読み返す絵本があります。
『はるにあえたよ』(原京子・文/はたこうしろう・絵/ポプラ社)で
す。
物語がうまれたのは? この絵本は、見たことのないものをさがしに出かける子ぐまたちを、鉛筆と色鉛筆で生き生きと描いた絵本です。
ページをめくるたびに、
僕らはみんな生きている
We are all alive in Ichijodani.
☆ Healing Version ☆
本記事は昨年7回シリーズで、1月から2月にかけて初稿を、
7月には一部を手直しして投稿した再稿をもとに、
約4300字、55枚の画像で新しく作成した全面改訂版です。
想像を絶する闘いは未だ続いている|『ホロコースト最年少生存者たち』書評|みるとす
美しい装丁の本書を手に取ると、ずっしりと厚い。そこにはホロコーストを生き延び、1945年の開放時に10歳以下だった子供たちのその後の生活が描かれている。
目を背けたくなるようなホロコーストの事実については様々な形で取り上げてられているが、体験したことの意味を理解できない年齢の生存者を対象にした記録は少ない。150万人いたユダヤ人の子供たちは、戦後15万人になってしまったという。
著者は、支援
しんどい思いをした人が謝る社会 ―コロナ体験記
オミクロン株の爆発的感染は今も広がり続けている。もはや誰が、いつ感染してもおかしくない。第五波のデルタ株の時よりも感染情報を身近に聴くなあと思っていたら、自分たちが「濃厚接触者」になっていた。次男が感染したのだ。当然、次男は家庭内で隔離。九十一歳の母親を含む家族三人が「自宅待機」となった。
全員が家から出られない。次男はよく耐え12日間を狭い部屋で過ごした。トイレに行くにも、洗面所に行く
塔山忠臣のシンセサイザー講座《第5回》
あなたの24時間を増やす方法だ。
面倒臭いよね、生きていくのって。飯は食わなあかんし、無駄にカネはかかるし、頭さげなあかんし。
久しぶりのアルバム制作を続けています。
フルアルバムは0.8秒と衝撃。
2015年『破壊POP』以来である。
ハチゲキのアルバムの歴史は、
僕個人の戦いの歴史である。
0.8秒と衝撃。は塔山忠臣が
たったひとりで曲を書き始めたことがスタートだった。バンドメンバ