かしわもち 柏書房のwebマガジン
一九四九年、女性歌人のみで構成された「女人(にょにん)短歌会」が結成された。女人短歌会は季刊誌「女人短歌」と叢書を創刊し、多くの女性歌人をシーンに送り出してきた。後の女性歌人の飛躍を語るうえで欠かせない存在であるにもかかわらず、彼女たちの功績は、ほとんど顧みられてこなかった。 本連載「そしてあなたたちはいなくなった」では、男性優位の歌壇のなかにあって、それぞれの戦いを粘り強く展開してきた「女人短歌」の女性歌人たち、そして、あえて「女人短歌」からすこし距離をとりながら同時に戦ってきた女性歌人たち、ひとりひとりの素顔と歩みに、歌人の瀬戸夏子がせまる。
タリア・ラヴィン 著/道本美穂 訳『地獄への潜入』に関する記事のまとめです。
柏書房営業部による「新刊速報」のまとめです。[イラスト=荒木(営業部)/バナーデザイン=見野(営業部)]
荒井裕樹 著『まとまらない言葉を生きる』に関する記事のまとめです。[装画=榎本紗香(しょうぶ学園)]
カミーユ・クシュネル 著/土居佳代子 訳『ファミリア・グランデ』に関する記事のまとめです。
瀬戸夏子さんの連載「そしてあなたたちはいなくなった 『女人短歌』とシスターフッド」につきまして、本年5月末をもって「かしわもち」での掲載を終了することをお知らせ…
2022年5月24日に、タリア・ラヴィン 著『地獄への潜入――白人至上主義者たちのダーク・ウェブカルチャー』(道本美穂 訳)が配本となります。本書は、ユダヤ人の女性ラ…
連休の谷間に新刊を紹介する柏書房営業部です。今月の新刊は4点。ユダヤ人の女性ライターが素性を偽り、オンライン上の過激派コミュニティに潜り込み内実を暴き出す『地獄…
2022年4月22日(金)、神田神保町の出版クラブホールにて、第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」の表彰式と記念講演会がおこなわれました。本賞は、個別…
自由とは常に称賛すべき善なるもの、人間にとって何より価値あるものである。 と、そんな風に言われることがままある。もちろん、それは大抵の場合正しい。自由の他な…
柏書房営業部です。今月の新刊は2点。五奉行の視点から関ヶ原合戦前後の歴史をたどる『豊臣五奉行と家康』、文字によって記録されたものの総体=「知識」がいかに危機に曝…