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嫌われて生きていく 2024.03.03
わたしには
嫌われる勇気が
まったくなかった。
万人が同じ価値観じゃないことも
みんな考え方が違うことも
あたりまえなのに。
そんなあたりまえのこと
頭ではわかってるんだけど
人に好かれようと
好かれようと
嫌われないように必死で
私はひたすら「いい人」だった。
「いい人」で生きてきた結果、
わたし自身が
気づいたらボロボロになっていた。
ボロボロになっていることにすら気づかずに。
心
【読書感想文】『不実な美女か貞淑な醜女か』米原万里
著者の米原万里氏(1950-2006)は日ロシア同時通訳者。『不実な美女か貞淑な醜女か』は、ことばに興味のある人なら楽しめると思うエッセイです。
大きく頷きたい文章が至るところに散りばめられており、初版は1994年ですが30年をいう年月を感じさせない作品です。とにかくおもしろい。ことばに興味があれば。
上記引用の文章も好きです。
「国際」と叫ばれ続ける昨今ですが、相手にばかり目が行ってしまい、