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わたしの書いたお気に入りnote

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#日記

これがきっと恋だから、

これがきっと恋だから、

これはわたしと恋人との話。

付き合う前日の夜、わたしたちはデートをしていた。

付き合う前の、甘すぎるけど、ちょっとだけ苦い時間。
今しかできない会話、今だからこそ意味をなす表現、
そういったものが、確実にしっかりと存在していた。

「結婚して子どもができたら、深夜のコンビニに手を繋いでいくことが2人の特別な時間になる」

デートの帰りにコンビニに寄ったとき、ホットカフェラテを作る待ち時間に、彼

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私の幸福論

私の幸福論

扇風機の風に揺れるカレンダー

窓際で太陽を浴び、今にも踊り出しそうな観葉植物

ふと床に目を向けると、ダンボールから届いたばかりの雑誌が顔を覗かせて

小さいテーブルの上にはネイルが散らばっている

読みっぱなしの文庫本、しおりはきちんと挟んだかな

メガネはどこに置いたかな

ベッドの上でパソコンを開いて

さて、この後は何をしようかと考える

休日の午後、いつもの風景

ありふれた贅沢

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始まりの始まり

始まりの始まり

2021年4月1日

私は、今後きっと幾度となく、今日という日を思い出すだろう。

ぱきっとしたスーツに身を包み、おろしたてのネクタイを締め、ピカピカの靴を履いて、入社式の会場へと向かう。

それは、私が経験しなかった、もう一つの日常だ。

就活中。満員電車に揉まれながら、説明会の会場に向かうときの気持ちを思い出す。

都内を走る電車の広告の大半は転職に関するものばかりで、それ以外は、大体が自己啓

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私のお城

私のお城

こんばんは。

今日も暑かった。そろそろ、コンクリートがじりじりし始めるかも。

夏が片足突っ込んできたと思って油断していたら、もう胸のあたりまで浸かってしまっていた…

今日は、夜にちょっと外出する用があったが、あまりにもビール日和すぎたので昼から一杯やってしまった。詳しく言うと、一杯やりながら料理をしていた。何とも言えない背徳感…

サラリーマンたちが行き交う上野で昼の2時から飲んでるような気

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花を咲かす雑草になればいい

花を咲かす雑草になればいい

単刀直入に報告。私、最終面接に落ちました。泣いたよ、珍しく。本を読んで映画を観てきれいなものを見たときに自然と流れる涙とは、また違う涙を流したよ。

私は、大抵のことは一晩経つと忘れる、というか浄化できる便利な能力を持ったタイプなんだけど、さすがに今回の一件はなかなか消化できないだろうな。
て、思ってたのね。

でも色々な人からアドバイスをいただいたり、話を聞いたりして、自分なりに考えて、あれだけ

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新しい旅

新しい旅

「泣きながら飯を食ったことがある人間は、きっとこの先、どんな困難も乗り越えられる。」

高校時代、親しくしていた先生が私に教えてくれた言葉だ。

当時の私も、昨日までの私も、きっとそんな日が訪れることなどないだろう。漠然と、そう思っていた。

しかし、そんな矢先。

「泣きながら飯を食う日」は、唐突に訪れた。

そう。まさに今日だ。

今日は、初めて泣きながら飯を食った記念日だ。

正直、涙の味で

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私のこと

私のこと

はじめまして。

noteはじめてみました。

早速ですが、簡単に私のことを書きます。

こんな時間だけど、チョコケーキを食べてます。

ダイエットしなきゃが口癖になっちゃってる、普通の女子大生です。ちなみに4年生。

将来の夢は映画監督。専攻は理系だから、いまは独学で脚本や映像のことをぽつりぽつりと勉強中。

趣味は、映画鑑賞・読書・写真を撮ること・絵を描くこと、観ること・ライブに行くこと・音楽

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