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「尊厳死」でもまだ足りない ── 安楽死に代わる用語はまだない
Photo by Tome館長
安楽死に代わる新しい言葉が必要です。苦痛なく、安全かつ確実に死なせてほしい人間に行き場がありません。
安楽死させてもらいたくても、そのことを誰に頼んでも、実現は困難を極めます。安楽死が、社会にとって不要な命を抹殺する殺し方だったせいです。
世の中で、死にたい人間の数は、割合で言って多くいません。だから、死を望むなどはけしからんこととして認められないのです。生き
生きたくないのに死ねなくて
死にたくなくても死ななきゃなんない人が、いっぱいいるらしいですよ。ニュースで流れてきます。父も、「もう少し生きたい」と言っていました。吐き気がします。寿命を過ぎて生きるのはむりでしょうが、せめて、事件・事故で奪われる命の身代わりになりたいものです。それができなくても、死にたい気持ちは揺らぎません。全財産までの額なら払います。臓器も提供します。
生きたくない気持ちでいっぱい
吐き気がする。目覚ましアラームの前に起きた。胸苦しい。今日は出かけんにゃならん。嫌で仕方ない。生きていなきゃ外出せんで済むのに。関節が痛い。自殺は失敗して障害を負うのがこわいけん。自殺成功者の手記はどこにもない。彼[女]らの勝利した技術を知りたくてたまらない。皮ふが痛がゆい。不愉快。体はどんどん悪くなる。おそろしいことだ。楽に楽に死にたい。他には何もいらない。