マガジンのカバー画像

人生体験談

13
運営しているクリエイター

#エッセー

今ここにたどり着くまで。いろんな選択をしてきて今がある。

今ここにたどり着くまで。いろんな選択をしてきて今がある。

私はドイツの大学で専任講師として日本語を教えている。来独20年だ。自分でも結構変わった経歴だと思う。別に日本の大学でドイツ語を専攻していたわけでも、親類がこちらにいるわけでも、ドイツ人の伴侶がいるわけでも、コネがあったわけでもない。普通の日本の田舎出身だ。最初から全て計画して今ここにいるわけではない。気付いたらこうなっていたのだ。自分の気持ちに正直に選択を重ね、そして目の前のことに臨機応変に(行き

もっとみる
自転車通勤のススメ

自転車通勤のススメ

 こんばんは。突然ですが、私の好きな言葉の一つに「一石二鳥」があります。得した気分になるからです。だからお得な一石二鳥だと思うことについて、シリーズで書いていきたいと思います。

 第一回目は「自転車通勤」です。今までは路面電車通勤だったのですが、しばらく前から自転車通勤に切り替えました。片道30分ほどなのですが、ママチャリだとシンドイので、新しくクロスバイクなるものを購入しました。ドイツではトレ

もっとみる
ドイツで大学と大学院に進学。30代の奮闘記。今、振り返って。

ドイツで大学と大学院に進学。30代の奮闘記。今、振り返って。

 縁があり、28歳で渡独した(ことの顛末は下の記事をご覧ください)。今日は、ドイツの大学と大学院に正規留学した8年間を振り返ろうと思う。当時は命懸けで勉強した。卒業だけを目指して。ドイツの大学は入学は易しいが、卒業が難しいのだ。29歳で大学に入学、大学院を卒業したのは37歳だ!卒業してから10年、今あの頃のことを振り返ろうと思う。これでドイツでの進学にちょっとでも興味をもってもらえれば嬉しい。

もっとみる

転んでもタダでは起きなかった話

日本語教師として生計を立てて、早20年以上が経ちました。今まで、日本と台湾とドイツで、語学学校や会社や大学で日本語を教えてきました。

お恥ずかしいですが、今日はその中で最大の失敗の経験をシェアしようと思います。日本語教師駆け出しの頃で、もう20年ぐらい前の話なので、時効なのではないかと(笑)。そして転んだ後もタダでは起きなかった話も続けさせていただきます。ハッピーエンドですので、お気軽にお読みく

もっとみる
「神様のボート」に乗り換えた話

「神様のボート」に乗り換えた話

花森咲樹さんの記事「神様のボートに乗ろう」を拝見して、「そうそう、そうだよねー」と感銘を受けました。それについて私の体験を語りたくなりましたので、今日はこのテーマで書きたいと思います。「神様のボート」って何?と思われた方は是非、花森さんのお話をお読みください。オススメです!

“神様の創造したボートは、真我によって創られた。自分で創造したボートは、自我(エゴ)によって創られた。”

白状します。私

もっとみる
⭐️自己紹介:ドイツに来て20年です

⭐️自己紹介:ドイツに来て20年です

初めまして。ドイツ在住20年の日本語教師、ゴール花です。もともとは軽い気持ちで、あわよくば結婚と思い、ドイツ人の彼を追ってドイツに来て早20年。結婚どころか未だ独身です(笑)。人生思い通りにいかないものですね。

でも面白いもので、他の道を見出すことができました。ドイツで7年かけて学位を取得し、今は好きなことを仕事にできています。人生万事塞翁が馬ですね。

ということで、文章を書くことが好きなので

もっとみる