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夜の始まるとき
旅の帰り道。
せっかくの船旅なのだからと、席を立ってデッキで風景を眺めている。7月の終わりらしい暑さは感じるけれど、ジリジリと照りつけるようだった太陽は去りつつある。
船の進みにより吹き抜けていく風が、心地良い。
今にも別れを告げようという太陽に、カメラを手に取る。このシャッターを切れば、まもなく夜が始まる。
日常をvlogで残す
最近購入したLUMIX S9というカメラ、これが実に手軽に動画の撮影とスマホへの転送ができるので。この新しい遊びに、すっかり夢中になっている。
気合を入れて作品作りがしたいわけではなく、日常をちょっと良い雰囲気で残したい…くらいの気持ちなので。パソコンに取り込んでDaVinci Resolveと格闘しながらあらゆる編集作業を行うよりも、カメラのリアルタイムLUTで簡単に雰囲気を作ってスマホに取り
なんでもない日
エアコンのきいた地下街からエスカレーターが進むに連れ、ジリジリと周りの空気の温度が変わっていく。
背後から聞こえてきた、こどもたちの笑い声。
側の階段を駆け上る足音がしたと思えば、ためらいもせず熱気の満ちた空間へ駆け出していく様子が視界に入る。
夏は、あの子たちのものだ。
カメラ:LUMIX S9
レンズ:NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
LUT:My Original
日常を残したくなるカメラ
最近、新しくカメラとレンズを買ったので。毎日何かしら写真を撮っている。今年発売されたばかりのLUMIX S9、フルサイズのミラーレスカメラが最新の相棒だ。
このカメラのおかげで、格段に家の中で写真や動画を撮る機会が増えた。なにせこれまで使っていたフルサイズの5d&標準ズームの激重コンビに比べると、半分くらいの重さなのだ。気軽に持ち運べるありがたみを存分に感じている。
それから新しいレンズ、NO
そうだ、宮城に行こう!〜仙台から川渡温泉まで〜⑨
●坂道でも元気いっぱい
雪煙にあまりにも興奮したせいで、気力がMAXになり元気が出てきたので。旅館に帰る前に寄り道をすることにした。カメラを見た宿のご主人が「写真を撮るなら…」と、街が一望できるスポットを教えてくださっていたのだ。せっかくなら、回り道してそこも寄っていこう。
街が一望できる、というだけあって少し小高い場所になる。つまりは坂道だ。しかし美味しいシチューで体力も回復、雪煙の興奮で気
羽生結弦は進化を止めない
「進化のスピード」というのが、自分にとっての羽生結弦の魅力のひとつだと思っている。こちらの想像を軽々と超えていく姿、気がつけば想定を超えたものを見せられている驚愕、ファンの方々なら覚えがあるのではないだろうか。考える力も実行力も半端なく、凡人の想像力など軽々と超えてどんどん進化していく様は、あまりにも魅力的だ。
その一方で、得るものの大きさに見合うだけの苦しみや大変さも伝わってくる。しかし自分な
そうだ、宮城に行こう!〜仙台から川渡温泉まで〜⑧
●宿への帰り道で見たものは…
つい1時間ほど前。雪の中を這々の体でお店にたどり着いた時は、「もう無理…帰りは絶対タクシー呼ぶ…」と心が折れまくっていたのだけれど。美味しいお昼ごはんのおかげでだいぶ気力も体力も回復したので、帰り道も歩くことを決意した。
お店の方からも「高東旅館へ戻るなら、この道の方がちょっぴり近道になる」と教えていただいて、それならと来た時とは違う道を通って帰ることに。
歩い