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不思議系

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記事一覧

あの世から三日間だけ戻ってこれるなら、何をやりたいか?

あの世から三日間だけ戻ってこれるなら、何をやりたいか?

昔のことっていろいろ分かっているようで、ほんとは何にもわからない。

写真も録音もビデオもなかった時代に、人々がどういう感じで生きていたのかを、残された文字と絵だけから推測することはむずかしい。

たとえば、モーツァルトといえばいまでも人気があってよく演奏されるけど、かれが生きていた当時に、かれの曲が実際にはどういう感じで演奏されていたかは、録音が残っていないのでだれにもわからないのである。

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人生とは夏休みの自由研究のようなもの

人生とは夏休みの自由研究のようなもの

2種類の常識

とつぜんですが(いつもとつぜんですが)、常識ってじつは2種類あると思うんですね。1つは礼儀作法のようなもののことです。たとえば

などなど。この手の常識については、あなたはどうでしょう。ちゃんとしてますでしょうか。ぼくはまあまあちゃんとしているつもりです。

しかし、常識ってのはもうひとつありまして、たとえば

などなど、こういう常識はどうでしょう。

とおもわれるでしょうか。ぼく

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「信じてほしい」きもちはわかる

「信じてほしい」きもちはわかる

心霊スポットにいくとヤンキーが多いそうだ。Yahoo!知恵袋に次のような質問があった。

いろんな人が答えを入れているけど、しっくりこない。「負の存在だから引き合うのだ」と答えていた人がいるけど、ヤンキーは負の存在ではない。

負の存在と呼べるのは、反社会的勢力や犯罪グループだろう。ヤンキーは正の存在でも負の存在でもなく、どっちつかずの宙ぶらりんの若者にすぎない。

暴走族やヤンキーが心霊スポット

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いてもいなくてもどっちでもいいじゃないですか

いてもいなくてもどっちでもいいじゃないですか

ぼく自身は、心霊現象などは、まあ好きな方だろう。

でも、最近これではマズいというか、ぼく自身の心霊に対するスタンスを変えたほうがいいと反省させられるような記事を読んだ。事故物件に関するものだ。

事故物件を借りた人の体験談が3例載っているが、共通するのが、

というものである。相場より安く借りられてよかった、と3人とも語っているのだが、友人が遊びに来てくれなくなったり、親が訪ねてきて塩をまかれた

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好きなことが2つ以上あるとおもしろい

好きなことが2つ以上あるとおもしろい

「急がば回れ」と「善は急げ」は、よく考えてみると正反対のことを言っている。「急がば回れ」が真実なら、

ということになるはずだし、逆に「善は急げ」が真実ならば、

になるはずである。でも、「どっちがホントなんだ?」などと考えてもむなしいのである。状況次第で使い分ければいいことだ。

気持ちばかり焦って空回りしそうなときは、「急がば回れ」と自分に言い聞かせればいいし、やらないければいけないことを後回

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あぶない橋

あぶない橋

オカルトや怪談の世界では、ここしばらく「呪物」がトレンドなのだそうだ。

呪物というジャンルは昔からあったけど、脚光を浴びるようになったのはここ数年だと思う。

オカルト界隈にもそのときどきのトレンドというのがあって、呪物が流行る前は事故物件が流行っていたし、それ以前には、都市伝説が流行ったこともあり、サイコホラーがブームだった時期もあった。

そして、いま呪物が来ているらしい。

呪物を定義でき

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「UFO情報リーク問題」をポーカーで考える

「UFO情報リーク問題」をポーカーで考える

昨日、アメリカ下院の公聴会で、デイビッド・グローシュという元空軍の情報局員だった人物が証言して話題を呼んだ。ただし、とくに目新しい情報は出てきていない。

グローシュ氏自身は、直接の目撃者ではない。情報部員として何十人もの関係者を聴取した結果として、

と確信したと語っている。彼自身は肝心の情報にはアクセスできなかったそうだ。

本人は信じている

正式な公聴会で宣誓を行って証言したのだから、偽証

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ぼくってすでに死んでるんじゃないだろうか?

ぼくってすでに死んでるんじゃないだろうか?

世の中には、仕事のできる人間もいれば、できない人もいる。きっぱり2つに分けられるものでもないけど、抜群にデキる人もいれば、イマイチできない人もいるのは確かで、それでいうとぼくは、まったくデキないというほどではないにせよ

だと思う。

以下の文章も、デキるようになりたい人の「ためになる」ことはまるで書いておらず、「自分はすでに死んでいるんじゃないか?」と思えて仕方がないということを書いているだけな

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白い服の女 (怪談っぽい?話)

白い服の女 (怪談っぽい?話)

だれが言ったのか忘れたけど

ということばがあったような気がする。ぼくは海沿いの町で育ったので、若い頃は、

などと夢想することはあった。しかし、その後いろんな場所で暮らしてみた結果として、今では

と思うようになっている。住み慣れると、それぞれの場所にそれぞれの良さがあり、どこもいいものだ。

そのうえで、川沿いで暮らすのもいいなあとおもうこともある。『男はつらいよ』のオープニングで、寅さんが実

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『エスパー・小林の大予言』がおもしろかった

『エスパー・小林の大予言』がおもしろかった

今日は『エスパー・小林の大予言 すでに見えている未来』というがおもしろかったのでその話をします。

・手に取ったきっかけ
・エスパー小林はホンモノか
・本の紹介

この順序で。

偶然出会った

実家にいるあいだは本を買わないようにしている。荷物になるからだ。しかし、今日、友だちの車で移動している際に、かれが「おしっこをしたくなった」ので、モールのトイレに入ったのだった。

ついでに、という感じで

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『TENET テネット』すごい

『TENET テネット』すごい

クリストファー・ノーラン監督の映画『TENET テネット』(2020)を見ていろいろ思うところがあったので書いてみます。

「いろいろ」と書いたけど、作品について「いろいろ」はない。

という一言で足りる。ただし・・・酷評している人が多いことについては、言いたいことが1つだけあって、言いたいことというよりはむしろお願いなのだが、そう言う人にぼくがお願いしたいのは

ということだ。これは、黒煙を上げ

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眼の光り方がおかしい・・

眼の光り方がおかしい・・

「目は口ほどに物を言う」という言い方があるけど、あなたは、眼球にはその人のパーソナリティを反映した光り方みたいなものがあると思うタイプですか。それともないと思うタイプでしょうか。

言い換えれば、目ぢからみたいなものは実際に存在するのだろうか。それとも錯覚にすぎないのだろうか。

さて、今日は、最近よく書いている「ちょこっとおもしろいけど特に内容のない」タイプの記事である。

若い頃から困っている

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誰もが知っておいて損のない不思議な話

誰もが知っておいて損のない不思議な話

漫画「ある設計士の忌録」

最近、「ある設計士の忌録」というマンガを読んだのだが、とてもいいので、おすすめです。

ドラマ化もされたそうだけど、全編が「家の設計と施工」に関するふしぎな話の連続であり、実話がもとになっている可能性が高い。なので、オカルトファンにみならず、日本人なら

位のことは知っておいて損はないだろう。近所に、こんな感じのヘンな屋敷があれば子どもを近づけない方がいいし、また「神社

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消えた心霊写真

消えた心霊写真

プロ野球は週に5日間試合をやるけど、Jリーグは週に1回で、ボクシングだと2~3か月に1回だ。試合間隔を長くしなければならない競技ほど、過酷な競技といえるのだろう。

とはいえ、プロ野球でも毎日はきびしいので、試合と試合のあいだに移動日というのがもうけられており、その日は少しだけ体を休めることができる。

なにがいいたいかというと、こうやってnoteに毎日書く分には、移動日はないということだ。軽く書

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