竹内和歌子(地球の幸せを夢みるバク)

京都のジビエ専門「地球の幸せを夢みるバク」 京都の御所北にある、あらゆるジビエの料理と…

竹内和歌子(地球の幸せを夢みるバク)

京都のジビエ専門「地球の幸せを夢みるバク」 京都の御所北にある、あらゆるジビエの料理とワインのお店です。 ジビエ料理冒険家、店舗アドバイザー、ワインソムリエ、foodbottleクリエーターなどなど

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記事一覧

地球の幸せを夢みるバク 京都 移転再開します!

お久しぶりです。 地球の幸せを夢みるバクです。 2年前に立ち退きでなくなった前のお店から、新しい店舗がなかなか見つからず、臨時レストラン、イベント出店で活動して…

瓶詰めはなんでも保存食になる魔法?じゃない

よく質問されるのが、お肉の瓶詰めは作らないんですか?というもの。 瓶詰めにすると日持ちして保存食に出来ると思ってはる方も多いみたいで、お店で出していたソースやメ…

疫病封じのお祭り祇園祭と風水

京都の祇園祭の巡行が今年は中止になるという発表がありました。確かにコロナの流行から考えて祇園祭の鉾の巡行を行うのはかなり危険なので中止は正しい判断やとおもいます…

幸せ活動を少しでもすること

今 コロナで、お店さんや会社や芸能界、いろんなところに大きな影響が出ている 最初なんとか頑張っていた知り合いのお店屋さんや いろんな人々もテレビで毎日流されるネガ…

こんな時だから

世の中がコロナで大きな騒ぎになってて、なんて他人事のような感じの書き出しだけど、冷静にどうしていくかを考えていかないといけないと私も思ってるところです。 国には…

瓶詰めという小宇宙 2

瓶詰めは小さい瓶の中の世界をどのように作り上げるか?のひとつのアートであると言えるんじゃないかな。そして、そこは眺める為だけの世界ではいけない。開けて食べること…

瓶詰めという小宇宙

お店のジビエ料理と別に瓶詰めを作って売り出している。 お店で評判の良かったピクルスやマスタードを持ち帰ってもらえる事を考えた時に作り出したんやけど、ピクルスって…

ジビエ専門店をなんではじめたん??

「地球の幸せを夢みるバク」は京都のジビエ専門のビストロです。 ジビエ専門店。まさに普通のお肉は何にもないお店でした。 お店を始めたんは8年前。まだまだジビエは知…

京都の雑煮は白味噌雑煮です〜

小さい頃、お正月起きてきたら「あけましておめでとうございます」を言うたら、煎茶に結んだお昆布と小さな干し梅かな?が入ってて、それを飲む。 そして、お雑煮は白味噌…

ジビエが冬な理由

ジビエの狩猟期は冬の11月15日〜2月の末とか3月半ばくらいまでなんやけど、 狩猟動物は冬が美味しいからそうなったのかな? あと、人が冬を越すのに栄養が必要だから、冬…

京都弁は腹黒いのか?

よく聞くのが京都人の言葉はYesなんかNoなんかよくわからない。 たしかにそうなんやろうなあ。京都人としては、YesかNoかわかるねん。まあ、方言みたいなもんやねん。その…

地球の幸せを夢みるバク

うちのお店の名前「地球の幸せを夢みるバク」は まあ、長いのでなかなか覚えてもらえない。 そして 必ずと言っていいほど「お店の名前はどんないみがあるんですか?」っ…

京都の「いやみ」という文化

京都の良くないと思われてきた文化、「いやみ」や「いけず」なんかが最近注目を浴びてるみたいで、むしろ皆、興味深々な感じで近寄ってきている。 この他府県から懸念され…

京都でお店をやるということ

京都は日本一 商売が難しいといわれてる場所で 私は京都育ちで家も商売の家だったのでなんの疑問もなく京都で商売をはじめたんやけど ほんとに京都はむつかしかった 京…

地球の幸せを夢みるバク 京都 移転再開します!

地球の幸せを夢みるバク 京都 移転再開します!

お久しぶりです。

地球の幸せを夢みるバクです。

2年前に立ち退きでなくなった前のお店から、新しい店舗がなかなか見つからず、臨時レストラン、イベント出店で活動してまいりましたが、この度新しいお店を作り再出発することになりました。

【前の店舗】

新店舗の物件に出会ったのは昨年の末でしたが

大家さんとスケジュールもなかなか合わなくて、話をしたのが2月、そのころにはコロナの影が大きくなっていまし

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瓶詰めはなんでも保存食になる魔法?じゃない

瓶詰めはなんでも保存食になる魔法?じゃない

よく質問されるのが、お肉の瓶詰めは作らないんですか?というもの。

瓶詰めにすると日持ちして保存食に出来ると思ってはる方も多いみたいで、お店で出していたソースやメニューについても聞かれるのですが、実は瓶詰め保存食はまずその中身において保存食となるレシピのものでないと保存食として成り立ちません。

市場に出回っているいろんな瓶詰めは専門の工場で作られて、殺菌設備により高圧な温度で殺菌をかけて菌の店を

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疫病封じのお祭り祇園祭と風水

疫病封じのお祭り祇園祭と風水

京都の祇園祭の巡行が今年は中止になるという発表がありました。確かにコロナの流行から考えて祇園祭の鉾の巡行を行うのはかなり危険なので中止は正しい判断やとおもいます。

ただ、祇園祭は疫病の御霊会として行われて来たお祭りなのでなんらかしらの儀式は、今年こそ必要な気もする。

そもそも、京都はあんなに盛大なお祭りをするほどに疫病が流行ったんかな?という疑問になるけれど、そうなんです。盛大に疫病が流行った

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幸せ活動を少しでもすること

幸せ活動を少しでもすること

今 コロナで、お店さんや会社や芸能界、いろんなところに大きな影響が出ている

最初なんとか頑張っていた知り合いのお店屋さんや いろんな人々もテレビで毎日流されるネガティブな話や論争なんかにヘキヘキし始めて辛くなってきたようでちょっと影のある顔をしている人も増えてきたようにおもう。

私は自粛規制が出始めたころから「福箱」なるものを作った。とりあえず、お家の時間が辛いものにならないように。と思ったか

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こんな時だから

こんな時だから

世の中がコロナで大きな騒ぎになってて、なんて他人事のような感じの書き出しだけど、冷静にどうしていくかを考えていかないといけないと私も思ってるところです。

国にはとりあえず一人一人に現金支給してほしいところですよね。人を限定して支給するにはシステム的にも手配する人手的にも難しすぎる。国にはITの専門チームが必要だと思うな

そして、コロナ対策のための大きな改革は実は先の経済を進めることにつながるか

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瓶詰めという小宇宙 2

瓶詰めという小宇宙 2

瓶詰めは小さい瓶の中の世界をどのように作り上げるか?のひとつのアートであると言えるんじゃないかな。そして、そこは眺める為だけの世界ではいけない。開けて食べることの想像までが出来てないといけない。どんなシチュエーションでどんな人が食べるのか、を想像することは瓶の中の世界を広げることに繋がる一方で世界を狭める事にもなる。でも、その制限の中でどこまで自由に作り上げるのか?が力を試されるし、面白いところに

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瓶詰めという小宇宙

瓶詰めという小宇宙

お店のジビエ料理と別に瓶詰めを作って売り出している。

お店で評判の良かったピクルスやマスタードを持ち帰ってもらえる事を考えた時に作り出したんやけど、ピクルスって美しいものがないなぁ、と思ったのが彩り豊かなピクルスを作り始めたキッカケ。

せっかくなら手にとって楽しい、並べて美しい、食べて美味しいものを作ろう!というのが出発点で、その先にジャム、シロップなどなどが出来て来た。

ピクルスについては

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ジビエ専門店をなんではじめたん??

ジビエ専門店をなんではじめたん??

「地球の幸せを夢みるバク」は京都のジビエ専門のビストロです。

ジビエ専門店。まさに普通のお肉は何にもないお店でした。

お店を始めたんは8年前。まだまだジビエは知られてない頃で「ジビエってなんですか?」ってよく聞かれました。

まあ、ずばり美味しいからです!料理人がそのお料理をつくるのにそれ以外の理由は必要ありません。そのジビエの美味しさを ただただ広げて知ってもらっていく!それを目指すお店に

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京都の雑煮は白味噌雑煮です〜

京都の雑煮は白味噌雑煮です〜

小さい頃、お正月起きてきたら「あけましておめでとうございます」を言うたら、煎茶に結んだお昆布と小さな干し梅かな?が入ってて、それを飲む。

そして、お雑煮は白味噌雑煮に丸餅やねん。

最近では正式なお正月行事をしてないので、正しい京都のお正月のことはもう忘れてしまってるかもしれへん。

昔は他所からお嫁さんに来はった人は白味噌雑煮が気持ち悪くて食べられへんかったらしい。たしかに白味噌の味はちょっと

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ジビエが冬な理由

ジビエが冬な理由

ジビエの狩猟期は冬の11月15日〜2月の末とか3月半ばくらいまでなんやけど、

狩猟動物は冬が美味しいからそうなったのかな?

あと、人が冬を越すのに栄養が必要だから、冬に獲って食べるためにもそうなったのかもしれへん。

動物は冬には身を暖めるために脂を蓄える。その脂が美味しいし、また、肉も締まって美味しくなるのから、ジビエを食べるのは冬がいい。

また、ジビエ肉は味が濃いから、調理する味付けも濃

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京都弁は腹黒いのか?

京都弁は腹黒いのか?

よく聞くのが京都人の言葉はYesなんかNoなんかよくわからない。

たしかにそうなんやろうなあ。京都人としては、YesかNoかわかるねん。まあ、方言みたいなもんやねん。その地方の人にはわかるけど、そうでない人にはわかない。

でも、なんでそうなったかを考えていくと土地柄が関係あるとおもう。まぁ、方言ってそういうもんやんな。

一説によると 応仁の乱から始まったといわれている。

応仁の乱で長く続い

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地球の幸せを夢みるバク

地球の幸せを夢みるバク

うちのお店の名前「地球の幸せを夢みるバク」は まあ、長いのでなかなか覚えてもらえない。

そして 必ずと言っていいほど「お店の名前はどんないみがあるんですか?」ってきかれる。

いきさつにはいろいろあるんやけども、最初に思ったのは「映画のタイトルみたいな絵本の題名みたいな名前にしたい」ってことでした。お店を始める前は映像の仕事をしていたので、それもあってそう思ったのかもしれへん。

名前を考えると

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京都の「いやみ」という文化

京都の「いやみ」という文化

京都の良くないと思われてきた文化、「いやみ」や「いけず」なんかが最近注目を浴びてるみたいで、むしろ皆、興味深々な感じで近寄ってきている。

この他府県から懸念されて遠巻きに眺められてたような文化が、むしろ身に着けたい!取り入れたい!みたいに扱われるという現状は、嫌われるよりかは 喜ばしいことでもあるんかもしれへん。  

この前、ある友人に藤原竜也さんが出てはる金鳥のCMの「いやみ」について「あれ

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京都でお店をやるということ

京都でお店をやるということ

京都は日本一 商売が難しいといわれてる場所で

私は京都育ちで家も商売の家だったのでなんの疑問もなく京都で商売をはじめたんやけど

ほんとに京都はむつかしかった

京都で行列の出来ているお店はだいたいメディアで紹介さえたお店で京都の人が経営していないお店も多い

地元の人間を相手に商売するのはほんとにむつかしくて、なんでかというと、京都の人間は疑り深いからや。

京都の新しいお店はだいたい全部 本

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