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疫病封じのお祭り祇園祭と風水
京都の祇園祭の巡行が今年は中止になるという発表がありました。確かにコロナの流行から考えて祇園祭の鉾の巡行を行うのはかなり危険なので中止は正しい判断やとおもいます。
ただ、祇園祭は疫病の御霊会として行われて来たお祭りなのでなんらかしらの儀式は、今年こそ必要な気もする。
そもそも、京都はあんなに盛大なお祭りをするほどに疫病が流行ったんかな?という疑問になるけれど、そうなんです。盛大に疫病が流行った時があってその時から始まったのです。
京都はお店を作る時にかなり風水を気にする。台所はこっちの方向がいい、とか、トイレの場所とか、すっごい神経質になるわけではなくても、ある程度やはり気にする。聞くとそんなに風水を気にするのは京都くらいじゃないかな?と大工さんにいわれた。(いや、他にも気にするところはあるんかもしれないけど)
そもそも京都は盆地で湿気も溜まりやすく、家の北の方向のあたりに水場があるとジメジメして菌が増えやすく、そこから病気のもとが発生しやすかった、なので家の北側に水場がない方がいい、とかになったけれど、今はそこまで酷い場所になるわけではないから、、、
という話もあった。それでも運気の呼び込みや願かつぎなどもあって、やはり商売をする時には風水は気にすることが多い。
こんな時にお祭りをするべきか?否かというと確かに人が集まってワサワサするのは本当に危険でお祭りをすることで災いが広がるなんて本末転倒やし、それはやっぱりいけない。
ただ、お祭りは何かを鎮めたり、祈ったりする人の願いの儀式なので、なんらかしらの祭典としては厳かな形で行なってほしいとも思う。この世界的コロナをお祭りで鎮められるのか?と問われるとなかなかそうもいかないだろうけれど、一人一人が心から祈って願って行動を起こして行くことがこの大きな出来事に影響を与えて終息していくことにつながって行くことになるんだと思う。
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