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記事一覧

すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる

すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる

昔、池上彰さんが、とある講演会でこんな話をしていた。

昨年、他の先生たちとアメリカに視察に行きました。ハーバード大学の近くのウェルズリー女子大学(ヒラリー・クリントンやオルブライト元国務長官を輩出した名門女子大学)で、学生にどんなことを勉強しているのかを聞いてみました。

経済学を勉強している学生に、「経営学も勉強するのかな?」と聞いたら、「経済学は学びますが、経営学は学ばないんです」と言うんで

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リモートワークで「働く意味」がわからなくなった人に読んでほしい本

リモートワークで「働く意味」がわからなくなった人に読んでほしい本

『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』著者・佐宗邦威インタビュー(4)

感度の高いインフルエンサーやビジネスパーソンを中心に熱い支持を受けてきた『直感と理論をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』という本をご存じでしょうか? 最近では、多くの教育関係者が、本書に載っている「ワーク」「エクササイズ」を積極的に教育現場で活用しているそうです。
「直感と論理をつなぐ」能力は、まさ

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【2万字】取材とインタビュー記事の書き方における実践的アドバイス集

【2万字】取材とインタビュー記事の書き方における実践的アドバイス集

<こちらもおすすめです>

そんなライターさんたちの力になれるような記事を書きたくて、半年前からメモを書き溜めていた。

今回は、取材前の準備や取材中のコツ、そして実際にインタビュー記事を書く際における自分が持っているノウハウを、できる限りご紹介してみたい。

はじめに(1) 需要と供給の話「ライターとして活躍していきたい」と思っている方や、「どうしたら単価(原稿料)を上げられるのか」と悩んでいる

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記事にはタイミングがある

記事にはタイミングがある

先日書いた「【2万字】取材とインタビュー記事の書き方における実践的アドバイス集」が先週もっともスキされた記事のひとつに選ばれた。1万PVはいかなかったが、数千PVあった。

70〜80人の方がTwitterでシェアしてくださり、また嬉しいコメントもたくさんいただいた。書くのに一週間を費やしたので、サポートしてくださった方にも感謝である。

今回は、その裏話を書いてみたい。

記事の構想は、半年前か

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SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

ぼくが自分で文章を見直すとき、もしくは他人の文章をフィードバックするときにチェックするポイントがいくつかあります。

チェックポイント① ロジカルかどうかひとつめはロジカルかどうかということです。

まあ、あたりまえですよね。ちゃんと日本語になっているか? 文法が正しいか? A⇒B⇒Cというように、きちんと論理がつながっているか? 矛盾はないか? おかしいところはないか?

それらをきちんとチェ

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書く人にとって「悩み」は武器になる

書く人にとって「悩み」は武器になる

悩みごとってなくならないな、と思ったんですよね。

悩みごとが多い人も少ない人もいると思いますが、ぼくはわりとずっと悩んでいるようなタイプの人です。

で、いつも「この悩みごとがなくなったらスッキリするだろうなー」って思うんです。

たとえば肩こりで悩んでいて、しかもちょっと手が痺れてきたりなんかして、そのときはめちゃ悩みました。脳の病気なんじゃないか、とか考えたりして。そういうときは「肩こり」と

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先の見えない時代を生き抜くために「思考のスイッチ」を切り替えよう

今日は先の見えない時代を生き抜くための5つの思考法についてお話ししようと思います。

めちゃめちゃ時代は変わっています。これまでの考え方ではうまくいかない場面はどんどん増えています。

変化の大きい時代には、時代に合わせた「新しい考え方」に切り替える必要があります。

では、どんな考え方をどう変える必要があるのか?

ひとつずつご紹介していきます。

1、「業界思考」から「目的思考」へまずは「業界

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Webライターが単価を高めるためのアドバイス(完全版)

Webライターが単価を高めるためのアドバイス(完全版)

<こちらもおすすめです>

皆さまからの感想ツイート(感謝です!)皆さまからの感想note(本当にありがとうございます!)noteに素敵な感想を書いてくださった方もいらっしゃいました。本当に嬉しい感想ばかりでした!とっても良い内容です!

村嶋杏奈さん
【替えのきかないライター】書くことの意味。世界観が変わったお話。

kさん
ライターにはなれない私がなぜかこの記事を読んだ感想を語る

濱彩/はま

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「読まれるnote」を書きたいなら、おさえておきたい3つのポイント

「読まれるnote」を書きたいなら、おさえておきたい3つのポイント

基本的にnoteは楽しく書くのがいちばんです。

……ただ、ビジネスにつなげたいときや「ここぞ!」というときは「読まれるnote」を目指したいもの。

そこで最近はnoteの書き方について聞かれることも多くなったぼくが「読まれるnote」の3要件をサクッとご紹介したいと思います。

①発見があるあたりまえですが、読んで発見のあるnoteは読まれます。

「え? そうなの??」「なるほどね〜」「そう

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「書く力」は新しい時代の武器である

書くたびに人生は「上方修正」されるいま「書く」場面はめちゃくちゃ増えています。

これまで、人生のなかで「書く」という機会はそこまで多くなかったかもしれません。書類を書くときや履歴書を書くときに気合いを入れればよかった。書くことを避けていても、なんとかなってきました。

しかしこういう時代になり、遠隔でコミュニケーションをとるようになると「歩く」「座る」「話す」といった行動と同じレベルで「書く」必

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「書く」を仕事にできる人は何が違うのか?

「書く」を仕事にできる人は何が違うのか?

「書く」を仕事にできる人とできない人。

両者はどこが違うのでしょう?

「書く」という作業は、日本人ならほとんどの人ができます。パソコンやスマホに文字を打ち込むことは誰だってできる。それなのに、お金になる人とならない人がいるのは、なぜなのでしょうか?

ぼく自身2018年に独立しましたが、おかげさまで「書く」仕事でご飯を食べることができています。

今回のnoteでは、自分を含め、まわりの「書く

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読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれない文章は「存在しない」のと同じです。

……というのは言い過ぎかもしれませんが、この文章の主旨が「文章は冒頭が大切である」というものなので、あえて言い切ってみました。

読んでもらえる文章を書くためのシンプルな方法。それは「冒頭、一行目でつかむ」ことです。冒頭をしくじるとせっかくの文も読んでもらえません。逆に同じ内容を伝えるにしても、冒頭にインパクトが与えられれば読まれる確率は上がります。

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「読みやすい文章」のたったひとつの条件

「読みやすい文章」ってなんだろう?

ずっと考えていたのですが、それは読み手が「読む速度」と「理解する速度」が一致するものだという答えにたどり着きました。

理解が追いつかない文章だと何度も読むはめになります。一方で、わかりきったことをくどくどと書かれるとイライラしてしまうでしょう。

読みながらスーッと脳に染み込んでいくような文章は「読みやすい」と言えるでしょう。

では「読む速度」と「理解する

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だれでも企画が立てられる3つのヒント

だれでも企画が立てられる3つのヒント

「企画」はどうやって生み出せばいいのでしょうか?

メディア乱立時代のいま、あらゆる場所で「企画」が求められます。企画を立てるのは、もはやクリエイティブ職だけの問題ではないのです。そこで今回は、だれでも企画が立てられるヒントをお伝えしたいと思います。

①「悩み」はそのまま企画になるあなたに悩みはありますか?

・肩こりがひどい?
・職場の人間関係がぎくしゃくしてる?
・やせたい?

……それ、そ

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