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やめるときもすこやかなるときも時を共にしたユニクロは、ダサいころから今でもずっと、いちばん近くにいるともだち。
選ぶ洋服には、自分らしさが現れる。私はどんな色がすきで、どんな価値観を大切にしていて、家庭環境はどうで、経済レベルはどうで、どういう風に見られたくて、どんな人に褒められたくて…
かくいう私の人生は、ずっとユニクロと共にある。小学4年生の頃、はじめてユニクロに出会ったころから。
病めるときも、健やかなるときも、ダサいときも、おしゃれなときも、摩擦が布を分かつまで、それなりにラフに、それなりにフォ
変人として生きる気楽さ
人とおなじじゃないわたしは、普通には生きられなかった。普通には生きられないわたしは、さらに人とは違う自分になった。そういう人は、下手に馴染もうとするより、自分は変人だ、と腹を括ってしまえば自由に楽に生きられたりする。そんなわたしの、昔のはなし。
お茶と先生と言葉あそび私は変人であり、真面目でもあった。物心ついたころから。
一番古い真面目エピソードは、幼稚園の年長さんの頃。
お昼ごはんの時間は
わたしが死んだら、宗教葬じゃなくてパステルカラーのお花をたくさん飾ってね。~死について話すことをタブー視しないこと~
自ら自分の人生を終わらせることは不幸なのだろうか。自ら人生に幕を下ろすということは、命を粗末にしているということなのだろうか。
多くの人は死を恐れ、死について話すことをタブー視し、生きたくても生きられなかった人と比べ、死を身近に感じることがない。
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人の人生が終わる時、人は死に際だけを見てその人の人生が幸せだったか不幸だったか決める。
人の終わり方が悲しい時、人はその人の人生すべてが不幸
20歳になったその日、なにかを変えたくて自転車で遠出した。なにも変わらなかった。その日1日だけでは。
「ああ、今日も、気がついたら朝だ...。」
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2013年の6月9日。
その日20歳になった私は相変わらずの昼夜逆転生活で、寝なきゃって頭では分かっているけれどなんだか寝るのが惜しい気がして、結局眠らないまま朝を迎えた。
引きこもり生活も3年目。10代が終わってしまう。20歳になるなんて、そんなに大きな節目ですら変われなかったらきっとわたしは一生変われないだろう。そう思った。何かしなきゃ。
どこに連れて行ってあげようか、昔のわたしの手を引いて。
わたしを一言であらわすなら。
いろんな言葉が当てはまるけど、ひとつ挙げるとしたら「『あ、そうなんだ』で済ます人」。
いつもいつもサッパリしているわけじゃないけど、たぶんけっこうサッパリしてるし、そんなに執着しないし、意外とあっさり手放す。
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人の性格というものには、生まれつきとか、遺伝とか、そういったものもあるだろうけど、たぶん、幼い頃起こった出来事に形作られる要素のほうが多いんじゃない
人生でいちばんたくさんの愛をくれた存在を、わたしも守りたいとおもうようになった
親子ならば、家族なら、仲が良くて当然?
そんなことはない。
感謝してることと、好きなことは一緒?
そんなことはない。
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自分の信じていたことが、自分の価値観ではなく親の価値観だった気づく、いわゆる自立の時期。なんだか今まで信じていたことがすべて間違いだったような気がして、強烈に、猛烈に、距離を置きたくなった。
わたしは本当の自分じゃないわたしを、わたしだと思っていたの?そんなわたしを