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子育てと自分育て

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■生きづらかった日本、不器用な自分■ブラジルに来てからの孤独、子育て中に爆発した自分の中の闇■子育てが自分と向き合うきっかけをくれた■自分と子供たち、自分と両親、自分と私自身の関…
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記事一覧

Facebookライブをやって分かったこと

Facebookライブをやって分かったこと

サンパウロの愉快米です。

2021年は思いついたことは、頭で考えずにとりあえずやってみようと決めました。それで始めたのがFacebookライブ。

これは日にちも時間も話す内容も、全部自分で決めるので、やるのも継続するのも、相当な覚悟とパワーがいるなと思ったのが最初でした。



最初は顔出しに抵抗があったので、とりあえずブラジルの様子を見たい人いるかな?と思い、中心街やビーチ、教会などを映し

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5ヶ月で息子との関係を修復できた話*3

5ヶ月で息子との関係を修復できた話*3

サンパウロの愉快米です。セミナー開始からたった1ヶ月で、息子にも自分にも見られた変化。講師に送ったメールから ↓

(息子のこと)
・息子の苦しい甘え、要件なしに呼ばれることが減った。
→逆にもう諦めた?と思って心配になったり。どうなんだろう?

・息子のイライラ、暴言、妹に喧嘩を売ることが減った。理不尽な訴えや悪意がある言動が明らかに減った。

・やたら「ごめんなさい」と口先だけで言うのが気にな

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5ヶ月で親子関係を修復できた話*2

5ヶ月で親子関係を修復できた話*2

サンパウロの愉快米です。息子と向き合い始めてから7ヶ月が過ぎました。元々活発な息子が自由奔放に振舞う姿を見て、これが本来の彼の姿かなと、今日ふと思いました。

セミナー開始当初、自分の余計な介入や言動のせいで「息子の本来の姿を捻じ曲げてしまったのかも・・・」と悔いていた自分が嘘のようです。

・彼のありのままに注目し存在を肯定する「ヨイ出し」をし、欠点やマイナスな部分に注目を与える「ダメ出し」をや

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5ヶ月で親子関係を修復できた話*1

5ヶ月で親子関係を修復できた話*1

サンパウロの愉快米です。2019年末、11歳の息子との関係が悪化したのをきっかけに、他力を借りることにしたら、状況が大好転したという話です。

実は自分でどうにかできると思い、試行錯誤を繰り返してきた11年間。息子を追い詰め、自分も追い詰められてやっと、自分の過ちを認めプライドを捨て、息子の心の救済のため「助け」を求めました。

絶望と焦りと後悔のど真ん中にいた1月

それが、2月に始まったセミナ

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子供らしく無邪気でいたかった

今日、母親に電話した。

昔の話になった。

母「あんたは、小さい時からよく気が付いたし、色々手伝ってくれたし、あまり手がかからんかったよ。」

私「そうだよね...。そーいえば、もっと子供らしく無邪気でいたかったなぁ」

そういえば...
自分も子供たちに、よく手伝いをするいい子、よく気が付く気の利く子、物わかりのいい子を求めていたのに気が付いた。

私(うちの子。何も手伝わないし、ゲームしてば

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セルフイメージが低くて驚いた。

2020年2月からアドラー式子育てセミナーELMというのをオンラインで受講している。

昨日は4回目のセミナーだった。12歳の息子との関係を何とかしたくて始めたセミナーだったのだけど、向き合えば向き合うほど「子供じゃなくて自分だよ」と気づかざるを得ない。

分かってるようで、分かりきれていない。抜け出せそうで、抜け出せない。今まではそんな感じだった。それが、昨日は本当にびっくりした。

プラスのセ

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特別にならなくても、みんなすごい人になれることを教えてくれた友人。

特別にならなくても、みんなすごい人になれることを教えてくれた友人。

サンパウロで出会った駐妻の友人。何者かになろうとしていた私に、生きてるだけでいいということを教えてくれた。

あっとゆー間に帰国してしまったけど、彼女に出会って何かが変わった。

初めて彼女に出会った夜、印象的な夢を見た。神聖な雰囲気のお宮の境内、霞んだ空気の中、2匹の龍を中心に行列が進んでいた。
次の場面で2匹の黒い龍が、お宮の屋根の上を左右から天に昇っていった。

その夢は、今も脳裏に焼きつい

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犬になる体験をしたら、愛されるを体感した話。

犬になる体験をしたら、愛されるを体感した話。

娘は動物が大好きだ。描く絵にも色んな動物が登場する。特に好きなのはチンパンジーで、おさるグッズには目がない。

動物が可愛く思える、動物が大好き、動物の世話が出来る人は愛情深いと思う。残念ながら、私はどれにも当てはまらない。

いつも娘から「愛」を学んでいるのだけど、動物ごっこで「愛されるを体感する」とは思っていなかった。犬役になって、飼い主の愛情を全身に受けたとき、「人生初」かもしれない感覚を得

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子供の中に自分とは別の個を見て「尊重」の意味に気付いた。

子供の中に自分とは別の個を見て「尊重」の意味に気付いた。

「尊重」という言葉がある。

息子の保育園で「尊重する」とは何ですか?という宿題があった。今なら、この年齢にこの宿題は難しくない?と思うけど、当時はつい「分からせなければ」と力んでしまった。自分だって「尊重」なんてよく分かってなかったのに。

辞書で調べると、

「尊重」とは、尊いものとして重んずること。「他人の意見を尊重する」「人命尊重の精神」

うん・・・。じゃ、「尊い」とは?

「尊い」とい

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ママは「先生」になってはいけない。

ママは「先生」になってはいけない。

子供たちが小さいときから、「しつけをしなくてはいけない」「自立させなければいけない」「尊重とはなにか教えなければ」「優しさとは何か教えなければ」「約束を守らせないと」「うそはダメ」とかそんなことばかり気にしていた。

ずっとそんな風に思って子供に向き合ってのに、随分経ってから実は、そのどれも私自身が分かってないことに気が付いた。しかも何ひとつ出来ていなかった。

結局のところ、「しつけって何?」「

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3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その3

3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その3

最初のステップとして、「過保護」に徹するとともに「過干渉」をやめることにした。私はとてもうるさいママだったのだ。

1、子供に居場所を与える。子供の存在を認める。

アドラー心理学で「ヨイ出し」というのを学んだ。「ヨイ出し」とは「褒めること」だと思っていたけど違った。「行動」や「気持ち」を言葉にして言うことで、その存在を認めたり、居場所を与えるものだった。例えば、トイレにいったら「一人でトイレに行

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3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その2

3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その2

今、息子との関係を立て直さなければ、年齢的にもギリギリなんじゃないか?と思った私は「子供の気持ち」「親子関係」について研究し始めた。息子の一番の問題は「愛情不足」だと思い、まずは「過保護を徹底すること」と「過干渉をやめること」を最初のステップとした。

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でもその前にしたことがあったことを思い出した。息子との関係を見直すきっかけになった出来事で大きなショックを受け、

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3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その1

3ヶ月で息子との関係を立て直した話。。その1

忘れもしない去年の11月のことだった。息子は11歳半で思春期の入り口だった。ただ彼は昔から小柄なので、まだまだ子供のままだと思い込んでいた。しかしある日、私は全く彼を理解できていないことに気が付いた。きっと今までも、全く噛み合っていなかったに違いない。でも私は気が付かずに、ここまで来てしまっていた。

それは義父の誕生日で、うちに親戚家族が集まった。そのど真ん中で息子に対して大爆発してしまったのだ

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息子の爪噛みが直った理由と親子の相性は前世からの影響があるかもという話。

私に子供がいない頃、二児の母であった職場の同僚がこんなことを言っていた。

「あーもう、お姉ちゃんは可愛くない。弟の方が、可愛い。」

当時は、同性よりも異性の子供の方が可愛いのかな?上の子より下の子の方が可愛いのかな?と思った。

でもその後、お兄ちゃんラブで妹は普通...と言っていた友達がいた。上下関係なく異性の子の方が可愛いのか?

そして、私はお兄ちゃんより妹の方が可愛い。性別も関係ないの

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