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節約スキルを磨いている | 料理編 | ポップコーンとか

私は自分が料理好きであると自覚したのは最近と言えば最近のことかもしれない。

大学生の頃からのアルバイト歴を振り返ると、人生初めてのアルバイトは中華料理店の厨房のバイトであり、その後もファミリーレストランの厨房のバイトなど、振り返ると意外と料理が好きだったという事が分かる。

当時は料理が好きという感覚は薄く、レシピを再現することや料理が上手になるという事を目標にしていたので、好きという実感はなかった。どちらかというと、「自分でも作れる」という自分の能力への挑戦という意識が強かった気がする。

しかし事あるごとに料理をしており、コロナ禍で在宅時間が増え、お昼ご飯を自分で作るようになり、今では餃子づくりなどにも取り組むようになった。あげくに中華鍋も購入し、YouTubeなどを参考に独学ではあるが、中華料理も学び始めている。このような自分を客観的に見るタイミングがあり、自分は料理が好きであることを自認するようになったのである。

【お金の教育と料理の関係】

私はお金の教育のサービス開発に2年に渡り取り組んでおり、昨年11月22日にWEBサービス「GAZKID$」をリリースした。

お金の教育ではお金を「使う」事を学ぶわけだが、お金を「使う」学習の目的は「必要なものと欲しいものを区別できるようになる」「お金は使ったら二度と戻ってこないという体験を積む」そして「お金を使う際は出来るだけお金を使わずに済むスキルを身に着ける」という3つになる。

そしてこの3つ目の「お金を使う際は出来るだけお金を使わずに済むスキルを身に着ける」ことに取り組むようになり、私の料理への取り組みがさらに本格的なものへと変化していったのである。

なぜならば、レストランに行くよりも自宅で作った方が安く、お菓子なども自宅で作った方が安いからである。

前回の投稿「洗濯スキルを磨く | Google検索で色々と調べられる時代は節約スキルをあげる時代」で「生活の知恵は節約の知恵」への道であるというような内容を書いたが、まさにこのテーマに通じるのが「自分で作る(料理する)」という取り組みになるのである。

【ポップコーン】

ある時YouTubeでホテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフである三國 清三さんが公開している「#345『ポップコーン』塩バターキャラメル味!|シェフ三國の簡単レシピ」を見た。

映画好きな私にとって、ポップコーンは私にとってはソウルフードのようである。特に映画館の「キャラメルポップコーン」の香りは映画館での良い時間に私を引き戻し、何とも言えない、楽しくて嬉しいような、期待と満足感で私の気持ちを満たしてくれる。

そしてこのようなポップコーンを自宅で作れるとなると、いてもたってもいられなくなり「キャラメルポップコーン作り」にチャレンジしたことがポップコーン作りにはまったきっかけとなる。

「ポップコーン作り」に取り組みだすと、次第に分かってくることがある。それはポップコーンに味を付けるのが意外と難しいという事である。

キャラメルポップコーンであればコーンにまとわりついてくれるので味はしっかりと乗ってくれるのだが、例えば塩味などの味に挑戦しようとすると、塩の粒子があらく、ポップコーンについてくれないのである。

チャレンジしたての頃は、ポップコーンを炒めている時に調味料を入れてみたりと考え付く方法で色々と試してはみたが、塩だけであればなんとかなるが、その他の味つけ、例えば焼きそば用のパウダーなどだと、パウダー自体が焦げ付いてしまい食べられない状態になってしまう事もあった。

こうなってくると、自宅で上手に作れるポップコーンは、キャラメルポップコーンと塩味のみとなってしまう。しかしこれでは飽きてしまう。

ある時、色々と調べていたら、ポップコーン用のフレーバーパウダーという物が販売されていることを知った。物は試しと、Amazonで「ポップコーン シーズニング 塩キャラメル 150g」を購入してみた。定期購入で買うと477円とお買い得であった。

使い方はポップコーンが出来上がったら、ポップコーンに振りかけて混ぜ合わせて味をなじませるだけである。

出来上がったポップコーンに塩を振りかけても実はポップコーンに塩はまとわりついてくれない。だが、このフレーバーパウダーはしっかりとポップコーンにまとわりつき、塩キャラメルのフレーバーを楽しむ事ができた。

なぜ塩は駄目でフレーバーパウダーだといいのか?

それはフレーバーパウダーの粒子がとても細かいからなのである。

この事が分かってから私の「ポップコーン」作りはさらなる成長を手に入れることができた。

【焼きそばの粉ソースを使ってみる】

実は節約の一環として、さらには私の料理がしたいという気持ちを満たす一環として、週末のお昼に「焼きそば」を作っている。

この焼きそばはこちらも著名な「脇屋友詞さん」のYouTube投稿「オイスターソース焼きそば♪豚バラとニラでプロの味/麺大好きシェフのレシピ/Oyster sauce Fried Noodle」で紹介されていたもので、とても美味しく、レストランで食べているような味になり、家庭の焼きそばとは印象が違う料理となる。子どもたちも美味しいと食べてくれる。

この焼きそばを作る際、焼きそばにセットで入っている粉末ソースが残るのであるが、これを「ポップコーン」の味付けで使ってみようと思い立ったのである。

しかし、何度かやってみたのであるが、ポップコーンが出来上がってからこの粉ソースをまぶすと、やはり思うように味がまとわりつかず、ポップコーンを炒めている最中に粉ソースをいれると、ソース自体が焦げ付いてしまい、食べる事ができなくなってしまったりした。

しかし、「塩キャラメル」のフレーバーパウダーから着想を得、ハンドミキサーで粉ソースをさらに細かな粉末にし、それを出来上がったポップコーンにまぶしてみたのである。

すると、ポップコーンに味がしっかりとまとわりつき、ソース焼きそばの味がするポップコーンが完成したのである。これは嬉しかった。

キャラメルポップコーンづくりからここまでくるのに、おそらく1年以上が経過しているが、諦めずにトライし続けて良かったと感じた。

そしてこの方法が成功するとなると、自宅にある、塩、コンソメスープの素、牛スープの素など、粉末にできるものであればなんでもポップコーン用のフレーバーパウダーとして使えることができるのである。

現在に至るまで以下のポップコーンを作ってみた。

  • ブラックペッパー味

  • コンソメ味

  • 牛スープ味

  • ソース焼きそば味

  • 海鮮焼きそば味

家族に人気が高かったのは、海鮮焼きそば味である。

分量はポップコーン70gに対し、だいたい以下の通りである。

  • ブラックペッパー味(塩1g、ブラックペッパー1~2振り)

  • コンソメ味(塩1g、コンソメスープ顆粒3g、白コショウ1振り)

  • 牛スープ味(塩1g、牛スープ顆粒3g)

  • ソース焼きそば(粉末ソース1袋)

  • 海鮮焼きそば味(粉末ソース1袋)

上記の塩、ブラックペッパー、粉類は全てハンドブレンダーでより細かくしてから使っている。

今、色々と「ポップコーン」用のフレーバーを作り出そうとしているが、次は「キャラウェイシード味」、「粉チーズ味」、「シナモンシュガー」、「コンソメカレー」などを試そうと考えている。

【お菓子代の節約】

子どもたち用のお菓子は買っても買ってもすぐになくなる。また子どもが3人いると、お菓子の消費量もばかにならない。

しかしながら、お菓子を手作りするようになり、市販のお菓子を食べる量が減ったと妻が教えてくれた。

ポップコーンは一回分の量(70g)は実は30円足らずなのである。ドン・キホーテで1kg税込み430円の物を使っているからである。

30円で家族が満足するポップコーンの量を作ることができ、さらには市販のおやつの消費量が減るのであれば、「ポップコーン」作りも節約術の一つになると考えているのである。

お金の教育はお金の事を学ぶのであるが、お金が「生活」を守るツールである以上、生活の知恵は「お金の節約」へと繋がっていることは自然な事なのかもしれない。

自分でできることが増えていく事は充実感を与えてくれる。そして自分が作ったもので他者が美味しいと感じてくれることは幸せを与えてくれる。

お金の教育を通じて「お金の節約術」の柔軟性を学んだだけでなく、自分の料理を通し家族の節約に貢献し、さらには幸福感を得るまでに至っている。

「お金」と「生活」はコインの表裏のような関係であり、お金の事を学ぶことは生活を学ぶことになるのかもしれない。



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