さくらヨーコ

窓の外に聞こえる小鳥の鳴き声で朝目覚めるのが幸せ。シンプル・自然体な生活が好き。小さな…

さくらヨーコ

窓の外に聞こえる小鳥の鳴き声で朝目覚めるのが幸せ。シンプル・自然体な生活が好き。小さなことにミラクルを感じた私の心をシェアしたい。ただ、おっちょこちょいの私。日本からアメリカに移って数々起こしたおっちょこちょい事件なんかを混ぜてお伝えします。横浜出身。サンフランシスコ在住。

記事一覧

『否が応でも摩訶不思議』

20年以上、マッサージセラピストとして人の体に触れていると、体を通じて多くのことが伝わってきます。肩や背中、手足の緊張や緩みが、指先を通してはっきりと感じられる瞬…

さくらヨーコ
8時間前
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AI小春

「ひとりの時間」 東京の下町にある古びた団地。そこに住む山崎健三は、80歳になる独居老人だった。かつてはにぎやかな家族と共に暮らし、人生の喜びや苦しみを分かち合っ…

さくらヨーコ
21時間前
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笑顔は風に揺れる竹のように:レジリエンスと日常の魔法

私は陽気なアメリカ人がすれ違いざまに笑顔をくれるのが大好き。今年の4月に引っ越してきた、サンフランシスコ郊外の街ラクスパーでは、散歩中に見知らぬ人と目が合えば、…

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もうすぐハワイで犬のお世話!気になるお腹周りをなんとかビキニボディに?

60歳の還暦を迎えると、人生が一区切りすると思われがちですよね?でも、私にとって還暦はむしろ「再スタート」のタイミングという感じです。昔は還暦が「役割を終える時」…

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バブル期の日本をでた海外組の私たちー日本への想い。

バブル期の日本を飛び出して、私たち海外組は「新しい世界が待っている」と信じていました。米国カリフォルニアのサンフランシスコに移った私も、異文化の中で自分を試し、…

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素面(Sober):還暦を迎えてワインをやめた私。バッカス、さようなら。

私はワインが大好きだった。ワインはただの「気晴らし」ではなく、美味しい食事と友人たちとの会話に寄り添う、ちょっとした贅沢だった。20代の初めからそんな楽しみを味わ…

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おっちょこちょいです。ドジばなし。

感情で行動する私。それがうまくいく時といかない時があるけど。でも、ちょっと危ないこともあります、はい。こんな私のどじ話をシェアしてみんなに気をつけてもらえれば嬉…

さくらヨーコ
7か月前
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やっぱり魂の存在って? 車の鍵が教えてくれたある出来事

パンデミックが少し落ち着いた頃の2021年の10月。大好きなフランスで2週間の休暇を楽しんだ私は、サンフランシスコ行きの帰りのエアフランスの機内で、少しだけメランコリ…

さくらヨーコ
10か月前
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『否が応でも摩訶不思議』

『否が応でも摩訶不思議』

20年以上、マッサージセラピストとして人の体に触れていると、体を通じて多くのことが伝わってきます。肩や背中、手足の緊張や緩みが、指先を通してはっきりと感じられる瞬間。体は言葉にしない感情を表すことがありますが、私がもっとも強く感じるのは、目には見えない「何か」が存在していること。それは時に、説明のつかない不思議な感覚がセラピールームを満たす瞬間です。

私がこの仕事に出会ったのは、今から20年ほど

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AI小春

AI小春

「ひとりの時間」

東京の下町にある古びた団地。そこに住む山崎健三は、80歳になる独居老人だった。かつてはにぎやかな家族と共に暮らし、人生の喜びや苦しみを分かち合ってきたが、今はただ、時計の針がゆっくりと時を刻む音だけが健三の耳に響いていた。

妻の咲子が亡くなってから、健三の毎日は静まり返った。咲子がいたころは、彼女の笑い声や、時折の小さな口論さえも、家を生き生きとさせていた。だが、彼女がいなく

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笑顔は風に揺れる竹のように:レジリエンスと日常の魔法

笑顔は風に揺れる竹のように:レジリエンスと日常の魔法

私は陽気なアメリカ人がすれ違いざまに笑顔をくれるのが大好き。今年の4月に引っ越してきた、サンフランシスコ郊外の街ラクスパーでは、散歩中に見知らぬ人と目が合えば、ほとんどの人が自然に笑顔を交換します。特に朝や晩の散歩で、すれ違う人たちが「おはよう!」と元気に言ってくれたり、軽く笑ってくれる瞬間は心温まって最高。アメリカでは、このような日常の小さな笑顔のやり取りが本当に自然なんですね。それが、まるで挨

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もうすぐハワイで犬のお世話!気になるお腹周りをなんとかビキニボディに?

もうすぐハワイで犬のお世話!気になるお腹周りをなんとかビキニボディに?

60歳の還暦を迎えると、人生が一区切りすると思われがちですよね?でも、私にとって還暦はむしろ「再スタート」のタイミングという感じです。昔は還暦が「役割を終える時」と捉えられていたかもしれませんが、今では人生をもっと楽しむための新しいステージです。素敵な60代、いっぱいいる!この新しい人生を謳歌するために、私は「シンプルに、でも豊かに生きる」ことを大切にしています。

最近、体の変化を感じるのは確か

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バブル期の日本をでた海外組の私たちー日本への想い。

バブル期の日本をでた海外組の私たちー日本への想い。

バブル期の日本を飛び出して、私たち海外組は「新しい世界が待っている」と信じていました。米国カリフォルニアのサンフランシスコに移った私も、異文化の中で自分を試し、たくさんのことを学んできました。恋愛、結婚、仕事、子育て、転職、離婚などなど。そして気がつけば、私たちも還暦世代に突入。最近、あの頃海外に出た仲間たちが少しずつ日本に戻り始めています。学生時代の友人たちはアメリカ、イギリス、フランスなどみん

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素面(Sober):還暦を迎えてワインをやめた私。バッカス、さようなら。

素面(Sober):還暦を迎えてワインをやめた私。バッカス、さようなら。

私はワインが大好きだった。ワインはただの「気晴らし」ではなく、美味しい食事と友人たちとの会話に寄り添う、ちょっとした贅沢だった。20代の初めからそんな楽しみを味わい、いつしかそれは私の日常の一部に。特に、フランスに住む親友のステファンを訪ねる度、彼が開けてくれる特別なワインは、まるで神の贈り物のように感じた。40年近く、バッカスに導かれるように、ワインと共に優雅に過ごしてきたのだ。

でも、ある日

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おっちょこちょいです。ドジばなし。

おっちょこちょいです。ドジばなし。

感情で行動する私。それがうまくいく時といかない時があるけど。でも、ちょっと危ないこともあります、はい。こんな私のどじ話をシェアしてみんなに気をつけてもらえれば嬉しいです。

息子がまだ小さかった頃フルタイムで仕事(マーケティング会社)もしていたシングルママの私は疲れ気味。プラス、こちら(アメリカ・サンフランシスコ)は車社会。とにかく学校、習い事の送り迎えでウーバーのようにいつも子供達をわんさか乗っ

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やっぱり魂の存在って? 車の鍵が教えてくれたある出来事

パンデミックが少し落ち着いた頃の2021年の10月。大好きなフランスで2週間の休暇を楽しんだ私は、サンフランシスコ行きの帰りのエアフランスの機内で、少しだけメランコリックな気持ちに浸っていました。大学時代の友人とパリであったり、昔の恋人とラマンで過ごしたり。そういった貴重な楽しい時間が私の心のロマンチックな部分を刺激して、今世界がウィルスで大変なことになっている現実にやっぱりちょっと疲れていた私の

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