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【noteまとめ】毎日続ける10の工夫 250日以上続けて身につけたこととは?

「過去の自分にアドバイスするならこれかな」

1日1記事、4月に書き始めたnoteも250日を超えました。そこで、改めてnoteを書き続けるコツについてまとめておきたいと思います。

そもそもnoteとはどんなサービスなのか、その上で「続ける」ための工夫を10個ピックアップしてみました。ご参考ください。

noteとは何か(創作を続ける価値)

noteを続けるコツの前に、そもそもnoteというものがどんなサービスなのかを整理しておきましょう。

「誰もが創作をはじめ、続けられるようにする」

これがnoteのミッションステートメント。極めて明快なステートメントですね。noteというサービスは正にこれを具現化している素晴らしいサービスです。

大切なのは「続けられるようにする」という点。創造の前提にあるのが「続ける」ということだということです。続けることで何かが見えてきて、また新たな何かが創作される。創作活動をする一人ひとりが異なる目標を持って「続ける」ことで何か発見し続ける。

続けるのは大変なことですが、創作を続けることは学び続ける、ひいては成長し続けるということですね。これは250日以上続けて私も実感しているところです。続けることを前提にぜひ工夫を重ねていきましょう。

ただ正直、「毎日更新」って結構大変です。1日24時間の中で1つ記事を書いて、タイマーがリセットされる感覚。日によって忙しさも体調も違います。例えば出張がある時、急な用事、突然の体調不良など、自分のパフォーマンスが落ちる時も続けるというのは相当大変な事です。

だからこそ、そうしたピンチに先回りして「備える」事が重要となります。毎日250日以上続けて書いてきて、トライ&エラーを重ねて学んできたコツをまとめてみます。

テクニック編(5つのコツ)

1.noteタイムの枠を作る
まずはnoteに取り組む環境を整える事です。noteはスマホ一台で書けますので、どこでも記事を作れます。大切なのは毎日の生活の中で「どのタイミングで書くか」という時間の枠です。

noteを毎日続けるという事は「習慣化する」ということ。つまり「この時間帯はnoteと向き合う」というnote用の「時間の枠」を生活の中に作る必要があります。このリズムが掴めないと習慣化は難しいので、まず1人になれる時間を確保しましょう。

2.環境を整える
時間と共に大切なのは場所。noteの記事作りは出来るだけ短時間で集中したほうが良いです。なぜなら時間の負荷が大きいと生活への影響が大きくなるからです。私のnote記事は平均3,000文字程度ですが、文章を書くだけでも物理的に1時間程度はかかってしまいます。その時間は他のことができませんのでこの負担が大きくなると仕事や家族との時間が犠牲になり、どこかで破綻します。日々の記事作りはなるべくコンパクトにしたいですね。

だからこそ集中できる環境が重要です。ポイントは「ライバル行動」を減らすこと。つまり集中を妨げるようなあらゆる誘惑を遠ざけるということ。パソコンで記事を書く場合はスマホの画面をひっくり返す、OFFにするなどです。特に通知機能は本当に邪魔ですので、できれば全部OFFにするのをお勧めします。予期せぬ刺激による中断をなるべくなくし、集中できる場所を確保しましょう。

3.記事作りは「分業」で
何事も一気に取り組むと達成するのが大変です。それはnoteの記事作りも同じです。私は毎日1記事書くようにしていますが、記事作り3ステップに分業しています。

①前日にテーマを考えてラフに書く。
②夜寝て一晩寝かせる(ベッドの中でいろいろ考える)。
③翌日に追加修正して完成。

こうして3つに分業すると、各段階での負荷は減ります。気軽に取り組めます。負担が大きいと感じると続くものも続きません。なるべく細切れに分解して、1つ1つの負担を小さくすることで、続けやすくなります。

4.ネタのストック持つ
noteを書き始めた頃によくぶつかる壁が「ネタが無い問題」です。noterさんなら一度は誰もが経験しているかと思います。そんな日のために、記事作成の当日にネタ探しからしなくてもいいようにネタのストックを準備しておきましょう。

ネタ帳を作ります。興味のあるカテゴリーをいくつか作って、そのカテゴリーごとに日々気になる事をストックしていきます。日々アンテナを張り、さまざまな情報を集めていくとどんどん興味の幅が広がっていくのを実感します。

ネタ帳自体にも自分なりの工夫をしてみましょう。手書きが良いのか、スマホのメモアプリを使うのか、付箋でぺたぺたストックするのか、いろんな手法がありますが正解はありません。大切なのは「集めやすい」ことと「取り出しやすいこと」です。ネタ帳はあくまでストックの場です。インプットとアウトプットの中継地点ですので、出し入れのしやすさが鍵となります。自分でしっくりくるストックの仕方を探してみましょう。

5.完成記事を持っておく
毎日書く上で一番のハードルは「時間」。0時から24時までの24時間という枠の中のどこかで「投稿」ボタンを押す、それを続ける、これが最初の関門です。

日によって忙しい日もあります。noteを書き始めた頃は「もう23時!やばい!!」と時間に追われた日もありました。これは精神衛生上良くないですね。

そこで追い詰められたピンチの時に備えて、1記事以上完成記事をストックしておきましょう。投稿ボタンを押すだけの完成記事があるだけで、とても心の余裕ができます。ココロのエスケープボタンですね。複数の記事ストックを持っておくととても気が楽になります。


マインドセット編(5つのコツ)

6.初めのゴールは「3日」、「3週間」
いきなり「note毎日更新」を目標にすると、途方もなく高いハードルに感じてしまいます。ゴールの見えない旅路は果てしなくキツく、容易に挫折してしまいます。はじめはスモールゴールをセットするのが良いでしょう。

おすすめは初めのスモールゴールは「まずは3日」、その先に一旦のゴールを「3週間」にしましょう。これには理由があります。3日間というのは「3日坊主」という言葉をクリアする期間です。ここは意地でも食らい付いてやってみましょう。「3日坊主ではない」と思えると、習慣化の入り口に立てた気がします。

一方で、次のゴールの「3週間」は意地や意思だけではなかなか達成できません。自分なりの「型」を作っていかないと達成出来ないでしょう。だからこそ、この3週間はビュー数やスキの数を無視して自分なりのスタイル作りに専念しましょう。

人間は「ホメオスタシス」というとても優れた働きを持っています。ホメオスタシスとは「なるべく今の状態を維持しようとする働き」。「恒常性」とも呼ばれます。「新しい取り組み」は現状維持から見るとはじめは異質な取り組みなので、排除するような働きが作用します。

しかし、そこを頑張り一旦定着すると、「その取り組みがないことが異質な状態」となり、無理なく継続できる、というメカニズムです。この「一旦定着する」という習慣化に至るまでに必要な時間が「21日間」でインキュベートの法則とも言われています。あとは続けないと逆に気持ち悪いので自然と継続できます。まずは「3週間」をゴールに設定し、少しずつ自分が成長していくのを楽しみましょう。

7.自分なりの「スタイル作り」を意識する
noteの書き始めの頃は特に、「書いていて心地よい書き方」を探る事をおすすめします。例えば段落の付け方。私は3〜4つの文章をひとまとめに段落をつけています。この段落のように。

他にもヘッドラインをつける、最後に「まとめ」を添えるなど、記事の書き方で自分のスタイルを探していきます。こうする事で構成に悩まずに、リズム良く記事作成ができるようになります。

また、先ほどの「ネタ帳の作り」もやはり自分なりのスタイルがあります。インプットしやすい仕方、アウトプットしやすい仕方など、自分なりのスタイル、いわば「型」を作って行くことでnote作りがスムーズになっていきます。

8.反応よりも自己満足を優先
noteを書き始めると「なぜスキが増えないのか?」「ビュー数が少ない…」など、記事への反応を気にしてしまいがちです。しかし、特に初期段階ではPV数やスキ反響は気にしない方が良いでしょう。

周囲の反応よりも「自分が無理なくnoteが続けられる事」を最優先しましょう。なぜならばnoteは創作活動を続ける為のフィールドだからです。ビュー数やスキの数は結果であって目標ではありません。周囲の反応を意識し始めると自分のnoteを見失い、内容もブレがちです。

スキを増やす工夫などは「習慣化」した先に考えれば良いことです。それよりも「自分の創作活動」を最優先する。自己満足できる内容の記事を作ることに集中しましょう。

記事の精度が上がれば、その内容に共感してくれる人は必ず見つかります。ビュー数や、スキの数は後からついてきます。まずは日々コツコツと書き続けられる筋力をつけましょう。

9.「役に立つか?」の視点
先に「自己満足」と書きましたが、これは自分だけが満足するという意味ではありません。「誰かが読んで何かしらプラスになると自分で思える内容か?」という記事の質に対する自己満足です。

私が思う「良質な記事」は読後に読み手の態度変容を促す記事だと思っています。読んだ後に「なるほど、試してみよう」と考え方や行動が変わる。これは読み手の生活に何らかのプラスの影響を与えたということ。

「情けは人の為ならず」です。誰かの為にプラスになる行為は巡り巡って自分にプラスに返ってくる。noteはそういうプラスの刺激の交換がなされる素敵な場所です。

質の高い記事を書き続けているときっと多くの人に見つけてもらって広められます。目指すべきは数字ではなく、その先にいる読んでくれた人へのプラスの影響です。その総和が自分を幸せにするのだと思います。

記事を書く時は最後に「この記事は読んだ人に何らかの役に立っているかな?」と問うてみましょう。

10.過去の自分へのメッセージを送るつもりで
「人の役に立つ」と思うといきなりハードルが上がったように感じるかもしれません。noteは不特定多数の方に向けて書くので、読み手のイメージを明確に持つことは難しいです。

そんな時に役立つのが「過去の自分に向けてアドバイスをする感覚で書く」ということ。実際、この記事は250日前の自分に向けて、「こんなテクニックがあるぞ」、「こんなマインドセットを大切にしろよ」と語りかける気持ちで書いています。

この記事は少なくとも250日前の自分には役立つ記事です。1人は幸せにできる。そして、過去の自分と似た境遇の人は少なからずいるはず。そう考えると、誰かの役には立っているのかなと思えます。そんな思いから生まれた記事は、自分が辿った道と似た境遇にいる誰かの悩みに寄り添い、救うことになるのではないかと思います。

まとめ

これまで毎日コツコツ続けてきたnoteですが、改めて「続ける」ための工夫についてまとめてみました。大事なのは、「小さいことを続ける」ことだと思います。

毎日1%の変化を続けると人間はどうなるのかという記事を読んだことがあります。今日を1とした時に、次の日に1.01倍、これを365日続けると約40になるそうです。人間は1%の努力で4000%に成長するということ。日々の成長はたった1%ですが、続けることで、1年後には別人に成長しているということですね。

そのためにも、「今日の小さな一歩」を大切にする感覚が重要です。

習慣は行動(テクニック)と意識(マインドセット)の両輪で前に進みます。小さな工夫を重ねて、日々成長していけると良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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