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アイデアの種

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記事一覧

働きたくないから生活保護を受けてみた。毎日が豊かになった。

働きたくないから生活保護を受けてみた。毎日が豊かになった。

借金の取り立てを無視していたら電報が来た。最後に支払いを約束した日から5年経つと時効が来るらしいので「来月には払います」の一言を取ろうとあちらも必死である。まあ、受け取り拒否したので向こうの企みは失敗したのだけれども。

私が「受給理由:思想上の理由(働きたくないため)」と書いて生活保護を受け始めて3ヶ月になる。毎月13万円、合わせて40万円ほどを貰ったことになる。これが案外にも額面の印象より素晴

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もの言う自由、受け取らない自由

もの言う自由、受け取らない自由

人の悩み、というもののほとんどは「人間関係」によるものだと思う(とアドラー本を書いている岸見先生もおっしゃっていたような)。で、それらを「キャリアコンサルティング」という場でいつも聞いているわたしがお伝えしたい「シンプルな一つの方法」がある。
 
それは「他者からかけられるすべての言葉を、受け止める必要はない」ということ。それ、あなたが「決めていい」んだよ、ってこと。

「こんなふうに言われてしま

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本当に読書好きなのかが、分からなくなった話

本当に読書好きなのかが、分からなくなった話

私は本が好きだ。
本という媒体が好きだ。
紙の感触も好きだし、読み進めて残りのページが減っていくのを見るのも好きだ。
知らないことを知ることも好きだ。
読みたい本リストは無限に増えていくし、読んだ本リストも日々更新している。

でも最近、本当に読書が好きなのか分からなくなった。
読んだ本はどんどん増えていくが、浅い読みしかできていない気がしている。
表紙は覚えていても内容を覚えていない本が多い。

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良い結婚相手を探すには、自分で結婚相談所をやればいい

関係あるようで関係ない話を3つ書く。

[ひとつめ]:良い結婚相手を探すには、自分で結婚相談所をやればいい昔誰かに聞いた話。いまだと「自分でマッチングアプリをつくればいい」になるのかな。それだとニュアンス変わるな・・・。

たくさん結婚相談を受け付けて、これはと思った人に「自分」を推薦する

ってことみたい。実際にはそんなことできないだろう。職業倫理的にどうなのってのもあるので。

このエピソード

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ガムテープフォントを後世に残したい。#ガムテープフォント化計画

ガムテープフォントを後世に残したい。#ガムテープフォント化計画

駅の構内に、ガムテープで文字をつくった案内があります。

こちらは、ガムテープを使って書体を作り出したガードマンの佐藤修悦さんのインタビューです。

(note表紙のガムテープアートもこの記事からお借りしてます)

このガムテープ文字を見ていて、ふと思いついた企画があります。

ガムテープフォント化計画これがフォント(書体)として、自分のパソコンで自由に使えたらおもしろいなと思いました。

たとえ

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考えるのがラクになる3つの秘訣

考えるのがラクになる3つの秘訣

ペンと紙を用意して、手書きメモで思考を整理していくというワークショップを何百回と続けています。

今回の記事では、思考がラクになる秘訣をご紹介します。

このシンプルな定義を毎回お経のように唱えています。

なぜなら、その定義の中にぼくのようなふつうの人でも思考整理が上手くなる秘訣が含まれているからです。

例えば、憧れの人(社長でも、異性でも)から
「今度ごはん食べいきましょう。何がいいか考えて

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簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

「若いうちはどんどん失敗したほうがいい」
「そう深く考えず『やってみなはれ』の精神で挑戦したらいいんだよ!」

特に若い人に向けてよく言われるアドバイスですが、私は昔からこの「とりあえずやってみたら」というアドバイスにもやもやした感情を抱いてきました。

そのもやもやの原因が何なのかがうまく言語化できていなかったのですが、最近読んだ「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」と「小さなチーム、

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単純作業は創意工夫の小宇宙

ストッキングの袋詰めを内職に出すことに。まずは一箱どのくらい手間がかかるか調べなくては。両親二人で三時間。ということは、一人だと一箱六時間かかる。それを参考に、一箱あたりの内職代を決めた。案の定、慣れてきた人でも四時間を切ることはできなかった。ところが。

一人だけ、1時間程で一箱仕上げてくる人がいた。そのことを他の内職の人に言うと、皆、信じられない、友達に手伝ってもらっているに違いない、という。

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なぜひとりで始めるのか

なぜひとりで始めるのか

わたしはクローバ PAGEというWebサービスを5年ほど運営していて、現在は収入の多くをこのサービスから得ています。開発、運用、マーケ、サポートなどほぼすべてひとりで行っています。ITで起業というと、資金調達して上場してみたいなキラキラした世界を想像するかもしれませんが、わたしは資金調達も借り入れもしたことがありませんし、今のところオフィスすら借りていません。おそらく初めて会う人は、わたしのことを

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本の出会い系で名著とオフ会

本の出会い系で名著とオフ会

とにもかくにも、本を読んでいる。
最近、「Chapters」という選書サービスを利用しはじめた。

Chaptersは毎月4冊の本だけを取り扱う月額制のオンライン書店です。どんな本かはあなたの元へ届くまでのお楽しみ。添えられた紹介文をもとに、気軽に一冊をお選びください。

名前が伏せられたままの本4冊の中から、紹介文を頼りに1冊を選ぶと、それが郵送で送られてくるシステムだ。

ブックカバーやしおり

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期待を手放すこと

「ためしてガッテン」にお坊さんが登場。喫茶店でコーヒーを頼むが、この店、番組の仕込み。「かしこまりました」と言って数分たち「お客様、オレンジジュースでしたっけ?」と、注文を聞き直すことを繰り返し。いつ怒り出すかというたちの悪い設定。ところが。

何度聞いても「ホットコーヒーです」と笑顔で返し、怒る様子がないので、とうとう番組スタッフが仕込みであることを明かし、「なんで怒らなかったんですか?」と尋ね

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本を書くときの限界はどこにあるのか

本を書くときの限界はどこにあるのか

本を書くときの限界はどこにあるのかというお話をしましょう。

結城浩のメールマガジン 2017年8月15日 Vol.281 より

※注意:以下の文章における「現在」は2017年です。

 * * *

先日、筑波大学大学院の @buku_t さんによる、こんなツイートを読みました。

高校時代、特に好きなことも夢とかも無くて、本屋に行ったときに偶然数学ガールに出会い、そこから数学が好きになってこ

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FIREには全く興味がない僕が「ハーフリタイヤ」してみた結果。

FIREには全く興味がない僕が「ハーフリタイヤ」してみた結果。

「働き方」にまつわるトレンドで、ここ数年で最もホットなトピックはなんだろうか。

複業研究家としては、「複業(副業)!」と言い切りたいところだが、残念ながら圧倒的にFIREに軍配があがるだろう。

「働き方」というトピックに興味関心がある方は、FIREというキーワードを一度は聞いたことがあるはず。

「FIREブーム」の火付け役になった『FIRE 最強の早期リタイア術』は9.5万部を突破。2020

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紙かデジタルで困ってます。

紙かデジタルで困ってます。

noteサーフィンをしていたら、面白い記事を見つけました。

記事のタイトルは、『紙か、電子書籍か問題』。僕も前から気になっていたというよりはむしろ、困っていた問題のひとつです。

僕は、少しまえ断捨離をしました。読まないであろう本と大きな本棚とお別れしました。

おかげで部屋がすっきりしたアレルギー本棚に入るだけの本しかないので、管理がしやすくなった気がします。また、ほこりが苦手なので、定期的に

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