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【感想】兵庫県立横尾忠則救急病院展
入館するやいなや、白衣の女性に検温と問診票の記入を求められる。
まだチケットも買っていないのに、すでに私は病院にいる。
まるで入る扉を間違えたかのように、唐突に。
作り込まれた空間に、有無を言わさず連れ込まれたかのように、強引に。
と思いきや、非接触型の検温マシンは、コロナウイルスの感染防止対策のために。問診票は、美術館の利用者にコロナウイルスの感染者が発生した場合に、感染者と接触した者の履歴
美術館の夏の陽が好きなんだ
今の住処に引っ越してきて、嬉しかったことのひとつ。小さな美術館が、家から歩いてすぐのところにあることだ。
しかも、かねがね好きだったアーティストの方の作品を専門にした美術館だ。あの方が描き出すエネルギーのかたまりが、徒歩5分の場所、コンビニよりもスーパーよりも近いところにあるなんて、信じられない。
引っ越しが落ち着いたら、絶対行こう。
しかし春、新居に荷物を運び入れて荷解きをはじめるやいなや、新
家から出られないしずっとニトリデコホームの猫愛でてる
ニトリデコホームの猫が好きすぎる。
緊急事態宣言が発令され、家から出られない昨今。いや、そんな宣言が出ていなくても、家から出る用事のない、3月に仕事を辞めてから暫く無職の私。
そんな私の家でのお供は、「ニトリデコホームの猫」、この猫である。
正式名称は「モチモチクッション キャット」、ニトリデコホーム公式は「猫のもちもちクッション」と呼んでいるようだ。
当初発売は昨年(2019年)の冬で、
美しい文章を編むことを楽しみたいのか、たくさんの人に読まれる文章を書きたいのか、分からない
noteを始めたのはそもそも休職中の手習いだった。
半年前の私は、仕事に心身のエネルギーを全て食い尽くされてもうすっかりボロボロの心身に、「生活のため」「責任」という現実的な道理だけをぶちこんで燃やして騙し騙し働いていた、動く屍だった。ホラー映画に出てくるような、悪役に妖しい呪術をかけられて蠢き出す死体のような働きぶりだった。動く屍には、仕事を数ヶ月休養せよという医師の診断書が発行された。
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