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【1分で読める】#27 選択肢過多効果:優柔不断なあなたへ、選択肢が多すぎる時代のガイド

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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!自己紹介はこちら

以下のような経験はないでしょうか?

  • レストランのメニューが多すぎて、何を注文するか決められずに困った。

  • 新しいスマートフォンを選ぶために比較サイトを見たが、選択肢が多すぎてどれが自分に合っているのかわからなかった。

  • 休日に何をするか選べずに、結局何もしないで一日が終わってしまった。

  • 旅行先を決めるために色々な観光地を調べたが、選択肢が多すぎてどこに行くか決められなかった。

  • 新しい本を読むために図書館や書店に行ったが、選択肢が多すぎてどの本を選ぶか決められなかった。

  • デザートメニューが多すぎて、どれを注文するか決められずに結局デザートをスキップした。

これらは「選択肢過多効果」に陥っている可能性が高いです。

この記事を読むことで、選択肢過多効果とは何かを理解し、その対処法を学びましょう!



※そもそもバイアスとは

バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。

これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。

バイアスについて一度勉強すると、2~3週間は耐性が付くと言われています。

逆に言うと、2~3週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、定期的な復習をおすすめします。


選択肢過多効果とは

選択肢過多効果とは、選択肢が多すぎると、人々が決定を下すのが難しくなり、結果として行動を起こさなくなる心理的傾向を指します。

選択肢過多効果に陥ると、以下のようなデメリットがあります。

  1. 決断の遅延:
    選択肢が多すぎると、どの選択肢が最適かを判断するのに時間がかかり、結果として決断が遅れることがあります。

  2. 決断の麻痺:
    選択肢の多さによって、人々はどの選択をすれば良いのかを決めかね、結果的に何も選択しないという「分析麻痺」に陥ることがあります。

  3. ストレスの増加:
    選択肢が多いと、最適な選択をするための圧力が増し、ストレスや不安を感じる原因となります。

  4. 費用の増大:
    選択肢を比較検討するためにかかる時間や労力は、経済的なコストにもなり得ます。多くの選択肢を検討することで、そのプロセス自体が負担となることがあります。

  5. 意思決定の質の低下:
    最適な選択をするために必要な情報をすべて処理することが困難になるため、選択肢が多いと意思決定の質が低下する可能性があります。

  6. 逃失利益の感覚:
    選ばなかった選択肢に対する「逃した可能性」に焦点を当てることで、実際に選んだ選択肢に対する満足感が損なわれることがあります。

選択肢過多効果を克服する方法

選択肢過多効果を克服するためには、まずその存在を認識し、自分がその影響を受けていることを理解することが重要です。

以下に、効果的な対策をいくつか挙げます。

  1. 情報のフィルタリング:
    必要な情報に焦点を当て、関連性の低い情報は排除することで、選択肢を絞り込みます。

  2. 優先順位の設定:
    自分にとって最も重要な基準や価値を明確にし、それに基づいて選択肢を評価します。

  3. 満足化戦略の採用:
    最良ではなく「十分に良い」選択肢を受け入れることで、決断を容易にし、後悔を減らします。これは「満足化(satisficing)」と呼ばれるアプローチです。

  4. 意思決定ルールの設定:
    事前に決めたルールや基準に従って選択を行うことで、選択プロセスを簡単にします。例えば、予算内で最も機能が多い製品を選ぶ、といった具体的なルールです。

  5. 選択肢の削減:
    提供される選択肢の数を意図的に減らすことで、選択のプロセスを簡単にします。

  6. 時間制限の設定:
    決断を下すための時間を設定することで、無限に選択肢を検討し続けることを防ぎます。

まとめ

■選択肢過多効果とは
選択肢が多いのは一見良いことのように感じるが、実際はその逆で、デメリットが多い。
・決断を回避してしまう
・決断を先延ばししてしまう
・ストレス、コストの増加
・決断したとしても、後悔してしまう可能性が高まる

■対策
・選択肢を増やさない(Amazonで買うと決めたらそれ以外のサイトを見すぎない)
・時間制限を決める
・完璧な選択をしようとしない。「70点以上ならOK」というような緩めの基準を設ける。


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