「予想は破滅」
以前書いたnoteでは、人が持つ3つの「意識」について紹介しました。
その意識のうちの1つである、「顕在意識(けんざいいしき)」はネガティヴな意識として僕たちの行動を度々妨げてくる要因です。
顕在意識の代表的な例として、「予想すること」があげられます。
みなさんも、何か新しいことにチャレンジしようとしたり、プレッシャーのかかる場面に遭遇するであろうというときには、こんな予想をしたことがあると思います。
「気になっている子とデートしたいけど、断られたらどうしよう」
「仕事が期限までに終わりそうにないけど、上司に言ったら怒られそうだからギリギリまで黙っておこう」
「今日は取引先の前でプレゼンだ。失敗したらどうしようか不安…」
誰だって失敗はしたくないし、後悔もしたくない。恥だってかきたくないでしょう。
でも、これらの「予想」は、全て「破滅」につながってしまいます。
正確にいうと、“予想すること”が破滅につながるんです。
それはどうしてでしょうか?
答えはとっても簡単で、「未来のことなんか、誰もわからない」からです。
だってそうでしょう?
未来のことを確実に予知できるのであれば、ネガティヴな予想をする必要はありません。
さっきの3つの例も、それぞれ“予想をしてしまった”からネガティヴな方向に進んでしまっているんです。
「気になっている子とデートしたいけど、断られたらどうしよう」
→「断る」「断らない」は相手の判断であって、自分ではどうにもできないこと。どんなに相手のことを想っていても断られるときは断られるし、OKをもらえるときもそのまた然り。
だから、「断られたら」なんて“予想”はせずに、まずは相手とのコミュニケーションを図っていくことが大事ですよね。
「仕事が期限までに終わりそうにないけど、上司に言ったら怒られそうだからギリギリまで黙っておこう」
→こちらも一緒です。もちろん、仕事の納期を守れなかったのはダメかもしれないけれど、怒られると決まっているわけではないですよね。
もしかしたら、早めに伝えることで上司から「そうか。ならいつまでに出来そう?俺も何か手伝おうか?」と言ってもらえることだってあり得ます。
「怒られる」という“予想”をせずに、まずは相手に伝えてみることが大切。
「今日は取引先の前でプレゼンだ。失敗したらどうしようか不安…」
→プレゼンが成功か失敗かなんて、相手が決めること。
そんな不安に時間を割くよりも、少しでもプレゼンが上手くいくように練習することの方が優先度が高いですよね。
つまりは、予想することは破滅への1歩目になっているのです。
確かに、不安を感じたり、ちょっとネガティヴな気分のときには“予想”をしてしまいがちです。
もちろん僕も、ときには落ち込むこともあるけれど、そんなときは決まって、
「予想は破滅だ!」
と、頭の中で考えることで、日々、顕在意識と戦っています。
もう一度いいますが、「予想は破滅」です。
ネガティヴな予想をするよりも、まずは実際に行動に移してみることが、成長への第一歩です(^○^)
それでは今日はこの辺で。
今日も1日お疲れ様でした。
【人が持つ3つの“意識”について】
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