mna mra (mon_amura)

このnoteを始めたときは長い外国暮らしの途中でしたが、今は帰国して日本にいます。 ゆ…

mna mra (mon_amura)

このnoteを始めたときは長い外国暮らしの途中でしたが、今は帰国して日本にいます。 ゆるーくブログを続けたいです。

記事一覧

群れなければいいのだ

ずーっと同じようなことを考えていますので、同じようなことを書いてしまっていると思うのですが、お付き合いください。 2週間ほど前に、自分が最近「野良」イベントを開…

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頭がごちゃごちゃ

自分の頭がいいか悪いかは、学校や仕事など試される場面が多くて、50才もすぎると、だいたい自分はこんなものなのだろうと分かってきますし、あきらめも出てきます。 一方…

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大人になると友だちができない?

私は社交的でなく、友だちが多いタイプとはとても言えないのですが、それでも大学生までは友だちが自然にできていたような気がします。 しかし、その後は会社で働いていた…

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「野良」イベント

「野良イベント」開催というふうに、最近、私のしていることが言えるかな、と思いつきましたので、少しまとめてみます。 昨年11月からイベントを私ひとりで企画運営しはじ…

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note再開(できるかな?)

1年間、noteをほったらかしにしてしまったのですが、再開しようかという気分になりましたので、今は、ひとまずその「宣言」だけ書いておきます。 このまま「宣言」だけに…

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セルゲイ・ドヴラートフ『かばん』

セルゲイ・ドヴラートフ(1941~1990)はソ連に生まれ、途中でアメリカに亡命した作家です。この作家のことは、NHKラジオのロシア語講座で沼野充義先生が購読をされたのを…

「研究」からは遠ざかっても

きのうはzoomを使っておこなわれた、とある勉強会に参加しました。20年以上前からお世話になっている先生に帰朝報告のメールをしたら、参加しませんかと誘われたのでした。…

はぐれ者として生きる

長いものには巻かれろ、と言います。けれども生まれつき天の邪鬼の私にはそれができません。動物の群れの中でいうと「はぐれ×〇」といわれるような行動をずっとしてきまし…

恥ずかしながら……

2021年8月の米軍アフガニスタン撤退あたりからいろいろ考えた結果、当時の仕事を辞め現地の大学で働くという選択をした私ですが、思ったようにはうまくいかず、最後は病気…

アフガン国境行き夜行列車

最後の記事を書いてから5か月も経ってしまいました。本当は下記に書いたもうひとつのブログを続けて、そちらを中心にするつもりだったのですがうまく続けられず、こちらの…

外国語が「わかる」と「できる」

明日(日曜日)、JLPTという日本語の試験があります。その試験を受ける学生がいて、今週ずっと(zoomですが)勉強に付き合ってあげています。けれども、なかなか結果が出ま…

初めての在外投票

昨日(6月29日)、初めて在外投票をしました。 今年、参議院選挙があることが分かっていましたので、まずは3月に手続きをして「在外選挙人証」を発行してもらっていました…

もうひとつのブログ

2月に始めて3ヶ月間書き続けていたnoteでしたが、先月から1ヶ月以上書かないままになってしまいました。何か特別な問題があったわけではなく、実はもうひとつブログを立ち…

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作家・加藤九祚――井上靖と旅することで彼が学んだこと

ひょんなことで、自分の好きな学者、作家である加藤九祚について、今いるU国で開催される会議で話すことになりました。18日が氏の生誕100周年に当たります。 時間は5分だ…

コロナの「せい」か、コロナの「おかげ」か

私の住んでいるU国では昨年末から今年1月ごろにかけてオミクロン株の高い波がありましたがそれが収まった後はコロナの感染は落ち着いており、今、町なかで人々はほとんどマ…

道をよく聞かれる人

古典的なテーマだと思いますが、人によって道を歩いているときに他の人から道をよく聞かれる人、聞かれない人がいると思います。あるいは写真を撮ってくださいとシャッター…

群れなければいいのだ

群れなければいいのだ

ずーっと同じようなことを考えていますので、同じようなことを書いてしまっていると思うのですが、お付き合いください。

2週間ほど前に、自分が最近「野良」イベントを開催していると書きました。

それ以外にも、生計を立てるための仕事があったり、別の団体でも行事を企画したりしているのですが、どうも私は、自分ひとりでイベントを企画・開催するのが向いているみたいです。

会社・団体などの組織の中で、何かイベン

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頭がごちゃごちゃ

頭がごちゃごちゃ

自分の頭がいいか悪いかは、学校や仕事など試される場面が多くて、50才もすぎると、だいたい自分はこんなものなのだろうと分かってきますし、あきらめも出てきます。

一方で、人が明晰に考えられるかどうかは、ふだん、あまり問題にされていないようです。試験や仕事は所定の時間内で解決すればいいので、その時間内でどう頭を働かせたかは、外にははっきり見えず、そのためにそれが評価されることも少ないのかもしれません。

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大人になると友だちができない?

大人になると友だちができない?

私は社交的でなく、友だちが多いタイプとはとても言えないのですが、それでも大学生までは友だちが自然にできていたような気がします。

しかし、その後は会社で働いていたり、大学院にいたり、アルバイトをしていたり、海外にいたり、無職だったり……、いろいろな状況におかれましたが、友だちはできづらくなりました。

でも、今、自分で事務所もどきを立ち上げ、自分の好きなテーマでイベントを主催するようになると、はっ

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「野良」イベント

「野良」イベント

「野良イベント」開催というふうに、最近、私のしていることが言えるかな、と思いつきましたので、少しまとめてみます。

昨年11月からイベントを私ひとりで企画運営しはじめ、これまで計6回開催しました。うち4回は、サロンと名付けている小さな講演会のようなもの、残り2回はコンサート、映画上映会でした。

(本当は、この活動のnoteを作ってみようと思っているのですがまだできておらず、ここではかなりあいまい

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note再開(できるかな?)

1年間、noteをほったらかしにしてしまったのですが、再開しようかという気分になりましたので、今は、ひとまずその「宣言」だけ書いておきます。

このまま「宣言」だけになるということも、自分の性格からして考えられるのですが、これまでいろいろ考えすぎて何も書けませんでしたので、気楽に、あんまり考えずに、素直な自分の考え、言動をここに書き留めていけるなといいなと思っています。

もし再開できましたら、み

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セルゲイ・ドヴラートフ『かばん』

セルゲイ・ドヴラートフ『かばん』

セルゲイ・ドヴラートフ(1941~1990)はソ連に生まれ、途中でアメリカに亡命した作家です。この作家のことは、NHKラジオのロシア語講座で沼野充義先生が購読をされたのを聞いて知りました。その後ロシアに留学したときにペーパーバックでドヴラートフを2冊買い、そのうち最初のものが『かばん』でした。

なぜこの本について書いているかというと、この『かばん』の前書きのエピソードでの筆者ドヴラートフの気持ち

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「研究」からは遠ざかっても

「研究」からは遠ざかっても

きのうはzoomを使っておこなわれた、とある勉強会に参加しました。20年以上前からお世話になっている先生に帰朝報告のメールをしたら、参加しませんかと誘われたのでした。

きのうの勉強会のテーマは、私がかつて大学院で勉強していたことに近く、本来なら積極的に質問したりコメントしたりすべきでしたが、まじめに研究する気持ちをなくしてから10年以上も経ってしまった私には、たしかにそういうこともあった、あれは

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はぐれ者として生きる

はぐれ者として生きる

長いものには巻かれろ、と言います。けれども生まれつき天の邪鬼の私にはそれができません。動物の群れの中でいうと「はぐれ×〇」といわれるような行動をずっとしてきました。

大学生のときには祖父が卒業後、公務員になるように説得に来るという話を伝え聞いて、怖れていました(結局、来なかったのですが)。その後、地元ではそこそこ大きな会社に就職したものの、仕事より研究が魅力的なものに思えて、大学院に入りなおすこ

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恥ずかしながら……

2021年8月の米軍アフガニスタン撤退あたりからいろいろ考えた結果、当時の仕事を辞め現地の大学で働くという選択をした私ですが、思ったようにはうまくいかず、最後は病気になってしまい今年1月に日本に戻ってきました。無理をすればふたたびU国に戻ることはできるのですが、すっかり意気喪失してしまい、これを機会に日本で暮らすつもりです。

この先どこで何をして暮らしていくのかまったく見通せない中で、このように

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アフガン国境行き夜行列車

アフガン国境行き夜行列車

最後の記事を書いてから5か月も経ってしまいました。本当は下記に書いたもうひとつのブログを続けて、そちらを中心にするつもりだったのですがうまく続けられず、こちらのブログも止まってしまっていました。

とはいえ、書きたいことはときどき出てきますので、もうひとつのブログのほうを閉鎖して、こちらのnoteにふたたび戻ってこようかなと思います。今はその準備のために、もうひとつのブログのほうで少しだけ書いた記

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外国語が「わかる」と「できる」

外国語が「わかる」と「できる」

明日(日曜日)、JLPTという日本語の試験があります。その試験を受ける学生がいて、今週ずっと(zoomですが)勉強に付き合ってあげています。けれども、なかなか結果が出ません。この学生は大学でもう2年半ほどは日本語を勉強していて、そのうち1年は私が教えていました(ただその期間の多くはコロナ禍で授業がほとんど成り立たなかったのですが)。

半年前にも同じ試験があり、そのときと比べれば進歩は見られますが

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初めての在外投票

初めての在外投票

昨日(6月29日)、初めて在外投票をしました。

今年、参議院選挙があることが分かっていましたので、まずは3月に手続きをして「在外選挙人証」を発行してもらっていました。「在外選挙人証」の発行者は、私がU国に来る前に住んでいたN市の選挙管理委員会でした。ここの日本大使館で申請をして、それからN市まで連絡が行って「在外選挙人証」が発行され、それがふたたびU国まで送られてくるという何とも手間のかかる話で

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もうひとつのブログ

もうひとつのブログ

2月に始めて3ヶ月間書き続けていたnoteでしたが、先月から1ヶ月以上書かないままになってしまいました。何か特別な問題があったわけではなく、実はもうひとつブログを立ち上げてみたのですがそちらの記事がいつまでたっても書けず、そちらの記事が書けないとこちらのnoteにも書く気にならず、ということで書くのが止まってしまっていました。

昨日もうひとつのブログのほうを切りのいいところまで書けましたので、や

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作家・加藤九祚――井上靖と旅することで彼が学んだこと

作家・加藤九祚――井上靖と旅することで彼が学んだこと

ひょんなことで、自分の好きな学者、作家である加藤九祚について、今いるU国で開催される会議で話すことになりました。18日が氏の生誕100周年に当たります。

時間は5分だけですので多くは話さなくて良いのですが、私は単なる加藤ファン、加藤氏の本の愛読者なだけですのでいったい何を話そうかと手持ちの本を読み返して、1960年代に加藤氏が3度、中央アジア旅行をしていてその経験が作家としての加藤九祚の誕生につ

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コロナの「せい」か、コロナの「おかげ」か

私の住んでいるU国では昨年末から今年1月ごろにかけてオミクロン株の高い波がありましたがそれが収まった後はコロナの感染は落ち着いており、今、町なかで人々はほとんどマスクをしていません。日本も入国制限を緩和していっており、以前のような短期出張者の両国間の往来が少しずつ戻ってくるのではないかと思います。

これで以前のように仕事ができそう、そんなタイミングですが、私は日常が戻ってくる前に今の仕事を退職す

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道をよく聞かれる人

道をよく聞かれる人

古典的なテーマだと思いますが、人によって道を歩いているときに他の人から道をよく聞かれる人、聞かれない人がいると思います。あるいは写真を撮ってくださいとシャッターを押すのを頼まれる人と、そうじゃない人とか。

私は前者で、よく道を聞かれます。ぼんやり歩いていて何かを頼む隙があるからかなと自分では理解しています。「わらしべ人生」を歩んでいる私ですので、普段から人から話しかけられるようでなければ「わらし

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