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道をよく聞かれる人

古典的なテーマだと思いますが、人によって道を歩いているときに他の人から道をよく聞かれる人、聞かれない人がいると思います。あるいは写真を撮ってくださいとシャッターを押すのを頼まれる人と、そうじゃない人とか。

私は前者で、よく道を聞かれます。ぼんやり歩いていて何かを頼む隙があるからかなと自分では理解しています。「わらしべ人生」を歩んでいる私ですので、普段から人から話しかけられるようでなければ「わらしべ」を何かに交換するチャンスもないですから、一応、人生とふだんの生活が合っているのかなと思います。

ただ日本でだけでなく海外でも道を聞かれます。見るからにガイジンだと思うのですがそれでも聞かれます。今の町には7年住んでいますのでけっこうちゃんと答えられたりしますが、答えると特にいぶかしがられることなく皆、そのほうに向かって歩いて行きます。不思議です。

気をつけないといけないのはお金をねだられることですが、これは生来ケチな性格がさいわいして、そういう相手にはアンテナが働いて少し遠くから避けて歩いたりしているので、そういう目に合うことは少ないです。それでも何度かは経験があります。何だか理由になっていない理由でタクシー代としてお金をねだられたりするのですが、まあなんとかごまかしてやりきっていることが多いです。

写真も撮ってくれと言われますが、このときはうまく撮れたかどうかわからずいつも不安になります。また首都ではないことですが、この国の地方に行くと外国人が珍しくて一緒に写真を撮ってくれと頼まれることもあります。自分でいいのかと思いつつ、そのように頼まれることに慣れてしまい一緒に写っています。こういう写真もどんなふうに自分が写っているか分からないですし、SNSにアップされたりしているかもしれずなんとも恥さらしではあるのですが、ひとつの国際交流としてあきらめています。

私の不定期で、きままなnoteを読んでくださって、ありがとうございます。「わらしべブログ」だけに、いただいたサポートはnoteの記事でお返ししていくしかないのですが、いつか大きなお返し(面白い記事を書くこと)ができますように。