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日本、そしてロシアで出会った愛すべき素敵な人たちについて様々な出来事を通し綴っています。
旅の風景写真はこちらにたくさんアップしています。
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#国際交流
トルストイの国 愛すべき隣人たち ⑤ 冬のウラジオストク編 Ⅱ
先ずは電話から
「練習として、ホテルから私の実家に電話を掛けてください」
「エ〜ッ…」
日本を発つ前、先生からそんなハードルの高い指令を課されていた。
ただでさえあがり症で、しかもまだろくにロシア語を喋れる訳でもないのに、釣りの確認の電話を入れなさいとのこと(泣)
アンチョコ作っておいて棒読みするだけならなんとかなるかな?
質問されても上手く返せる自信がないので、とりあえ
トルストイの国 愛すべき隣人たち ③ 夏のウラジオストク編
ロシア人は笑わない?
「ロシアには『無意味な笑顔はバカの印』って諺があるのは本当ですか?」
ある時先生に冗談交じりに尋ねると、かなりウケていた。
それは確かに存在するのだが、もはやソ連時代の遺物であり、笑わないなんてことはない。
熊がバスに乗っているとか、みんなが密造酒を作ってるだのお馬鹿な都市伝説は枚挙にいとまがないが、
本当のロシア人について知ってる人はあまりに少ないのが実情だ。
トルストイの国 愛すべき隣人たち ②
正直なところ、自分は机に向かうのが苦手でしかたがない。
過去のトラウマに起因する学習障害かもしれないが、とにかくじっとしていられないのだ。
だからスタバで毎週2時間(はじめのうちは隔週)行われたロシア語のレッスンは、慣れるまでとても苦労した。
しかも対面である。
当然ながら周りは他の大勢のお客さんで賑わっており、座席も毎回椅子取りゲームである。
早めに行って二人分のコーヒ