フランス生活も干支が帰ってくるほどになってしまった30代、
いろいろこじらせ女子のあてのないつぶやきを綴る記録。
あなたはジョン万次郎を覚えているだろうか?
ジョンの適応能力を見…
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もう君とは向き合わない、でもそこにいてもいいよ
秋になると、些細なことで気分が落ち込むことが多かった。
それは私が住んでいるフランスの、社会保障費と税金の支払いが大体秋に重なるシステムのせい(ステータスにもよりますが)で、うだつがなかなか上がらない私はいつも銀行口座とにらめっこをし、頭を悩ませていたからだった。秋に生まれたせいで、誕生日だというのに毎年旅行にも踏み切れず、ちょっとした自分へのプレゼントもつい尻込みしてしまい、ため息まじりどころ
親友の旦那に「うちの妻がいつもお世話になっています」と言われて感じる、そこはかとない寂しさの正体
10年来の親友A美が結婚した。彼女の歴代の元カレも知っているし、海外生活で苦労するときも、仕事に悩む時も相談し合い、支え合ってきた。元カレは彼女を傷つけるようなことをたくさんしてきたクソ野郎と言いたくなるような奴だったので、真面目そうな人と結婚して本当によかったし、幸せになってほしい。
遡ること数年前、A美とその夫(太郎としよう)がまだ付き合って半年と経たぬ頃、太郎が長期でフランスを離れなければ