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才能と能力を開放する ~明日をつくるために~

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1部上場会社でトップ営業となり、100億規模のプロジェクト責任者となる。社内で独自のチームが自然発生的に生まれるほど人に慕われ、数々の危機的プロジェクトをチーム力で解決に導いた。…
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5分の対話

5分の対話

「対話やな。1日5分の。」

僕がマネージャーになったとき、部下の評価をどうすればいいか、と聞いたときに彼が言ったことだ。

「評価は大抵の場合、結果で判断される。」

彼は机から紙を取り出して、僕に見せる。評価査定書のフォーマットだ。

「実力社会。成績が評価の8割以上占める。これが会社のシステムや。」

僕は評価書を手に取り眺める。

「だから、結果が重要や。これで給料や昇格が判断される。わか

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誰もが物語の主人公や

誰もが物語の主人公や

「誰もが物語の主人公や」

彼は自分の言葉で語れ、と言う。彼はそのことはとても大切だ、と言ってことあるごとに繰り返す。

いつもの居酒屋で、口癖ですね、と僕は言った。

彼は、大切なことやからな、と返事をする。「みんな俺がかかわる子達は否定された子ばかりやった。」

彼はそこで僕に言葉をぶつける。「成績がでえへんと、そいつらは人としてもあかんやつと言われる。」

片手でジョッキを持ち上げ、一気に飲

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言葉はラベルを貼る

言葉はラベルを貼る

「言葉はラベルを貼る。」

彼とビール瓶で呑みながらのことだ。

後輩の一人が、ココロが弱いって指導されてるんですけど、どうすれば強くなるか彼自身も僕も悩んでいる、と僕が話したときに彼がビールの瓶のラベルについて語りはじめた。

「1回貼られたラベルは貼り替えるの大変や。この瓶のラベル取れるか?」

渡されたビール瓶のラベルを端から爪を立てて剥がそうとするが、隙間なく貼り付けられていラベルは取るこ

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空気は読むな 巻き込め

空気は読むな 巻き込め

「空気は読むな。人に巻き込まれんな。巻き込め。」

『彼』に救われた佐々木から聞いたことだ。

「これは、ずっと言われましたね。当時のボクは周りの顔色伺ってばかりで、言いたいこと何も言えなかったんで。」

佐々木はさ、彼のとこになる前かなりしんどそうだったよね。

「はい。めちゃくちゃしんどかったです。でも、ボクが売らなかったから悪いんですけどね。」

どうやった、彼のとこになって。

「全然違い

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ストーリーがききたい

ストーリーがききたい

「一般論を話して伝わるなら、そんな楽なことないやろ。でも、現実はストーリーが大切や。」

彼からは苛立ちが溢れていた。当時の新任部長が話した内容の件が原因だった。

言い訳するな、これを営業部の方針とする、という内容だった。

「一般論ほど伝える側と聞き手の温度に差ができるのわからんのかなぁ。」

「言い訳するな」ですか。彼はそうや、という具合に頷く。

「一般論を無防備にきいたら、他のものを排除

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ココロの声を届けろ

ココロの声を届けろ

「キミのココロが聞こえへんから怯えてもうとる」

そう言った時の彼はとても哀しそうな顔をしていたのを、僕は鮮明に覚えている。

ことの発端は僕が、部下からの報告を受ける態度についてだった。僕は目標数字が未達成に終わった結果から、敗因と来月への対策の報告を受けていた。

彼は部下の報告を聞き終えた僕を会議室に連れて行き、そして話したのだ。

「報告受けて、改善をできた?」

いえ、まだです。報告だけ

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「なぜ」じゃなく「なに」

「なぜ」じゃなく「なに」

「"なぜ"じゃなく、"なに"って聞かなあかん」

部下に問題究明のために、"なぜ"を繰り返すけど、解決に向かわないんです、と話した時に彼が指摘したことだ。

「よく、トヨタの改善の話で、なぜを何度も繰り返せって言うやろ。あれをそのまま部下との関係に取り入れたらあかん。なんでかわかるか?」

僕は、わからないと答える。

「あれはなぁ、社風の出来上がってるトヨタやからできんねん。互いに共通認識あるし

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不完全なことば

不完全なことば

このことを書くべきか僕は悩んでいた。何度か書こうとしたが、書くたびに本当に伝えたいことと、かけ離れる気がして何度も消した。

それでも、ふとすると僕の中の僕が、書かなければならないというふうに語りかけてきた。

きっとそれは、ここで彼について語りはじめた責任があるからだと思う。

だから、たとえ不完全でも僕はここに残すことにする。

先に言いたいことを伝えると、僕は、組織とか、役職とかへの信頼感を

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便秘のときは弱くてエエ。強がんな。

便秘のときは弱くてエエ。強がんな。

※この記事は3分で読めます。彼については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

※僕が彼に興味を持った理由をここに記します。ただ、うまく伝えてられる自信がないため、そのまま書きました。

「便秘のときは弱くてエエ。強がんな。」

僕が、チームを率いて悩んでいる時に彼が言った言葉だ。

僕は初めてのプロジェクト責任者だった。でも、チームはバラバラで、もがけばもがくほど危機的

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リーダーは希望を配る マネージャーは環境を整える

リーダーは希望を配る マネージャーは環境を整える

※この記事は3分で学べます。彼については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

※これは僕が彼に聞いたことを記したものだ。だけど、どうやってまとめればいいかわからない。だから僕はそのまま記すことにする。

「リーダーは希望を配る。マネージャーは環境を整える。羊とクジラぐらいちゃう」

これは僕が、リーダーとマネージャーって違うんですか?と聞いたら彼が答えた言葉だ。

「え

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「何を言ったか」と「誰が言ったか」

「何を言ったか」と「誰が言ったか」

※この記事は3分で学べます。彼については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

※これは僕が彼に聞いたことを記したものだ。だけど、どうやってまとめればいいかわからない。だから僕はそのまま記すことにする。

「不都合な真実やけど、人は、誰が言ったか、を重視する。感情の生きものやな。これを知ってるかどうかで結果はかわるなぁ」

これは僕が、チームとして結果をだすには、と聞いた

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#4 売れる営業を育てる 彼が語ったこと

#4 売れる営業を育てる 彼が語ったこと

※この記事は3分で学べます。講師については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

※これは僕が彼に聞いたことを記したものだ。だけど、どうやってまとめればいいかわからない。だから僕はそのまま記すことにする。

売れる営業を育てるには営業で売れずに悩んでいる人が大勢いる。周りの先輩達は既に評価を下している。あいつはセンスがない。努力が足りない。

でも、そんな売れない人という

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#3 相手に言葉を伝えたいなら、コップに水を注ぐ

#3 相手に言葉を伝えたいなら、コップに水を注ぐ

※この記事は2分で学べます。講師については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

「相手に伝えたいならコップの水を預かるんだ」と聞いたことありますか。これを知るだけで、相手はあなたの言葉を受け入れてくるようになります。

コップの水とはなぜ、言葉が伝わらないか。理由は、相手のココロに隙間がないから。

想像してください。コップが満杯だと新しい水は注いでも溢れ落ちます。

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#2 ココロをひらかせるなら知っておきたいヒアリングの真実

#2 ココロをひらかせるなら知っておきたいヒアリングの真実

※この記事は2分で学べます。講師についでは、同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

ココロを動かすにはどうすればいいんだろう、と考えたことはありませんか?

どんな商品でも人はココロが動かないと買わない。

ココロを動かすにはココロを開く必要がある。

その鍵がヒアリングだ。

ただし、ヒアリングとは聞くことではない。※残念のことにほとんどの営業はそう思っている。

つま

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