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「何を言ったか」と「誰が言ったか」

※この記事は3分で学べます。彼については同マガジンの「#1 語れる言葉を持っているか」をご覧ください。

※これは僕が彼に聞いたことを記したものだ。だけど、どうやってまとめればいいかわからない。だから僕はそのまま記すことにする。

「不都合な真実やけど、人は、誰が言ったか、を重視する。感情の生きものやな。これを知ってるかどうかで結果はかわるなぁ」

これは僕が、チームとして結果をだすには、と聞いた時の回答だ。

「よく聞かへん?誰が言ったかを重視するな、何を言ったかを大切にしろ、って。これは正しい。でもな、受け取り側がガンジーとかキング牧師とかちゃう限り、難しいやろ」

でも、正しいんですよね。成長するためには、誰が言ったか、より大切な気がしますが…。

「それ。まさに。つまりは自分に矢印むけて、自分の成長のためやったら正しい。でもな、それと人を動かすことは全く違う。人を動かすには矢印は相手に向けなあかんなぁ。つまり、受け取り側の気持ちにならなあかん」

相手に矢印?ですか。

「そうや。シンプルに考えてみぃ。大切な人とか、憧れてるスポーツ選手とかにやで、赤信号渡るなと言われんのと、嫌いな奴とか、酔っ払いの誰かも知れへん人に、渡るなって言われたらどっちのこと聞く?。」

まぁ、知らない人に言われたりするの腹立ちますね。

「そらそうやろ。赤信号は渡るな、は正しい。でも、そんなこと知らん人に言われたないから、腹立つ感情のほうがココロん中支配する。理性的には大抵おられへん。

だから、人が動くのは、動きたいって思わせる自分であることや。少なくとも、仕方ないなぁって。」

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でも、難しくないですか。相手にこの人やったらって思ってもらうこと。自信ないです。

笑いながら彼は言う。「キミの友達はガンジーか。ちゃうやろ。一緒にいておもしろいとか、自分をわかってくれる、とかちゃうの。」

僕もですけど、未熟ものの集まりです。

「人がシンプルに人にココロを開くのは何が大切かわかるか?」

僕はわからない、と答える。

人は自分を受け入れてくれる人には弱い。わかってくれなくとも、受け入れようとしてくれるだけでな。」

仲のいい友達は分かり合える奴らばかりです。

「つまりやな、チームで結果をだすとは、人に動いてもらう。人が動いてもいいかな、と思わせる。そのためには人を受け入れようとすること、やな。

人が動くのは自らが動きたいと思ったとき、ってアメリカの偉人が言ってた。興味あったら調べてみてみ。」


余談

彼は、最悪なのはと強調して話した。「役職とか年齢とかで人を動かそうとしたらまずいな。反発くらうから。

「あと、怖いのがお金やな。正当な報酬やったらええけど金やるからやれ、は一番あかん。相手を辱める行為やから収拾つかんくなる。また今度話すけど、お金を渡すときは受け取り側がちゃんと理由を話せるようにしたほうがええな。ちょっと遠回りしたほうがいい。

「でも、これからは働き方改革とか終身雇用ちゃうからこれまでみたいに金銭報酬で人を動かすのはきついやろな。感情に報酬与えるようしたほうがええよ。また今度話そ」









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