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誰もが物語が好きだと思います。そして誰もがそれぞれの世界を持っています。自分の世界を自…

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誰もが物語が好きだと思います。そして誰もがそれぞれの世界を持っています。自分の世界を自由気ままに空想できる場所がここにあります。

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記事一覧

歳は忘れた方がいい

これは老人に関する話だが、ある程度の年齢になった全ての世代に通じる話だと思う。 よく、「人生の中で、今が一番若い」と言われるが、まさにその通りだ。 いや、むしろ…

Tale_Laboratory
13時間前
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好きなことに縛られるな

昔は、なるべくいい学校に行って、なるべくいい会社に入って、そこでずっと働いて、結婚して、子供作って家族作って、家建てて、みたいなのが一応の正解みたいにされてきた…

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理想は今ここに

空想というのは、心の中で絵を描くことだ。 しばらく日常から非日常の世界に飛び込むことでもある。 創作では、いかにその世界に深く飛び込めるかが大切なことの一つだと…

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全ては完璧すぎている

https://president.jp/articles/-/82387 梅雨の時期になるとよく出てくるお話。 低気圧だと頭痛がする。 お日様に当たる時間が多いとセロトニンが分泌されやすい。 天気…

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人は食べたものでできている

あなたは・・・ 腐った物を食べるだろうか? もちろん食べないだろう。見た目や匂いもひどいし、そんなもの食べたら腹を壊すに決まっていると分かっているからだ。 では…

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人は時間を操れる?

6月も半ばを迎えようとしている。 信じられないかもしれないが、今年がもうすぐ半分終わろうとしている。 年を取るほど時間が経つのが早いと言うが、 でも時間の流れは…

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比べる相手はどこにもいない

日本人は比べることが好きかもしれない。 テレビをつければ、毎日どこかで何かをランキングしている。 比べることは他との違いを知ることができて楽しいかもしれないが、…

言葉の使い方にご用心

言葉は言霊とも言う。 言葉には魂が宿るということだ。 だから言葉の扱いには特別の注意が必要なのだが、 ちゃんと言葉を使っているだろうか。 言葉に魂が宿り、力を持…

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正解探しはやめよう

https://president.jp/articles/-/82353 ネットが発達して、怒る人が増えたと思う。 それは、自分と違う人間があまりにも多いことが気になって仕方ないからだ。 人は大…

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心の代弁者

創作というのは、自分の心を理解するうえで大変役立つものだと思っている。 創作にもいろいろあると思うが、全てにおいて共通しているのは、自分自身が抱く世界との対話み…

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恐怖は使いこなすもの

人がなかなか行動できないとき、 その根底には「恐怖」がある場合が多い。 恐怖とは、過去に起こったことがまた起こらないか、 まだ経験したことはないけど、ひどいこと…

Tale_Laboratory
10日前
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人はカテゴリが違うだけ

世の中には、常に行動できる人の方がスゴイ!みたいな風潮があるが、 人のタイプにはいろいろある。 その中で、僕はとある2つのタイプが存在すると思っている。 刺激に…

Tale_Laboratory
11日前
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偶然などない。全ては必然。

今、あなたはどのような状態にあるだろうか。 昔願った通りになっているだろうか? それとも、そうはなっていないだろうか? あの時、ああしたから今の自分があるのだ。 …

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12日前

最強の推し活

人はどんなに苦しいときがあったとしても、心の支えがあれば耐えて生きていくことができるものだ。 物語でも、それが諦めずに立ち続ける理由となり、人々の感動を呼ぶ。 …

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13日前

実写化で大切なこと

以前、原作漫画付きの実写ドラマで、原作者の方が自ら命を絶つという痛ましいことがあった。 今回は、テレビ局や出版社と原作者の関係について語るのではなく、 原作に忠…

Tale_Laboratory
2週間前
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心とは単なる・・・

心は常に止まることは無い。 どんなに落ち着いている時でも、心が止まるということはなく、 凪の状態と言われている海でも、決して海面が止まらないのと同じように、 必…

Tale_Laboratory
2週間前
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歳は忘れた方がいい

歳は忘れた方がいい

これは老人に関する話だが、ある程度の年齢になった全ての世代に通じる話だと思う。

よく、「人生の中で、今が一番若い」と言われるが、まさにその通りだ。

いや、むしろ今自分が何歳かなんてことも、本当は考える必要なんてないのかもしれない。

年相応の食事だとか、ファッションだとか、どこの誰が決めたか分からないが、一応基準ぽいものが年齢にはある。

だが、今これくらいの歳だから、これをした方がいいとか考

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好きなことに縛られるな

好きなことに縛られるな

昔は、なるべくいい学校に行って、なるべくいい会社に入って、そこでずっと働いて、結婚して、子供作って家族作って、家建てて、みたいなのが一応の正解みたいにされてきた。

当然、今でもそれは正解なのだろうが、

技術の発達で、世界中の情報が瞬時に手に入り、同時に自分でも情報を発信できるようになると、

きっと、とてつもなく便利で楽しい世界になるのだろうと思われていたが、

実際はむしろ、昔には無かったよ

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理想は今ここに

理想は今ここに

空想というのは、心の中で絵を描くことだ。

しばらく日常から非日常の世界に飛び込むことでもある。

創作では、いかにその世界に深く飛び込めるかが大切なことの一つだと思う。

空想の世界、自分で創ろうとしている世界の住人の一人になることで、もう一つの現実としてその世界を構築していく。

つまり、「なりきる」ということだ。

この「なりきる」という行為はなかなかバカにできないものだと思っている。

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全ては完璧すぎている

全ては完璧すぎている

https://president.jp/articles/-/82387

梅雨の時期になるとよく出てくるお話。

低気圧だと頭痛がする。
お日様に当たる時間が多いとセロトニンが分泌されやすい。

天気というのは人間の健康と密接に関わっていることは昔からよく言われている。

そしてそれは天候だけではない。

全ては繋がっているのだ。

小学生の頃、親や先生に言われたことが、

中学生の頃の友だち

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人は食べたものでできている

人は食べたものでできている

あなたは・・・

腐った物を食べるだろうか?

もちろん食べないだろう。見た目や匂いもひどいし、そんなもの食べたら腹を壊すに決まっていると分かっているからだ。

では、あなたが海外に行ったとしよう。

その現地の人たちは当たり前に食べているけれど、

日本では見たことも聞いたことも無いような物があったら、

ためらわずにすぐに口に入れることができるだろうか?

個人差はあるだろうが、たぶん少しは躊

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人は時間を操れる?

人は時間を操れる?

6月も半ばを迎えようとしている。

信じられないかもしれないが、今年がもうすぐ半分終わろうとしている。

年を取るほど時間が経つのが早いと言うが、

でも時間の流れは本来老若男女関係無いはずだ。

では、何で時間の感覚に違いがあるように思えてしまうのか。

それは心が常に、あっちこっちに取っ散らかってしまっているのではないかと考える。

昨日のことや明日のこと、さらにずっと未来のこと、お金のこと、

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比べる相手はどこにもいない

比べる相手はどこにもいない

日本人は比べることが好きかもしれない。

テレビをつければ、毎日どこかで何かをランキングしている。

比べることは他との違いを知ることができて楽しいかもしれないが、

人は比べることで苦しい思いをしている人も大勢いる。

自分と他人を比べて勝った負けた、優れている劣っていると、
もしかしたら、人の頭の中は常に何かと何かを比較して、どちらが正しいのかを判断する、そんなことばかりしているのかもしれない

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言葉の使い方にご用心

言葉の使い方にご用心

言葉は言霊とも言う。

言葉には魂が宿るということだ。

だから言葉の扱いには特別の注意が必要なのだが、

ちゃんと言葉を使っているだろうか。

言葉に魂が宿り、力を持つというのであれば、

自分自身には積極的な言葉を使っていかなければいけない。

誰かに投げる言葉もそうだが、自分自身に対する言葉も同じ。

やたらと不平不満ばかり言っていないだろうか。

すぐに自分で自分を否定したり、卑下したりし

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正解探しはやめよう

正解探しはやめよう

https://president.jp/articles/-/82353

ネットが発達して、怒る人が増えたと思う。

それは、自分と違う人間があまりにも多いことが気になって仕方ないからだ。

人は大勢いて、いろんなタイプがいることは頭では分かっていても、理性のどこかでそれを拒否している。

少しでも間違っている(と思っている)ものや、不謹慎(と思っている)ものが気になる。

それらに苛立ち、原

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心の代弁者

心の代弁者

創作というのは、自分の心を理解するうえで大変役立つものだと思っている。

創作にもいろいろあると思うが、全てにおいて共通しているのは、自分自身が抱く世界との対話みたいなものである。

自分は何を求めているのか?
どんな理想を持っているのか?
気に入っているものは何か?気に入らないものは何か?

物語や、そこに登場するキャラクターは自分の代弁者だ。

直接言葉では上手く言えない人が、手紙だと自分の思

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恐怖は使いこなすもの

恐怖は使いこなすもの

人がなかなか行動できないとき、

その根底には「恐怖」がある場合が多い。

恐怖とは、過去に起こったことがまた起こらないか、

まだ経験したことはないけど、ひどいことが未来に起こるのではないか、

そんな不安から来る感情だ。

それがあるということは、人間が生きていくうえで必要だからあるのだろうが、

その恐怖が、人の心を弱らせ、時に一歩も動けなくさせてしまう。
生きていくうえで、大きな障害になっ

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人はカテゴリが違うだけ

人はカテゴリが違うだけ

世の中には、常に行動できる人の方がスゴイ!みたいな風潮があるが、

人のタイプにはいろいろある。

その中で、僕はとある2つのタイプが存在すると思っている。

刺激に鈍感なタイプと、刺激に敏感なタイプだ。

人間の感じる刺激を0から100として、
真ん中の50がちょうど安心できる数値とする。

刺激に鈍感なタイプは、日常で基本的にそのレベルが0~50の間にいて、

刺激に敏感なタイプは、日常で基本

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偶然などない。全ては必然。

偶然などない。全ては必然。

今、あなたはどのような状態にあるだろうか。

昔願った通りになっているだろうか?
それとも、そうはなっていないだろうか?

あの時、ああしたから今の自分があるのだ。
とか、
あの時、ああしていれば・・・
とか、

そんな風にふと過去を考えることもあるだろう。

それが自分にとって良い過去なら、それでいいのだが、

何であんなことをしてしまったのか、と自分を責めてしまうこともある。

自分は間違った

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最強の推し活

最強の推し活

人はどんなに苦しいときがあったとしても、心の支えがあれば耐えて生きていくことができるものだ。

物語でも、それが諦めずに立ち続ける理由となり、人々の感動を呼ぶ。

今も昔も、その支えとなるものは「愛」が最も大きいものだろう。

だけど、最近は少しその色が変わっていると思う。

昔だったら、その「愛」は恋人だったり、家族だったりしただろう。

でも今は、その愛の対象が「推し」になっている人も多いだろ

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実写化で大切なこと

実写化で大切なこと

以前、原作漫画付きの実写ドラマで、原作者の方が自ら命を絶つという痛ましいことがあった。

今回は、テレビ局や出版社と原作者の関係について語るのではなく、

原作に忠実な実写化について書いてみたいと思う。

今回のことに限らず、漫画原作の実写ドラマや実写映画が作られると、必ず話題になるのが、

原作に忠実か、どうかだ。

俳優などの見た目、服装や小道具などのディテール、そしてもちろんストーリー。

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心とは単なる・・・

心とは単なる・・・

心は常に止まることは無い。

どんなに落ち着いている時でも、心が止まるということはなく、

凪の状態と言われている海でも、決して海面が止まらないのと同じように、
必ず何かしら思考している。

だから、突然昔のことを思い出して嫌な気分を再体験したり、昔のいい思い出が浮かんできて切なくなったりする。

だから、ネガティブな考えだけは止めて、ポジティブな考えだけをするというのは、

基本的には無理だと思

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