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自称カウンセラーと匿名質問へのアドバイス。

自分の問題集を解こう。

先日読み終えた、精神科医・樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を読んで、自分なりの解釈をした悩み解決方法のことだ。
頭の中でモヤモヤしつつあったものがハッキリと「問題」として加わった。

下の画像は、精神科医の藤野智哉先生が定期的につぶやかれていることだ。

藤野先生のツイート。

そして、更に詳しく、下のVoicyというラジオで話して下さった。
カウンセリングを行っている人はもちろん、受けられている人にも是非聴いていただきたい。

こちらを聴いて、やはり他人事では済ませられないものだと気付かされた。

それと同時に、なぜツイートが炎上するのかが分からない。
そちらに対しても話されていたが、これは人の命に関わる問題だ。

どんな内容であれ、こうやって専門的な知識と経験を持った上で、更に命を懸けて働かれている精神科医のお医者さんに対して、攻撃的な言葉をかけるなど考えられない。

そんな「自称カウンセラーさん」にカウンセリングなどしてほしくはない。
もし自分もカウンセラーさんにお世話になることがあればしっかりと経歴などを調べてから受けたいと思う。

以上!
この先はただ自分が問題集を解いていくだけだ。
もし読んで下さっている方は、藤野先生のラジオだけでも聴いてもらえれば十分だ。

【問題集】
これがなぜ他人事ではないと思うかというと、
自分は毎日のように、ネット上の匿名の「質問箱」で回答をしている。

きっかけは、昨年、自分がパニック状態になった時、ある人に本当に助けて頂けたからだ。
未だに、広く質問を送り回答を求めることもあるが、自分が回答もし始めた時は、少しでも恩返しのようなものができないかと思ったからだ。

思い上がりも甚だしいが、少し言い訳をさせて頂くと、質問箱では、質問すれば必ず回答が頂けるとは限らない。
自分も、誰からも回答をもらえなかった時は落ち込みもする。
そんな中、まだ回答のない質問に対して、できるだけ何か答えようと思ったのだ。

一つでも回答がつくとすぐにそのトピックの最初に表示される。
そうすれば、それに気付いたもっと詳しい人が更に回答をして下さったりもする。
要するに、たくさんの回答をもらえる「きっかけ作り」ができたら良いのだ。

昨年、自分がパニック状態になった時のことも一応書いておく。

結果、解決には至らなかったが、回答を下さったその方は色んな方面から適切なアドバイスを下さった。
回答する側は分からないが、自分は立て続けに疑問に思ったことをどんどん質問として書き込んでいったのだ。
その方には、同じ人からの質問かは分からなかったと思うのだが、その全てに回答して下さった。

当時はあまり質問箱の仕組みを理解していなかったため、今思うと、本当に素晴らしい回答者さんに出会えたと思う。

残念ながら、その時に使った自分のアカウントもその人のアカウントも覚えてはいない。
ただ、回答の最後に必ず「なお」と書かれていた。
アイコンも優しい女性といったイメージで、それ以来見かけなくなってしまったので、たまたまその時だけいらしたのかもしれない。

最初に書き込んだ質問は、広く回答を求めたものだったが、自分はその方に直接、本当にしたかった質問をしてみることにした。

その質問が解決に至らなかった理由は、「個人情報が漏れた可能性がある」というものだったからだ。
当時の自分にはほとんど何も考えられなかったが、匿名のネット上の質問サイトで解決できるはずがない。

それでも、なおさんは、「今日中に必ず返事をするから待っててね」とおっしゃって下さったのだ。
それが、自分が少し落ち着けるまでの良い意味での猶予の時間となった。
そして本当にお返事を下さった。

内容は、「残念だけど匿名だと調べるのは難しい。公共の機関(?)に相談してください。(曖昧…)」のようなものだったと思う。

その時の愕然とした気分もやはり覚えてはいるが、もし悪意を持って相談にのっている人であったならば、きっとそうはならないだろう。
あやうく詐欺にでも引っ掛かって、本当に個人情報漏れする可能性だってあったのだ。

その方には、回答に関しても、落ち着くまでの時間を下さった面でも、本当に感謝している。
もしかしたら、あえて時間を下さったのかも…とも思えてしまう。

もし最初からすぐに同じ回答を頂けていたら、感謝の気持ちが湧くどころか、絶望してそれに押しつぶされてしまっていたかもしれない。
自暴自棄にもなっただろう。
実際、既になりかけていたと思う。
本当に酷い状態だった。
ただ、なおさんのおかげで自分の寿命は延びたかもしれない。

当時はまだSNSも始めたてだった。
ネット社会から10年以上も遠ざかっていたため、不安で仕方なかった。

当時のツイッターのフォロワーさんにも、個人情報が漏れた可能性があると、DMで注意喚起した上でアカウントを消した。

身近に相談できる人などいなかった。
せっかくSNSを始めて、誰かと交流したりできるようになったのに…と、悔しい気持ちでいっぱいだった。

その後、個人情報漏れは、おそらく自分の勘違いであることが分かった。

この時、失ったものも多かったが、得たものと比べたらなんてことない。
今では忘れられない少し苦い思い出のようなものだ。


自分の問題集に戻ろう。

果たしてこのまま質問への回答を続けていって良いものだろうか…

質問の回答を考えることは、頭も使うし下手なことは言えない。
自分にとっては、為になるかもしれない。
ただ、質問者さんにとってはどうであろうか…

もちろん何てことない簡単な質問なら問題ないだろう。
問題は、命にかかわるような精神的なことに対してだ。

自分はある人から「勉強不足」、そしてまた別の人からは「回答するには力不足」とハッキリ言われた。
そのうちの一人は、所謂「いのちの電話」などで、実際研修などを受けた上でボランティア活動をされている。

こちらの言葉には重みがある。
藤野先生のお話を聴いて更に重みが増した。

自分は、ボランティア活動している知人に対して、「実際、精神疾患などになったことがないなら相談を受けるのはやめてほしい」とまで思っていた。
精神疾患はまだまだ治療中、専門的な勉強も全くしていないにも関わらず…

藤野先生のお話にある、砂漠の水、そしてツイートにもある骨折の話が、まるで自分に対して言われているようだ。

自分の回答で、一時的に救われるような人は居るかもしれない。
ただ、それはその人にとって本当に良いことだろうか…
もしかしたら、もう既に病院で本格的な治療を受けなければならない状態の人かもしれない。

自分はそんな機会を奪ってしまってはいないだろうか…
もし質問箱で回答がなければ、他に助けを求められたかもしれない。
そこから適切な治療を受けることに繋がったかもしれない。

自分がする「共感」は一時的なもの。
「治療」とは全く違う。
その共感の言葉も、実際会ったこともない人に言われたらどう思うだろうか…
きっと人それぞれ捉え方は違うだろう。

藤野先生のツイート。

上の画像は少し前にも引用させて頂いた。

「指一本で人を殺す」

例え、よかれと思ってやっていることでも当てはまることだと思う。
人によっては、昨年パニック状態だった自分のように、「質問箱」が最後の砦のようなものかもしれない。

細心の注意をはらっていても、きっと自分は質問の意図をはき違えることもあるだろう。
どんなに勉強をして、自身が経験していることであっても間違いは起こるはずだ。
一人一人は全く違う人間なのだから。

自分はこれまで質問箱で600以上の質問に答えてきてしまった。

もちろん、命の危険を感じた場合は、明確な「回答」を出さずに、公共の窓口や専門の機関への相談を促したりなど、注意をしているつもりだ。
実際自分が様々な公共の窓口などで助けてもらえたからだ。

しかしそれもあくまで自分の体験談。
その人にとって合うか合わないかは分からないし、その回答に絶望してしまわれるかもしれない。
実際、昨年自分も、なおさんの回答に対して少しの間「見捨てられたような気分」にもなったのだ。

そこで切り替えられたのは、なおさんが待ち時間を下さったから。
本当に、一つの回答が命取りにもなりかねない。

おそらくここまで深く考えすぎる自分だからこそ良くない面もあると思う。

どの質問に対しても真剣に考えているからこそ、もし自分の回答が質問者さんに届いて、他の回答なども見られた場合、良くない方向に捉えられることもあると思うのだ。

真面目で堅苦しい回答ばかりでなく、軽口のような回答も他でしていれば、自分の回答に対しても重く受け止められることは少ないかもしれない。

ただ、その見極めも難しい。
自分は基本、その時点で回答のない質問にだけ答えているつもりだ。
それでもやはり答えられる質問数には限りがあるし、もし既に回答があっても自分も経験談を交えて答えたくなる時もある。

つまり答えたい質問を選んでいる。
これはきっと良いことではないだろう。

他の人に比べて回答が長くなりがちなのも気になるところだ。
本当に信頼できる人は、どんなに長い質問に対しても簡潔で分かりやすい回答をされる。

そこで、更に詳しく知りたいと思って直接質問をすれば、改めてその回答の本当の意味などについて説明して下さる。

自分は最初から書きすぎてしまっている。
おそらくその人の質問に対して必要のないようなことまで書いてしまっている。

noteの文章もそうだ。
しかしこちらは只今自分の問題集を解いている途中なので良しとしよう。
また最初らへんに「ラジオだけでも…」などと注意書きをしておこう。

それでもそろそろまとめに入った方が良さそうだ。
もうnoteにかれこれ何時間費やしてしまっていることだろうか…
最近はまたゲームの時間も遅くなってきている。
そしてゲームをする頃には疲れ果てている。

結論。
「自分がワクワクする時こそ注意!」だ。

前につぶやきサイトでも書いたが、ワクワクする時に限って良くないことが起きる気がする。

質問箱もそうだ。
質問を読んで、「回答したい!」と思った時こそ注意が必要だ。
きっとそれは、自分の経験談を元に回答できるような質問だ。
回答できた時には自己満足に陥っているだろう。

もし自分のためだけでなく、他の人のためを思うのであれば、回答を考えるだけの方が良いかもしれない。

…なんて考えるとつまらなく思えてしまう。
やはり質問箱への回答は、自分のため、自分が満足するためだけにやっていたのかもしれない。

これからは、もし回答することがあっても、なるべく他の人の命に関わるような質問はやめておこう。

昨日、質問箱でたくさんの質問に回答をして下さっている方に対して、「出しゃばり」という意見があった。
それを言うなら、何の知識もない、ただ歳だけ重ねただけの自分こそ出しゃばりだ。

解決!
問題集が一問解けた。
…と言っても終わりではない。

質問箱をやめるつもりはないし、既に多くの質問や回答をしている。
触れる機会は減るかもしれないが、今まで堂々と回答してきた以上、突然やめるのは良くないと思う。

それに、以前よりはずっと減ったが、まだ質問する側としても度々お世話になっているのだ。
時々、昔の質問に回答が来てビックリしたりもする。
なんて質問を送ってしまったのか…と反省することもある。
だったら当然、回答でも色々とやらかしているだろう。

一応、直接質問が来たり、自分の質問に回答されたりすると通知が届くようにはなっているので見落とすことはないはずだ。

藤野先生のお言葉、「ゆるゆる」。
こちらは、何ごとに対しても…だ。
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