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#仙台
「会話のいらない美容室」でカラーとカットしてきた話
「美容師さんとの会話が苦手…」そんなお悩みを持つ方、いらっしゃいませんか?私も、そのひとりです。
話を聞くのは好きだけど、自分のことを話すのは苦手。さらにファッションに関心が薄く、髪にも手をかけないモノグサ人間なので、お洒落な美容院の空間では気後れしがちなのです。
特に長時間のパーマやカラーが憂鬱で、「必要以上の会話をしなくてすむ美容院があったらいいのに」と常々、思っていました。
そんな私に
【エッセイ】今でも忘れられない、街角での一瞬の出会い
なぜか昔から、知らない人に道を聞かれる。
今はグーグルマップ等を活用する人が増え、だいぶ少なくなったが、以前は地元・仙台ではもちろんのこと、旅先でも道を聞かれた。
初めて降り立った宇都宮駅で日光への行き方を聞かれたり、不慣れな東京・上野駅で外国人に浅草までの行き方を片言の日本語で聞かれたりした。
また、バス停で居合わせた尼さんや日帰り温泉で居合わせた人に身の上話をされた経験も。「なぜ私に?」と驚
【エッセイ】憧れのお店、猿田彦珈琲が地元・仙台にやってきた
10年くらい前に東京で出会い、憧れていた店がある。
それが「猿田彦珈琲」だ。
当時20代だった私は、変化がなさすぎる地元での暮らしに飽き、東京に憧れていた。
ただ、勤め先も仙台弁が飛び交うような地元企業、東京に縁もゆかりもない生活だった。
ただし、憧れる割には、住むのは恐いという小心者。
なので、東京に行く用事をわざわざ作り(美術館の企画展など)、時々行っていた。
そして、帰りはおぼつかない
【東北暮らし日記】小学1年生のバリスタ?!と出会う
最近、仕事帰りに、素敵なコーヒー屋さんを見つけた。
職場から最寄り駅までの間が住宅地なのだが、一軒家の敷地内にある店だ。傾斜が急な坂を上り切った突き当たりにある家で、庭先には、キッチンカーが停まり、その横には離れと、アウトドア用のタープが貼られた飲食スペースがある。
離れは焙煎用のスペースで、キッチンカーでコーヒーを淹れたり、会計をしたりしている。
お店は高台にあるので、仕事帰りの夕方に寄ると
【エッセイ】春の悩み・花粉症(スギ)
今日は晴れていて、温かい一日だった。サクラだけではなく色とりどりの花がきれいに咲いていて、気持ちも明るくなる。
春は好きな季節だ。花粉症がなければ…
私が花粉症を認めざるを得なかったのは、10年前、東日本大震災が発生した直後だった。
3月11日に震災が起きた時、私は宮城県内の実家にいた。ライフラインが止まり、タンクを持って近くの小学校に給水に行った。
実家は山の中で、田んぼと畑と杉林に囲まれ