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エッセイ

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日常のあれこれを綴っています。中には東北暮らしについて書いた【東北暮らし日記】も。画像は宮城県北~岩手県の郷土料理「ひっつみ」
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記事一覧

【エッセイ】ゴールデンウィーク出かける予定はなかったけど

【エッセイ】ゴールデンウィーク出かける予定はなかったけど

2024年のゴールデンウィーク。
わたしは出かける予定もなく、出勤したり(シフト制の職場)、家族の入院手続きのため大学病院に行ったりしていた。

今日は休みだったが、特に予定がない。雲一つないいい天気で、出かけるにはもってこいだったが、年度初めの仕事の疲れがドッと出てきて、朝から心が重たかったし、体もコチコチに固まっていて、気力がわいてこなかった。

そこで出かけずに、家で気になっていたことをやる

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【エッセイ】朝ドラ『寅に翼』にハマる

【エッセイ】朝ドラ『寅に翼』にハマる

4月からNHKの朝ドラ『寅に翼』の放送がスタートしました。

どのような話かというと、時代は昭和初期、まだ女性に参政権がなかった時代に弁護士を目指す猪爪寅子の物語です。

私は、『寅に翼』の放送開始直後からハマり、朝ドラを見ずに出勤できないくらい!

朝はバタバタして、朝ドラをチェックすることを忘れがちな私が、今は毎朝寅子を見ずにはいられなくなっています。

ではなぜ、ここまで惹きつけられたのか。

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【占い体験】自分らしい人生を切り拓いていきたい人にオススメ。迷いに寄り添い、背中を押してくれた玖楽々庵の占い鑑定

【占い体験】自分らしい人生を切り拓いていきたい人にオススメ。迷いに寄り添い、背中を押してくれた玖楽々庵の占い鑑定

こんにちは。すずき・ちえです。
宮城県で会社員のかたわらライターとして活動しています。

私は、京都のライター江角悠子さんが主宰する「京都くらしの編集室オンラインサロン」に参加しています。

文章を書くことが好きな人たちのオンライン上での集まりなのですが、メンバーには、書くことプラスアルファの特技や専門分野を持つ方が多くいらっしゃいます。

占星家の玖楽々(くらら)さんもその一人。
「玖楽々庵(く

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2023年の振り返りと、2024年に向けて

2023年の振り返りと、2024年に向けて

 こんにちは。ライターのすずき・ちえです。
 私は、会社員をしながら複業ライターとして宮城県を中心に活動しています。

 昨年より、ライティングのオンラインサロン『京都くらしの編集室』のサロンメンバーになり、現在サロン内のAdvent Calendar2023という企画に参加しています。それは、12月1日から12月25日までの間、ADVENTARで、サロンメンバーが交替で、2023年の振り返りを綴

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【エッセイ】検査食でマイベストクラッカーに出会う

【エッセイ】検査食でマイベストクラッカーに出会う

明日、検査を受ける。
前日の食事は検査食のみと病院で言われていた。

内容は、朝は鮭がゆ、昼も鮭がゆとわずかな量の肉じゃが、夜はクリームシチューとクラッカー。一日で合計700カロリーほど。

検査食のキットを受け取ったとき、真っ先にカロリーに目がいった。そして普段の1食分を3食に分けて食べるのか、毎日食べてる甘いチョコレートや塩味がきいたせんべいを食べられないのかと思うと愕然とし、検査を受けるのが

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【エッセイ】日曜日の病院で感じた、人の温かさ

【エッセイ】日曜日の病院で感じた、人の温かさ

やらなければならないことが重なり、忙しいときに限って、何らかのトラブルが発生してしまう……みなさんは、そのような経験をしたことはないだろうか。

わたしも先週の日曜日に、やらかしてしまった。引越準備のさなかに、自宅である団地の玄関ドアに指を挟めてしまったのである。

今住んでいる築40年の団地の玄関ドアは重い鉄製だ。手を離すと一気に閉まり、階段中に「バーン」という音が響きわたるので、わたしは、ドア

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「会話のいらない美容室」でカラーとカットしてきた話

「会話のいらない美容室」でカラーとカットしてきた話


「美容師さんとの会話が苦手…」そんなお悩みを持つ方、いらっしゃいませんか?私も、そのひとりです。
話を聞くのは好きだけど、自分のことを話すのは苦手。さらにファッションに関心が薄く、髪にも手をかけないモノグサ人間なので、お洒落な美容院の空間では気後れしがちなのです。

特に長時間のパーマやカラーが憂鬱で、「必要以上の会話をしなくてすむ美容院があったらいいのに」と常々、思っていました。

そんな私に

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【エッセイ】何かが突き刺さるような謎の目の痛み、原因は?!

【エッセイ】何かが突き刺さるような謎の目の痛み、原因は?!

私の目は近視と強い乱視が入っている。裸眼で視力検査をすると両目で0.1しか視力がない。一日使い捨てのソフトコンタクトレンズとメガネを併用していた。
あの「謎の痛み」が襲ってくるまでは。

今年の5月なかばのことだった。職場から家に帰ってすぐに、右目のまぶたを左手の指でこじ開け、右手の親指と人さし指でコンタクトレンズを外そうとした、のだが…

「痛っ!」右目に激痛が走り、目を開けていられなかった。今

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【エッセイ】福島県とのご縁

【エッセイ】福島県とのご縁

わたしが住んでいる宮城県は、東北地方の中にあり、3つの県に囲まれている。

その中のひとつが、南隣の福島県だ。

私は人生のほとんどを宮城県で暮らしている。北隣の岩手県や西隣の山形県は、出生地だったり、親戚がいたり、休日に出かけたりと縁が深かった。

だが、福島県は他の2つの県に比べて、接点が少なかったように思う。知り合いもいないし、行った回数も片手で数えるくらいだった。

しかし、ここ数年の間、

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【エッセイ】「東北ライター交流会」~同じ東北で活動するライターさんと出会えた喜び

【エッセイ】「東北ライター交流会」~同じ東北で活動するライターさんと出会えた喜び

私は会社員のかたわら、数年前から複業ライターとして活動している。それまではライティングや編集を仕事にしたことはなかったので、ライターを仕事にしている人との接点は少なかった。

しかしローカルライターとして活動する中で、同じ東北地方で活動するライターさんとお話したいと思う気持ちが強くなった。

今年のゴールデンウィーク、ついにその夢が叶った。仙台の先輩ライター・岩崎尚美さんが「今度、仙台で東北のライ

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【東北ぐらしエッセイ】ビジネスマンに囲まれて春を感じたできごと

【東北ぐらしエッセイ】ビジネスマンに囲まれて春を感じたできごと

4月のとある平日のお昼近くのことだ。私は、仙台駅構内を歩いていた。

その日は風が強くて肌寒い日だった。寒さに震えていた上、少しお腹がすいていた。

すると、めんつゆの匂いがした。

気がつくと立ち食いそばのお店の前だった。
スーツをまとったビジネスマンたちが、入口の券売機の前に列を作っている。
さらに券売機の横には、「期間限定 春そば・うどん」の写真入り看板が。

思わず食欲がそそられた。
まだ

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【エッセイ】ここぞという時のために運をためておこう

【エッセイ】ここぞという時のために運をためておこう

「受けたい!」と意気込んで申し込んだ、趣味の講座の抽選に外れた。

公共施設の講座で、募集は広報や、ポスター、チラシ、施設のHPで行われていた。メディアやSNSで大きく宣伝していた様子もなかったし、応募方法も往復はがきとひと手間かかる。なので、よほど受けたい人しか応募してこないだろうと思っていた。

それがまさか「応募者多数により抽選」になるとは!
自分と同じ分野に興味がある人が、身近に多くいるこ

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【エッセイ】開業3周年のスイートポテト店

【エッセイ】開業3周年のスイートポテト店

先日、Twitterのタイムラインに、3年前に取材記事を書かせてもらったスイートポテト店のツイートが流れてきた。

驚いたのは、

という文章とともに、私が書いた記事を紹介してくれていたことだ。もう3年にもなるのに覚えていてくれたのね、と思うと嬉しさがこみあげてきた。

このスイートポテト店は「仙台いも工房 りるぽて」というお店である。運営するのは、東日本大震災で大きな被害を被った仙台市内の農村部

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【エッセイ】書き続けるモチベーションとなっていること~私の場合

【エッセイ】書き続けるモチベーションとなっていること~私の場合

今日、とても嬉しいことがあった。個人ブログに初めてコメントをいただいたのだ。

ブログを始めたのは2022年2月。受講したライター講座ですすめられたのがきっかけだった。

その中で「ブログは文章を書く練習にもなるし、どのような記事を書くライターなのか名刺代わりにもなる」と聞き、始めてみることにした。

ネットに疎いくせに「WordPress」(以下ワードプレス)で立ち上げようとしたところ、良いご縁

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