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中国日誌

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中国生活の記録。異国の地で構築されていく記憶の世界。
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2024年1月の記事一覧

【中国日誌】892日目 24.1.30

曖昧さは、自由度を内包する。ゆえに曖昧な話には、聞き手側の自由な想像が、入り込む余地がある。ゆえに、聞き手側は、自分にとって、最適な、想像に、話を引っ張ることができる。一方で、厳密な話は、面白くない。新聞や、法律、取扱説明書は、厳密に書かれている。ゆえに、私好みの方に、話を引っ張ってくる事は、できない。ゆえに、そういったものに対しては、私が、相手に、あわせなければならない。だから、つまらないのであ

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【中国日誌】891日目 24.1.29

ピアノの鍵盤に指の重みを乗せる。今までは浮ゆび立っていた。地に足がついていないような、そんな感覚であった。しかし、鍵盤を押す指の移動にあわせて、手の重心が、適切に、移動した時、指先に重みを感じるのである。親指で鍵盤を押しているのに、重心が小指の方にあれば、親指の力は、鍵盤には上手く伝わらない。ポロロン、ポロロンといった、はっきりとした音にはならず、どこか中途半端で、間のぬけた、繋がりの悪い、音にな

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【中国日誌】890日目 24.1.28

1日を10日に増やす方法は無いものか。なぜなら、習慣とは、日々を積み重ねることによって、その効能が、最大化する。ゆえに、時間がかかるのが難点である。ならば、1日が10日くらいに分割できれば、短時間で、習慣の最大の効果が得られるという訳である。1日を部屋で過ごし、太陽の光とは、関係のない生活リズムであったとしても、特に習慣に影響することはない。よって、習慣における1日は太陽ではなく、睡眠が規定してい

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【中国日誌】889日目 24.1.27

婚活はどこにいったのか。もう、タンスの中の隅に追いやられてしまった感はある。モチベーションは、ない。だけれども、必要性はある。焦りはある。アクションプランはある。実行はない。個人情報流出のリスクはある。それがいいわけである。動かない理由を上手く見つけて、停滞しているのである。私は、実行したくないのである。なぜなら、めんどくさいと感じてしまっているためだ。ただ、これを乗り切らなければならない。だから

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【中国日誌】888日目 24.1.26

私は私の以外の立場で考えるのが、得意な方であると自負している。しかし、なぜだろう。相手が私を食事や遊びなどに誘おうとする、理由が理解できない。私は欠如している。相手を誘うという感情が。私は、これまで、誘うことに対しては、受け身で、生きて来た。相手を誘おうとは、一ミリも、思わない。そんな思考回路が、私の中にはないのである。ゆえに、相手の立場になったとしても、なぜ、私を誘ってくるのかが、分からないので

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【中国日誌】887日目 24.1.25

リスクを冒すためには、自分一人では、とても、心もとない。なぜなら、一人の意志力は、リスクにとても脆く、できているのだから。だから、外部の力を利用する。制約を利用する。普段は、不自由さに、窮屈さを感じる、外部の制約が、リスクを冒すとき、役に立つ。背水の陣。逃げ道をなくすのである。逃げれなくするのである。例えば、事前にお金を支払い申し込む。すると、途中でどんなにめんどくさくなっても、よほどのことがない

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【中国日誌】886日目 24.1.24

何度も繰り返す。まだ足りない。だから、何度も繰り返す。それでも、足りない。迷う。意識が足りないと気づく。どこをどうしたいのか。そうなりたいのか、を明確にしなければならない。中国語を話せるようになりたいなら、話す練習を繰り返さないといけない。聴くだけではだめ、ということである。とうぜん、単語を覚えるだけも、だめである。となると、話し相手を見つけるのが、よいということになる。だから、まずは、話し相手を

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【中国日誌】885日目 24.1.23

なぜ、睡眠不足は、生じるのか。よる眠くならない、そんなときがある。しかし、次の日は、必ず、睡眠不足の、症状が現れる。なら、眠たくなろうよ、と、自分の身体に突っ込みたくなるのだが、それは後の祭り。分かるのに、身体は、分かっていない。もしかすると、睡眠不足にも、身体的な、意味があるのかもしれない。睡眠不足になると、頭が回らなくなり、余裕がなくなるため、イライラし始める。それでいて、自身の魅力も下がる。

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【中国日誌】884日目 24.1.22

白銀の景色。白銀の銀は少し黒みを連想させるので、正直目の前に人がる景色を、表現するには、不適切である。そこには、日の光で輝く雪肌。仄かなオレンジ色。いつもなら単調な色で、平面な景色が、今は、確かに、空間的に広がっているように、見える。雪化粧とは、上手くいったものである。美しい、雪に、感謝を。

朝4時に起き支度と日課。スーツケースをもって7時過ぎに出発。12時に到着。大雪だ。この地域では、めずらし

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【中国日誌】883日目 24.1.21

私は、答えを知っている。しかし、迷ってしまうのである。わざわざ、何故迷うなかと思う。それは、必要なのかと。答えは決まっているのに、迷う、意味は何なのだと。迷いとは、その物語を、淡々と、抑揚なしに進めることがないように、私自らが、構築している、心理的な抵抗なのかもしれない。要するに、迷いとは、人生に面白みを見出す、抑揚の部分なのである。結果ありきの物語に、あえて、抵抗を持たせることで、感情の起伏を生

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【中国日誌】882日目 24.1.20

私は知らない。恐怖とは何か。不安とは何か。私は求めている、それらの理論的な説明を。なぜ、説明したいのか。それは、それらが、近すぎるからである。私という、根源に触れるほどの近さにある、恐怖や不安は、私を、侵食しかねない。私は、それが、怖いのである。だから、距離をおきたいと考えたのである。そもそも、感情とは、自我の根源に、とても近いところにある。だから、それが良くない感情であれば、その影響を、もろにう

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【中国日誌】881日目 24.1.19

日常への帰結に、不安を覚える、今日この頃。去年と同じ生活スタイルに戻っている、そう感じる。リスクを冒していない日常は、長い目でリスクである。何に対して、リスクを冒すか。どうリスクを冒すか。私の許容域を超えない範囲で、冒すリスク量。心と会話しながら、一つ、一つ、リスクを冒さねばならない。マインドセットができていない。種は一つは撒いた。しかし、まだ足りていない。行動が、まだ足りていない。ファッションの

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【中国日誌】880日目 24.1.18

お笑い。そのエンタメを見て、寝ると、翌日の朝の身体には、お笑いの感情が、わずかに、含まれている。気分はいいものである。お笑いの、世界観は、現実とは何か切り離された、現実に対して過剰に受け止め過ぎない、そういった、距離感が、ある。お笑いとは、一種の現実逃避、なのかもしれない。現実とは違った、悩みも、苦しみもない、世界。常に、面白く、楽しい。そんな世界。悩み事、すべてが、笑いに繋がる、伏線となる。ゆえ

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【中国日誌】879日目 24.1.17

お腹が、いてえ。超いてえ、と言う感じではなく、脳から不快な分泌液がでる、痛みという感じである。もっと、お腹が、普通に、普通にならないのだろうかと、悲しくなる。腹痛の原因は、腹痛が先か、脳の不快が先か。ご飯か、ストレスか。うん、結論は、でない。両方か、それとも、両方とも違うのか。あたしの頭は、この不快感でいっぱいである。もう少し、すっきり感を、味わいたいものだ。当たり前の、普通に、感謝を。

朝4時

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